発作式秋田旅〜盛り沢山の山登り〜 24.6/30
この日は我ながらかなり謎かつ壮大な挑戦をやってまいりました。
いきなり日帰りで秋田駒ヶ岳に登りに行くという大愚行。
理由は実にシンプルで、なぜか長年空振り続けているオノエランに
逢えそうなところを探してたら、オモシロそうな山があったんで
オマケもめちゃくちゃ豊富そうだし行っちゃえ!という(笑
非常にバカなので、秋田がどのくらい遠いのかもちゃんと理解せずに、
とりあえず前日のうちに行けるところまで行って、早い時間のバスで
という出たとこ勝負風の計画だったんですが、
予想以上にアチコチ花だらけ、それも初めて出会う花だらけの
めちゃくちゃ濃すぎる時間を過ごすことができたのでした(^-^)♪
<1>秋田駒ケ岳周辺 |
大移動で少々ヘロヘロになりつつ到着した登山口では、
そこここにいきなり大量のハクサンチドリ(左)がお出迎えいただいてビックリ仰天。
花芽のマルバシモツケ(右)なんかも見つかります。
歩き始めるとすぐに、めちゃくちゃ艶やかなウラジロヨウラクが
いくつも出てきてテンション上がったり。ここはなかなか期待できそうやな♪
登山道沿いを見ていくと、マイヅルソウ(左)やらツマトリソウ(右)
ってあたりもいくつも出てきて、その都度カメラ向けるからスピードが上がりません(笑
ハクサンチドリ(左)は本当に無数といいたくなるくらいの数が見れました。
タニウツギ(右)もあったのでついでにちゃんと撮っといたり。
この手もなんか複数種に分かれるって話があるみたいですからねぇ…
ナナカマド(左)もありました。これは普通のナナカマドの方だよね。
ゴゼンタチバナ(右)もまだまだイイ感じに咲いている株がパラパラとご登場。
ちょっと嬉しかったのは、けっこうお久しぶりのアカモノ(左)。
花のアップ(右)も撮りましたが、赤白のコントラストが見事すぎますよね。
かなり色の濃いハクサンチドリ(左)にも逢えました。
ニガナ系の花(右)もありましたが、これは高山系じゃなくて普通のニガナかな?
咲き残りな感じのハクサンシャクナゲ(左)を見つつさらに歩いていくと、
道端に怪しげなブツ(右)を発見。まだ開ききってはない感じだけど…
と思っていると、すぐ近くに大満開状態の花も発見。
コミヤマハンショウヅルですね。こんなきっちり咲いているの見るのはお初やなぁ♪
艶やかで目をひいたのはマルバシモツケ(左)。咲き始めの株のアップ(右)も撮ってみましたが、
この後はそこら中に群生していたので逆にあんま撮らなかったことが後で発覚(笑
ミネカエデ(左)もけっこうあったので、花のアップ(右)も撮っといたり。
そういえば山頂方面にあるというナンゴクミネカエデは見つけ損ねてしまったなぁ…
続けてオガラバナもけっこう満開の群落がありました。このあたりは
いまいち種類がよくわかってないので間違ってたらゴメンナサイですが(^^;
可愛い雰囲気のズダヤクシュ(左)もエエ雰囲気に咲いていました。
モミジカラマツ(右)もポツポツと見つかったりします。
さらに登っていくと、コイワカガミ(左)もパラパラご登場。
マイヅルソウ(右)も引き続きいろんな場所で見かけました。
ツマトリソウが可愛く咲き並んでいた(左)のでこちらもパチリ♪
オオバノヨツバムグラ(右)も花盛りで実によい感じです。
おおっと思ったのは、こちらも鈴なりに咲いていたガクウラジロヨウラク。
恥ずかしながら知らなかったんですが、同じ山域で混生するもんなんですね。
さらにうれしい出会いは続きます。道端に出てきたのは、
葉っぱがわかりやすく丸くて独特な雰囲気のタニギキョウ類。
これ、最近出版された「新種候補植物図鑑速報版」に載ってた、仮称ナツザキタニギキョウ
ってやつですよね。いきなり会えるとは思ってなかったからビックリや♪
少し離れた場所にも数株(左)あったので撮りましたが、意外とこのあとは全く見つからず。
さらに進んでいくと、オオバキスミレ(右)もひょっこり登場します。
こちらも木漏れ日にの差し込むあたりにあったり、草むらに埋もれていたり、
なかなか撮りにくかったんですが、頑張っていろいろ撮ってみたりとか、
イワオトギリ?(左)もいくつか見つかりました。
さらに登っていくと、ここらでもウラジロヨウラク(右)がご登場。
実に可愛らしいつぼみをつけているタニウツギ(左)もありました。
近くの花にはアオハムシダマシの仲間(右)が訪花していたりとか。
マルバシモツケ(左)はこのあたりからそこら中にいくらでも風味に咲き並び始めます。
オガラバナ(右)もわかりやすくニョキニョキと咲き並んでいたりとか。
オオバキスミレ(左)はこのあたりでもいくつか見つかりました。
岩礁地にはヤマタヌキラン?(右)もあったりとか。
ふと見上げると、ベニバナイチゴが咲き並んでいてびっくりという一幕も。
ちょっと盛りは過ぎていたっぽいのが残念でしたが。
そのあたりには大量のノウゴウイチゴも咲き並んでいたり。
ホンマにいろいろ濃い場所やなぁ、休む暇がないくらいに出会いが続くぞ♪
その後も、あちこちに大満開状態のマルバシモツケ(左)を見つつ進んでいくと、
ミヤマダイコンソウ(右)もパラパラと登場し始めるようになりました。