ひょこっと北九州②~迷走的BD~ 23.10/1

この日はかなり迷走的な展開となりました。
前日見つけたサプライズもどきが気になって再訪してみると
いくつか面白い成果はあったけど
やっぱりぬか喜びっぽいことも判明したり(^^;
それではと周辺に探索範囲を広げてみるもイイ場所が見つからず
それではと場所を大きく変えて花方面の挑戦とすると
天気がイマイチになってしまったものの
久しぶりで嬉しい花にいくつも会えて嬉しくなって見たり。
んで、探索中に知人からのメッセージが届いて、
そういえばBDだったことに気付いてビックリしたあげく、
嬉しくなって早めの撤退としてラーメン食って帰路に着く、
そんな不思議な迷走の仕方をした1日となったのでした(^^)♪

<1>福岡県各所

  
ということで、少々二日酔い気味で昨日の同じ場所を
歩きはじめると、アジアイトトンボが何匹もご登場。

  
んで、さっそくオナガアカネっぽい個体(左)も登場したんですが、
少し離れたあたりでマイコアカネ(右)を見て、いろいろ混乱しまくることに…

  
いろいろみていくと、あからさまにマイコだけと顔の水色が一部にしかない個体も
いくつか出てきてわけわかんなくなってきたり。どこまでがマイコ?

  
顔が完全に真っ白な個体(左)は、顔のアップ(右)を撮ってみても
まったく青みがないんですが、それ以外の特徴はマイコっぽいんですよね…
んであとでじっくり検討すると、やっぱり顔の白いマイコらしいと判明。
老熟すると顔が白くなるとか?それともなんか面白い雑種?

  
悩みながら歩き回ると、真っ赤なコノシメトンボ(左)もご登場。
ミズキンバイ(右)は一時期よりかなり減った感じでしたが、まだ可愛く咲いていました。

  
マイコアカネは♀(左)も少数ながら見つかりました。
タテハモドキ(右)はいい感じの場所にも登場しましたが若干前被りで残念。

  
ひょっこりとタイワンウチワヤンマ(左)も見つかりました。
マイコアカネはめちゃくちゃ顔が青くてわかりやすい個体(右)も発見。

  
池の奥のかなり深いあたりにタイリクアカネ(左)がいたりしました。
残念ながら脚はきっちり黒かったけど、こんだけ少ないってことはまだ散ってるん?
ベニトンボ(右)も昨日よりはかなり近い距離に登場されます。

  
タテハモドキ(左)はようやくドアップで撮れる距離にもご登場。
秋型の個体もいたんですがこちらは結局ワンショットも撮らせてくれずで…
えらいことイイ雰囲気に咲いているアキノノゲシの大株(右)なんかもありました。

  
せっかくなので周辺の池がありそうなところを回ってみることにすると、
ショウジョウトンボ(左)やらアオイトトンボ(右)やらが登場。

  
池の中には色づいたオイカワ(左)が泳いでいました。タイワンウチワヤンマ(右)も
飛び交ってたりもしましたが、アカネ類は皆無で、めちゃくちゃ人が多くなってきたので
トンボ方面の挑戦は終幕としてドカンと移動をしてみることに。

  
んで、移動してきた場所では、大柄なヒヨドリバナ(左)なんかに混じって
ひっそりとキセワタ(右)なんかも咲いているのを発見。

  
ヤナギアザミ(左)は相変らず満開でしたがひょろ長くて撮りにくい…
ナンバンギセル(右)はけっこうあちこちに見つかります。

  
ヤマジノギク(左も咲き始めの株がパラパラとありました。)
ヒキオコシ(右)はかなり満開状態でしたが、あんまりわかりやすくは撮れず:…

  
ノダケ(左)もあったり、ミシマサイコ(右)が可愛らしく咲いていたリ
素敵な出会いは結構あるんですが、あんま期待していたようなサプライズは到来せず。

  
曇ってるからか、花上でフリーズしているオオハラナガツチバチ(左)も発見。
なんか妙にカラフルな感じのツチイナゴ幼虫(右)も見つかったりします。

  
探索範囲を広げると、ヒメシオン(左)にも遭遇。やっぱ会えると嬉しくなるね。
結構大柄なマントカラカサタケ(右)なんかも見つかります。

  
お約束のエリアでは、ヒメヒゴタイも発見。ここのは植えられたものらしくて
早いうちから咲いてるみたいですが、やっぱ見ごたえがあって悪くはないですよね。

  
さらに少し場所を変えると、ヒメシオン(左)が次々と見つかって、
結構な群落(右)まで発見。風が強くて撮りにくかったけれど…

  
実にいい感じに咲き始めているヤマジノギク(左)なんか見ていると、
ひょこっとヒナノキンチャク(右)にも遭遇。おお、このエリアではようやくの出逢いだ♪

  
ごく狭い一角だけでしたが、まずまずいい感じに咲いている株がいくつも見つかって
大満足したあたりで下界に下りて、ついでに美味なラーメンを食って
不思議な2日間の〆括りとしたのでした(^^)♪

というわけで、不思議な感じの展開の1日となりました。
前日に引き続き、“オナガアカネもどき”に振り回された感じですね。
最初全く疑ってなかったんですが、途中から
中途半端な個体が出てきてわけわかんなくなってきて
「それはそれとしてマンシュウ探そう」とか迷走しまくりましたから。
ちなみに「マイコアカネの老熟個体は顔の色が抜けて真っ白になる」という
仮説が一番整合性があるんですが、他の場所でそんなの見たこと
全くないのが、なんとも気になるところ。
知見をお持ちの方、いらっしゃたらぜひぜひご教授くださいませ!!
その後のお約束の草地巡りは、この時期だったらとりあえず行っとかなきゃ
程度の流れだったんですが、この場所では逢えないままに
なっていたヒナノキンチャクにきっちり逢えて
ラーメンもうまかったから、まずまず大団円ですよね。よかったってことで(^^)♪


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