ようやくな出逢いたち〜神様のプレゼント〜 22.10/1

<2>神奈川県某所 続き  

  
さて、場所を戻して最初のあたりのエリアを歩くと、
再びいい場所にクロヤツシロランがご登場。すっごく新鮮な感じやん。

  
他にもエエ雰囲気の株(左)が見つかったので大満足して、
タコノアシの実(右)なんぞ見た後で、所用があるというO氏と別れて
ちょっと別方面の挑戦に向かってみることに。

<3>東京都各所  

  
しかし、気合を入れてきた場所では、キバナノアキギリ(左)やら
タイアザミ(右)やらに会えたりはしたものの、保護エリアが多過ぎて
期待できそうな環境の場所は歩けないことが発覚。ちょっとこれは手厳しいなぁ…

  
しょうがないので日没間近で少し離れた場所に移動してみると、
ブロックの隙間をニョーッとアオダイショウ幼蛇が登っていて大爆笑。
ちょうどすっぽりなサイズではありますが、こんな空間の使い方は面白いなぁ。

  
この場所ではかなりお久しぶりのハチオウジアザミも
咲き残りの株に会えてうれしくなったり。そういや花はめっちゃ久々やん。

  
サクラオグルマもまだ咲いていました。意外に花期が長いのね。
いつか自生株にもお会いしてみたいもんでございます。

  
レモンエゴマ(左)もありました。お名前あってるかな?
意外なあたりでシモバシラ(右)なんかも面白い感じに花をつけていました。

  
花が思いっきり下向きのタカアザミ?(左)もありました。
あたりにはノハラアザミ(右)も咲いていたりなかなか豪華です。

  
大満開のタイアザミ(左)もありました。こちらもかなりイキオイある感じの
大柄なノハラアザミ(右)もあったり面白い出会いが続きます。

  
結構いい感じに咲いているサラシナショウマ(左)もありました。
えらくがっしりしたメナモミ(右)もありましたが、もう林の中は薄暗くて撮りにくい…

  
オオニガナはまだまだ固い花芽でした。そういえばきちんと咲いている状態は
かなり長い間見てないナァ、また見たいもんで。

  
さらに実にいい雰囲気に咲き誇っているツルニンジンもありましたが
ここらでさすがに真っ暗になってきたのでGIVE UPということに(^^;

<4>千葉県某所  

  
んで、一休みした後でやってきたのは、これまためちゃくちゃ久々の干潟。
歩きはじめるとゴキブリ系幼虫(左)に続いて、シブイロカヤキリモドキ(右)もご登場。
んで、この場所での狙いは何年空振りしているかわからないくらい
ずっと縁のない某直翅類。とあるトラップが有効だという話を小耳にはさんだので
再挑戦だったんですが、めちゃくちゃ仕掛けにくくて期待薄やなァ…

  
とりあえずは仕込んだのであたりをウロウロすると、コバネササキリ(左)を発見。
ツヅレサセコオロギ(右)も次々とご登場されます。


とりあえずまだ時間に余裕もあったので、のんびりとあたりを見ていると
ふいに、ごちゃごちゃした草の間に小さな影が。わかりやすく小さいし、黒っぽい色合い…
え!これってまさか!まさかそうなんか(@"@)!!

  
すぐに潜るのでメチャクチャ四苦八苦しながらだけど数枚だけGET。
間違いない、探し求め続けたチビスズですね。
本当に10年越しくらいの出逢いにマジで震えるくらい感動しちゃいましたよ(T_T)〜

  
ヤツは割とすぐに潜り込んでしまったので、周辺を徹底的に探し続けると
シブイロカヤキリモドキ(左)やらマツムシ(右)やらがご登場。

  
しつこくひたすらウロウロしていると、ふいにチビスズ(左)がもう1度登場するも
あっという間に深く潜り込んでしまってこれ以上の撮影チャンスなし。
かわりにクサヒバリ(右)が出てきたりはしたんですけどね。

  
粘っていると、ひょっこりとキイロホソゴミムシが何度かご登場されたりもしました。
こいつも簡単に見れるイメージはなかったんだけど、意外に逢えちゃうもんなんですね。

  
その後もクサヒバリ(左)を見たりしつつひたすら粘ると、
もう1度チビスズ(右)が登場するも、ひたすらゴッチャごちゃの中で…
しかし4時間以上粘って3回遭遇ってのは、やっぱ数は多くないんですね。
それでも今までの空振り度合から考えると多いんだけど、要は今までは
ここまで粘る必要があることを理解していなかったのが会えなかった理由っぽいかな(笑

  
さらにアシの葉上でのんびりしていらっしゃるキイロホソゴミムシを見れたりしましたが
そこらで、懐中電灯の充電が切れたので、一旦引き上げて仮眠取ることにしたのでした(笑

というわけで、なかなかに濃密な1日となったのでした。
まずはようやく再会できたクロヤツシロランがなによりも嬉しかったですね。
ウン十年前に観察会の時に見たけど、他の人に遠慮してたら
ピンぼけ1枚しか撮れないままで、そのままなぜか延々と会えないまま
ものすごい回数空振ってきてたので、本当にようやくの出逢い過ぎ。
全然珍種でもなくて、なんなら地元にもあるハズなのに縁がなさ過ぎですよね…
オマケもいろいろ面白かったものの、後半の挑戦は
ちょっとばかり中途半端で不完全燃焼になったりはしたんですが、
最期の夜探索はサプライズまみれでめっちゃステキすぎる展開でしたね。
トラップとか策をいろいろ弄してみたのに、なんかうまくいかなくて、
そのくせにひょっこり見れちゃったの超展開ですよね。
こちらもマジで10回くらいは空振りしてて、本当にこの場所にいるのか、って
疑問視し始めてたくらいなので、本当に嬉しすぎるサプライズ。
ひょっこり登場してるキイロホソゴミムシも、実は結構スゴイ話だと思いますし〜
実はこの日は誕生日だったんで、神様のご褒美という認識でよろしゅうございますかね(^^)♪


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