ちょこっと地元賛歌~ビックリ級の盛沢山~ 22.7/30

この日はささやかな挑戦とさせていただきました。
理由はシンプルで、前週末の無謀旅でなんだか妙に疲れ切ったもんで
今回はちょっとのんびり目にしておこうという分かりやすい作戦。
しかもこの日は昼過ぎから所用があったので、そこまでの短時間挑戦として
とりあえず何も考えずに『本家グンバイトンボも久々に見たい』
というだけのわかりやすいテーマをひっさげてちょこっと地元を歩いてみるかな、
だったんですが、歩いてみるといくつものサプライズが到来し
かなり目を白黒させる展開続きのなかなか濃密すぎる展開に…
さすが我が地元、底力がスゲェや、と感嘆する1日となったのでした(^^)♪

<1>播磨地方各所

  
さて、とりあえずのんびり歩きまわり始めると、ひょっこりとオニイグチ(左)やら
アシナガイグチ?(右)やらがご登場されたりします。
#左はキクバナイグチ、右ももしかしたらキクバナイグチかも?とのことでした

  
えらくごちゃっと花をつけたオニドコロ(左)もありました。
林縁をうろうろすると、サトキマダラヒカゲ(右)がやたらめったら飛び出ます。

  
と思うと、その中にキマダラヒカゲもいたので少々ビックリ。
敏感でこんなくらいしか撮れなかったんですが、こいつは地元では薄く広く
いるみたいで、1回ずつだけど家の前でも職場でも見たことあるんですよ…

  
さらに歩いていくと、ちょっと高い位置でしたがミルンヤンマ(左)もご登場。
さて、川沿いを歩き始めると、すぐにグンバイトンボ(右)も見つかります。

  
顔周辺のドアップ(左)もきっちり撮っておきました。チョウセングンバイとの違いが判る?
あたりにはつづけて♀(右)もご登場されたりとか。

  
気になったのはこちら。一瞬ニガクサと思ったけど、あからさまにごつすぎて違う。
この雰囲気は多分帰化植物なんですよね。イヌハッカ?ちょっと違うような…

  
ウキアゼナ(左)もすこしだけあったので、せっかくなので
花のドアップ(右)も撮ってみたり。そういや意外に逢うチャンスない花ですよね。

  
流水中にはクロモ?(左)もありました。これもコカナダもなのかな?
あたりにはちょっと中途半端な感じに咲き始めのメハジキ(右)もあります。

  
さらにうろうろしていると、あからさまに在来ではない感じの
ミント系の花が続々と。この手はかなり野生化してますよねぇ、良くないナァ…

  
探索範囲を広げると、ミヤマアカネ(左)が出てきたり、
アジアイトトンボ(右)がいたりしましたが、期待していたサナエ類はなぜか皆無。

  
さて、その後もうろうろすると、グンバイトンボは何匹も登場されましたが
昔ほどゴチャッとはいない感じ。暑かったからなのか、ちょっと環境が変わったのか…

  
場所を変えようとしていると、この日一番のサプライズが!!!
ヘロヘロと飛んでいたのは…なんとウラミスジシジミじゃないですか(@"@)!!!
慌てて追いかけたら、すぐに高くあがって逃げられちゃったけど…
そういや昔の調査で町内で記録されているのは知っていましたが、このエリアにもいるなんて
やっぱ我が地元は底力がすごすぎる。ほんまビビりましたよ…

  
さて、少し場所を変えてみると、ここでもイヌハッカ?(左)は大量にご登場。
ふらりとゴイシシジミ(右)なんかも登場なさったりします。

  
早くも色づいたマユタテアカネ(左)を見ていると、大満開のクマヤナギ(右)を発見。
でもこの場所ではかつてはそこそこ多かったキマダラモドキは全然見つからず。

  
諦めて引き揚げようとすると、足元になんか変なヤツ(左)を発見。
捕まえようとすると跳んでクモの巣にひっかかった(右)んですが、艶やかな下翅は…
うわ、これシタベニハゴロモやないですか(@”@)!!

  
慌ててあたりを見ていくと、数匹でしたが、シタベニハゴロモを発見。
そういえばこのあたりのエリアで見つかったって話があったんだよね、
でもまさかここでひょっこりと会えちゃうなんて(^^;

  
興奮冷めやらぬまま、ちょっと離れた池に足を延ばしてみると。
トリゲモが次々とご登場。こりゃまた面白い感じやんけ。

  
んで、ヒシモドキ(左)も以前よりもたくさん葉があるなと思っていたら
いきなり開花株(右)があってこれまたビックら仰天。正直見れるとは思ってなかったわ…


  
というわけで、長靴浸水ギリギリまで頑張って、望遠接写で花のドアップを撮影。
なんやかんやと長らく開花株を撮れてなかったので、これはめちゃくちゃ嬉しいぞ♪♪

  
あたりにはベニバナセンブリ(左)もけっこうたくさんありました。
さらに歩いていくと、オニバス(右)までご登場されてさらにビックリ…

  
まだ小さな葉(左)から、水中から浮かび上がってきた巨大な葉(右)まで
バリエーションは豊富でしたが、残念ながら花は見つからず。
でもそれまでにサプライズ三昧だったから全然残念感がないよね、と思いつつ
この日は早々の終幕として、所用方面に急ぐことにしたのでした(笑

というわけで、短時間挑戦ながらめちゃくちゃ濃密な時間でした。
とりあえずグンバイトンボ見て比較できたらいいなぁ、って以上のことは
全く考えずに、トライしたんですが、サプライズ多過ぎ。
初手のキマダラモドキはびっくりとはいっても、地元ならまぁまぁって感じだったけど
ウラミスジシジミは一瞬頭が追いつかないくらいビックら仰天しました。
本文中に書いたように、地元の調査で記録があることは知っていたんだけど
こんな場所で会えるなんて+こんな時期に会えるなんてのダブルサプライズで(笑
その後のシタベニハゴロモは、河川敷で本気で絶叫しましたよ!
あとで聞いたところによると、今はちょっと離れたエリアでは街路樹に鈴なりなるくらい
増えてる場所もあるんだそうで、めちゃくちゃ意外(@"@)~
10年くらい前にわざわざ石川県まで見に行ったのになぁ。
最後のヒシモドキもようやく地元で花を見れて本当に嬉しい限りでしたし
ということで我が地元はやっぱりあまりにも底力がすごすぎますね。
やはり動けるうちは遠征中心にやっていく予定ではありますが、
ちょこちょここうやってサプライズ探しながら挑戦してきたいなぁと思っとります(^^)♪


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