謎過ぎた展開から〜深夜までのトライアル〜 21.9/19

<2>兵庫県各所 続き  

  
さて、その後もじっくりと草地を歩いていくと、悩ましいコオロギ類が
次々とご登場されますが、ここで予想通りの問題が。”識別がやっぱ難しい”。
ツヅレサレとクチナガ、あごの極端な奴以外はどこで見分けるんだ(^^:)??
予想としては、左がクチナガ、右がツヅレサセかなぁと思いつつ…

  
地面の上に小さなゾウムシ類(左)が鎮座していたりもしました。
足元にえらいこと巨大なヤマナメクジ(右に)がいてビビらされたりとかも。

  
石垣の上にもゴキブリ類(左)がいましたが、これはヤマトゴキブリ?クロゴキブリ?
その後もひたすら怪しげなエリアを歩きますが、ツヅレサセコオロギらしき♀(右)が出るばかり。

  
ヤマナメクジ(左)はほかの場所でも長大な個体が見つかりました。
外灯にはニホンヤモリ(右)も何匹もご登場。

  
トイレの中には、ハラオカメコオロギ(左)も鎮座されていました。
声的にツヅレサセコオロギかなって個体(右)も見つかります。

  
ヒメクダマキモドキ(左)もいましたが、足がえらいこと湾曲している個体でびっくり。
なぜか地面で頑張っているカネタタキ(右)なんかも見つかります。

  
その後もかなりじっくり歩き回りましたが、地面にポンといるやつはほとんど♀。
♀の識別点はさらによくわからんないので最初から諦めてるんですけど…

  
かなり粘ってようやく♂(左)がご登場。でもこれはツヅレサレかな?
と思っていると、なんか色合いが違って少し怪しげな個体(右)もご登場。

  
いろんな角度から頑張って撮ってみますが、一応クチナガ??
ということで、悩むのに疲れたので、ここで思い切って大移動してみることに…

<3>徳島県某所  

  
さて、かなり大移動してきたるはとある河川。狙いは河川敷内の竹林あたりかな、
とおもいながらとりあえず堤防を上がっていくと、さっそくコオロギ類(左)がご登場。
これはハラオカメコオロギになるのかしら?
んで、そのすぐ近くで、わかりやすく大柄なオカメコオロギ類(右)も登場したじゃないですか!

  
その個体は割とおとなしくしてくれたのでしばらく追っかけてじっくり撮影。
いまいち確信が持てませんが、狙いの大珍品、オオオカメコオロギっぽい雰囲気です。
まわりではあちこちでオオオカメの声もしていましたし。 

  
さらに別角度(左)。顔がでかいのでえらいアンバランスに見えますね、
近くには地味系のシャクガ類(右)なんかも隠れていました。

  
さらに堤防沿いに歩いていくと、かわいらしいマイマイ類(左)に続いて、
エエ雰囲気で鳴きまくっているマツムシ(右)も発見。

  
そこでふと外灯下を見た時です。巨大な物体が鎮座していました。
うわ、ぜったいにこれは大正解だ。識別点とかいう前にサイズ感が桁外れに違う。
というわけで、悩む必要のないオオオカメコオロギとの遭遇です。

  
正面顔(左)もばっちり撮影。最初の個体も小柄なオオオカメであってたっぽいのかな。
あたりを探していくと、マツムシ(右)はけっこうパラパラとご登場。

  
ヒシバッタ類(左)もいました。普通にハラヒシでいいのかなぁ…
うろうろしていると、オオオカメコオロギ(右)は同じような場所に再びご登場。

  
声を頼りに草むらの中をうろうろすると、案外あちこちにオオオカメコオロギが
いることに気づきます。河川敷自体よりもこちらのほうが多いのかもって雰囲気ですね。

  
なかなかこんな機会はないので、いろんな場所と角度でじっくり撮影。
全国数箇所の大珍品ですから、次いつ会えるかわかんないですもんね。

  
なんか面白げな甲虫類(左)もいました。一応コガネムシ系?
マツムシ(右)も追加で見れました。声はやたらめったらしてたんですけどね。

  
さらにうれしいことに、これまたものすごくお久しぶりのクマコオロギまで
ご登場されたので、影が薄くなるんじゃないかってくらい大量に撮影しまくって
濃密すぎる1日の締めくくりとしたのでした。AM3時近かったですし(笑

というわけで、なかなかに迷走的なストーリーの1日となりました。
本来はお昼の数時間以外は全然動けないハズだったのが、結構動けたのは
嬉しいような、全然嬉しくないような、すっごい複雑な気分(^^;
翌日もほとんど動けなかったとしても、スムーズに終わってくれた方が
後々の計画がやりやすかったというのが正直なとこですから…
それでも隙間時間で動き回ったおかげで、この時期お約束のミズトラノオやら、
お久しぶりのシルビアシジミやらトガリアメンボやら見れたわけですし
そのままのテンションでド深夜まで走り回ってのコオロギ系トライアルの方は
やっぱりコオロギは難しいなぁということを痛感はしたものの、
憧れのオオオカメコオロギやら、ようやくの出逢いとなるクチナガコオロギやら
キッチリ見ることができてめちゃくちゃテンション上がりまくりましたし
やっぱりなんやかんやいっても走り回ることは重要やなぁとつくづく痛感した次第。
さて、この翌日はこれまた完全想定外のオフ、どんな展開になるかは乞うご期待で(笑


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