ささやかなミラクル〜まさかの大発見〜 21.2/20

<2>京都府某所 続き 

  
さて、川辺で休憩しているコガモ♀(左)をかたっぱしから見ていくと、
ようやくその中にアメリカコガモ♀(右)を再発見。こうやってみると区別難しいなぁ…

  
彼女はそのまますっと泳いで(左)少し離れた場所に移動して、
そこで再びのんびりと羽繕い(右)を開始してくれたり。

  
光線具合がややこしい場所ではありましたが、あらためて
大雨覆の淡色帯をじっくりと確認できたりとか。風切の黒条よりこっちの方がわかりやすいね。

  
ちょいと前傾したポーズ(左)だと、淡色帯の先端は白くなっているのがわかりますね。
などと思っていると、彼女はひょこっと石の上(右)に移動してしばしのんびり。

  
んで、その後はしばらくせっせとお食事(左)されてましたが、ふいに何かに驚いて
飛び立ってしまってそのままLOST。群れに混じられるとわけわからんからナァ…
仕方ねぇもう一度探すか、と思ってると、ヨシガモ(右)がバカにしたような表情をしてくれたり(笑

  
なんか喧嘩しているヨシガモ(左)も見れました。何の争いじゃ?
あたりではオカヨシガモ(右)が我関さずとのんびりお食事されていたりも。

  
その後もあらためて探しまわると、しばらくしてからようやくアメリカコガモ♀を再発見。
この時もすぐに羽繕いをはじめました。羽繕い頻度が高い種類なのか?

  
んで、この時もいろんなポーズを見せてくれたんですが、再び飛び立って
他のコガモに混じってしまったあたりでもう一度探す元気がなくなったので撤退することに。

<3>兵庫県某所 

  
さて、お次にドカンと移動してやってきた場所は、はっきりしたポイントが
よくわからないまま歩き始めたんですが、すぐに至近距離に狙いのタカサゴモズが
登場してくれて逆にビックリ。えらいサービスいいですなぁ♪

  
彼はついと飛んだと思ったら、ちょっと距離がありましたが
水浴びまで披露してくれてビックリ。そのままどっか飛んでっちゃったけど。

  
替わりにモズ(左)がオイラも撮れとばかりに出てきたのが面白かったり。
あとはイソヒヨドリ(右)なんかも近くをウロチョロしてくれました。

  
しばらく待っていると、タカサゴモズ君はひょっこりといい感じの場所にご登場。
最近出がよくなっているとは聞いたけど、ホンマだったんやなぁ。

 
ちょっと離れたあたりに止まった時(左)には風にあおられて面白いポーズも。
どこかの掲示板に貼れそうな正面顔(右)なんかも見れました。

  
なぜか近くでポーズ取っているツグミ(左)なんかを見ていると、
ひょっこりと目の前にタカサゴモズ(右)が降りてきてくれてビックリ。

  
ヤツはそのまま地面をちょこまかしながら何かをせっせと食べてました。
よく見えなかったんだけど、こんな時期に地面で何が採れるんだろう。

  
その後彼はしばらくどっかに消えたんですが、しばらくすると
ふたたび近くの枝上に出てきてポーズを取ってくれたりしました。

  
その後は正面向いて(左)、そのままなんか賑やかに
ぐぜって(右)くれるとまでやってくれて面白い雰囲気。今日はサービスいいねぇ♪

  
後ろ向きでしたが伸び(左)も御披露いただいた後で、満足かねと言わんばかりに
振り返って(右)くれて、そのまま薮の中へ。ええ満足ですとも。ありがとうございました♪

  
引き上げようとすると、道端に可愛いカラスノエンドウ(左)やら
シロバナマンテマ(右)やらがあるのに気付きます。いろいろ賑やかになっていくなぁ。

  
その後は久しぶりのフユシャク探索としゃれこむと、いきなり期待していた
チャオビフユエダシャク(左)が登場するも全く帯がない個体で…
あたりにはホソウスバフユシャク(右)もちょこちょこ飛んでいたりしました。

  
その後もあちこち結構広めに探してみると、チャオビフユエダシャクらしき
ものはけっこう見つかるんですが、どれもこれも薄帯。なんでやねん。

  
しつこく粘ってもう2個体ほど見つけましたが、やっぱり帯が目立たない個体ばかりで
このあたりの個体は全部こうなのかな、と泣く泣く諦めたのでした(-_-;

というわけで、いろいろと面白い成果続きの1日となりました。
タカサゴモズとチャオビフユエダシャクもなかなか楽しかったのですが
まぁなんといってもアメリカコガモ♀ですよね。
自力でコイツを見つけれる日が来るなんて、全く想像できなかったですから、
本当にアメコだと確認した時は本当に鳥肌立ちましたねぇ…
ちなみに、風切羽の黒条が決定的な識別点だというのが大ニュースになりましたが、
現物を見てみると、大雨覆の淡色帯のオレンジの方がわかりやすい気が。
まぁ、これは見れるタイミングとそうでないタイミングがありますが
風切羽の黒条も見えないことも多々ありますし。
あと、顔つきはちょいとだけ雰囲気が変わってる気もしましたが、頬線が目立つ
という特徴についてはさっぱりわかりませんでした。
ちなみに、これは後日談なんですが、意気揚々と知人に伝えたところ、
この地域のカモマニアな方々は、昨年の飛来直後からアメコ♀が来たぞと
大騒ぎをしていたんだそうで、実はワタシが初認じゃなかった
どころか一部では有名な話だったというお恥ずかしいオチもあったのですが(^_^;
まぁ今後もなんかドッカンと大発見できるように頑張って走りますぞ☆


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