ドシャ降りの鳥見旅A〜湖畔の涙〜  21.1/23

この週末も、いくつか面白い鳥情報を拾っていたので
のんびりじっくりと探索しまくるぞ、ということで気合を入れていたんですが
生憎のわかりやすくどうにもならない大雨が御来襲…
まぁそれでも予報的には雨の弱まるタイミングもあるみたいだし、ということで
当初の計画通りに久しぶりのエリアを歩き回りましたが
なんとか大本命には首尾よく逢えはしたものの
ひたすら大雨が止まらないもんで探索も撮影も大難儀(^^;
それでも悔しいので何箇所か回りながら頑張ったんですが
探しにくすぎる状況はさっぱり改善されないままで全力でヘバッたので
最期はパワー充填とオバカなトライアルをしたら大逆効果という大オチ付きでした(笑

<1>滋賀県各所

  
というわけで、ここに来たらまずはコイツに逢わなきゃね、と
大鷲のポイントを来訪すると、割といい場所にいてくれたけど、雨が強くて四苦八苦…

  
ちょいと面白かったのは、トビのなる樹(左)があったこと。
これが全部カラスじゃなくてトビってのがなかなかすごくないですか?
あたりの水路にはミクリ類(右)もごちゃっと群生していたりしました。

  
さて、湖畔のコハクチョウの群れ(左)なんぞ見ながら歩いていくと
割とすぐにく怪しい物体(右)が。おっしゃ、噂のシジュウカラガンの群れじゃないですか!

  
少し距離はありましたが、いそいそとデジスコを向けて撮影開始するも、
めちゃ薄暗いので、少しでも動いているものは即座に幽霊状態…

  
と思ってたら、数ショット撮ったところで、前触れもなく群れが一気に飛び立ってビックリ(@_@)
そしてそのままかなり遠くに消えてしまったんです。ちょっとそりゃないぜベイベ。

  
しょうがないので湖畔のオオヒシクイ(左)やらコハクチョウ(右)やらを撮ってから
水田地帯をあてずっぽでウロウロと探し回ることに。

  
しばらく探し回っていると、オオヒシクイの群れ(左)を見つけましたが
これもすぐに飛んでしまって(右)そのままLOST。今日はどうも間が悪いなぁ…

  
面白かったのは、アチコチの水路でオオバンの群れに遭遇したんですが、
一気に逃げ出す姿が面白い雰囲気に撮れたこと。大慌て感がよく出てますよね。

  
んで、散々探し回って諦めかけた頃になって、ようやくシジュウカラガンの群れを発見。
単独の群れで水田地帯の中に降りていると、色合いが土と完全に同化しちゃっていて
すっごく見つけにくいんだなぁというのは意外な発見でした。

  
デジスコ向けてしばらく粘りますが、まぁクソ暗いのでブレッブレ。
少しでも動くと幽霊ショットになる状態なのにみんなせっせと採餌するから大変で…

  
しばらく粘ってなんとか可愛らしいところも撮れはしましたが、雨脚も強まって
白っぽくぼやけた感じのショットしか撮れないカンジ。むむむ、こりゃどうにもならぬぞ。

  
さらに、そうこうするうちに、かれらは次々と睡眠モードに入ってしまってどうにもこうにも。

  
それでは、ということで漁港あたりをウロウロしてみると、
漁船上にカルガモの群れ(左)がいて、ひょうきんなポーズ(右)もご披露。

  
のんびりしているトビ(左)や、沖合のミコアイサ(右)なんかも楽しくはありましたが
このあたりにも出没しているというハギマシコは見つからず。まぁ結構降ってたし…

  
その後はふたたびウロウロして、コハクチョウ(左)やらノスリ(右)やらを
撮った後で、再び先ほどの場所に戻ってみたのですが
シジュウカラガンの群れはいつの間にやらどこかに消えてしまっていてガックリ(T_T)

  
その代わりにといっとはなんですが、コハクチョウの大きな群れ(左)には遭遇。
雨の中でもにぎやかに騒いでいる個体(右)もいらっしゃいました。

  
せっかくなので手近な個体をじっくりと撮影して憂さ晴らし。
普通のコハクチョウ(左)のなかに、微妙に黒っぽい個体((右)もいましたが
これは幼鳥からの換羽中の個体になるのかしら?

  
さらに範囲を広げて探し回りますが、ムクドリの群れが出てきたくらいで、
シジュウカラガンは全く見つからず。こりゃ手厳しいですね。

  
それでは、ということで別の池にも行ってみましたが、ここに来た時には豪雨状態。
マガモの大群(左)の中に、ヒシクイ(右)が泳いでいたりしましたが
じっくり探す気にならないくらいのすごい状況ですごすごとGIVE UP(+_+)…

  
お次に一気に南下して湖内のカモ類を探してみますが、ホシハジロの群れ(左)は
けっこういるものの、期待していた某カモはさっぱり見つからず。
面白かったのは湖上にならんでいた黒い球体(右)。
しばらく悩みましたが、これって寝てるオオバンなんですね(笑

  
ちょっと面白かったのは、少し高い枝上にとまっていたキジ♀(左)。
こんな場所にキジがいるとは思わなかったのでしばらく悩んでいました。
あとはひょっこりと近くでポーズ取ってくれるツグミ(右)にも遭遇。

  
湖岸をうろうろすると、ユリカモメ(左)が闊歩していたり、
ムクドリの群れ(右)に遭遇したりしますが、面白げな出逢いは全く到来せず。

  
あとはイソシギ(左)を見たり、ヒドリガモの群れ(右)を見たりしましたが、
結局あんまり成果のないまま再び雨脚が強まってきたので改めて完全GIVE UP(*_*)


あまりにもくたびれたので、この日は珍しく車中泊ではなく宿をとった上で
「ペヤング 超超超超超超大盛やきそばペタマックス」という、
普通のペヤングソースやきそばの約7.3倍の4184kcal、1.7kgというバケモンを食ってみるという
大馬鹿トライアルをカマして寂しい1日の憂さ晴らしとしたのでした(笑
(結局半分も食べれずに撃沈し、残りは翌日1日かけてチマチマと食べたのでした)

というわけで、なかなかツライ展開の1にちでした。
まぁなんといっても雨に尽きますな。どうしようもない氷雨っぷり。
本来はいろいろともうちょっと出会える予定だったんですが
探しにくいことこの上ないって感じでしたし(^^;
それでもとりあえずの本命だったシジュウカラガンには無事逢えたから
それだけでも遠征した甲斐はあったかな。あんまきちんと撮れなかったけど。
シジュウカラガンは以前はものすごく数が減っててなかなか見れない種類だったのが
保護活動がうまくいって急速に数が増えているというのは
一昨年の東北旅で大きな群れを見た時に驚きとともに実感してはいましたが
近畿圏で12羽もの群れが飛来するとは本当にビックリですよね。
これからももっと増えていろんな場所で見れるようになってほしいものです。
あ、あと余談ですが、憂さ晴らしでトライした「ペヤングペタマックス」は
一人で食べると摂取カロリーが、とかいう以前に、「大量に食べるには飽きがすぐ来る味」で
なおかつ強烈に胃もたれするのが難点過ぎましたので、絶対にお勧めしません(笑
まぁ、おバカなトライアルの憂さ晴らしもたまにゃ悪くないよねってことで(^^;


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