怒涛の四連休B〜まさかな濃度〜 20.7/25
この日は、壮大な旅の四連休、第3日目。
そしてこの日は、私史上おそらくサイコーに近い濃度でした。
本来はこの日はあんまりきっちりしたプランも作れてなかったんですが、
ひょんなことで小耳にはさんだ面白そうなウワサに
こりゃいろいろと面白そうやん、とヒョコヒョコと足を延ばしてみたら
そこでまさかのサプライズが連続技でビックリ仰天。
その後も何箇所かうろうろしてみると、
これでもかというくらいに迷走したりという時間もあったけど
蓋を開けてみるとそのおかげでものすごく面白い出逢いと成果が
ぶらさがってきて、感激しまくるという展開。
なんつうか、見直すと胸焼けしそうな密度で我ながら笑えるレベルです(^^)
<1>宮崎県各所 |
さて、チョイと面白い情報のあるエリアを早朝から歩いてみると、
いきなりオオバヨウラクラン(左)があってビックラ仰天。
さらに歩いていくと、コケに埋もれるようにヒナノシャクジョウ(右)も見つかります。
んで、そのあたりをじっくりと探してみると怪しい物体が。
なんとそれは憧れのヤクシマランじゃないですか!
嬉しかったけど、すっかり花が終わりきってるのがなんとも残念至極…
せっかくなので花跡のアップ(左)も撮影。咲いてたら綺麗だったろうなぁ。
あたりには幼株(右)もあったので、今後さらに他の〆そうな場所ですね。
さて、さらに周辺を探していくと、ヒナノシャクジョウは予想以上に
あちこちで見つかります。残念ながら開いている株はなかったけど、嬉しいよね。
さらに別の場所でも花のすっかり終わったヤクシマラン(左)を発見。
バシバシ撮っていると、なんか画面の中に変な糸みたなものが写るなぁ…
とおもったら、それは大群生しているホンゴウソウ(右)で二度ビックリ。
あたりを見ると、けっこうあちこちにホンゴウソウがありました。
こいつらこんな感じで偶然見つけん限りなかなか逢えないですよね。
「糸みたいな生え方なんだけど、木綿糸じゃなくて絹糸なの」
と昔とある方に言われたのを強烈に思い出してみたりします。
薄暗い場所で四苦八苦しながらアップでも撮影してみたり。
小さすぎるから、上部の花をわかりやすく撮るのって思った以上に難しいなぁ…
さて、再びヤクシマラン(左)をバシバシ撮って、花跡(右)もじっくりと撮影。
まぁ、この状態でも会えただけよかったよな、とこの時は思ってたんですよね〜
ナギラン(左)も咲き残っている株があって驚きました。
さらに探索範囲を広げると、シノブやらなんやらがゴッチャリと着生している樹(右)が
あったりして、このあたりは着生ランが面白そうだなと探索することに。
すると、あちこちにヒモラン(左)があってビックリ。こんなとこにあるんや。
ものすごい大株(右)がズラリと並んでぶら下がっていたりなんて光景も見れました。
枯れ枝の先端からぶら下がるヒモラン(左)もありました。筆みたいやな。
面白げなキセルガイ類(右)も登場されましたがお名前はさっぱりわからず。
さらにあたりを見ていくと、なんか怪しげな着生ランを発見。
花はすっかり終わった感じですが、なんとも面白い雰囲気のある種類やんけ。
少し離れた場所でも同じ物件(左)を発見。これなんだろ、としばらく悩みましたが
これってミヤマムギランなんですね。花の時期に再訪しなきゃ♪
などと思っていると、オオバヨウラクラン(右)なんかも次々ご登場。
これが予想外なくらいあちこちに次々と登場されるんです。
大珍品と思っていましたが、環境のいい場所ではまとまって見れるんですね〜
さらに手近な株(左)もあったりしたので、風で揺れる中で四苦八苦しつつ
花のドアップ(右)も撮ってみたり。これはこれで面白いな。
さらに探索範囲を広げると、ずらりと並んで咲いている場所も発見。ここの株は
花が終わりかけでしたが、満開状態だったらさぞかしミゴトだったろうなぁ…
さらにうろうろすると、カンアオイ類もいくつかまとめてご登場。
カンアオイ系はわかりませんが、分布域的にはマルミカンアオイとかになるのかな?
さらにちょいと短い感じでしたが手近な位置のオオバヨウラクラン(左)があったので
再び花のドアップ(右)を撮影。なんかアップで撮ると赤が濃くなるのが面白いですよね。
さらに葉裏に隠れているクチキコオロギ(左)なんかを撮って引き上げようとすると、
渓流沿いの意外な場所に怪しい物体(右)が。え、これってキバナノセッコクですやん!
予想だにしていなかったオオモノのご登場にド肝を抜かれながらバシバシと撮影。
いやいや、こんなん野生下で見れるなんて。しかも結構低い位置で。ほんまビックリやなぁ…
かなり四苦八苦しつつ、無理やり近づいて花のドアップもバシバシと撮影し、
大満足してスキップ踏みながらお次の場所へ移動したのでした♪