久々の渓谷沿いで〜雨間の幸運と悲劇〜 20.6/14

<2>広島県各所 続き 

  
さて、後編は植物方面の挑戦、ということで気合を入れて歩きはじめると
初手からオオナルコユリ(左)やら、ユリノキ(右)やらに遭遇。

  
これまた可愛らしくマタタビ(左)を見たりしていると、近くにシライトソウ(右)を発見。
しょぼくれた株でしたが、やっぱりこれは昨日との比較として撮影しとかなきゃですよね♪

  
歩いていくと、サイハイラン(左)もイイ感じの株に遭遇したりしましたし、
タイシャクアザミ(右)もあちこちに大きな葉を広げていらっしゃったりします。

  
ミヤマヨメナ(左)も数株だけ咲き残っていました。
チョイと意外なあたりではギンレイカ(右)も発見。こんなあたりにもあるんだっけ。

  
数花しか咲き残っていませんでしたが、サワルリソウ(左)も発見。
トチバニンジン(右)は花と実が同時に見れる株があったりしました。

  
イイ雰囲気のカモジグサ類(左)も発見。タイシゃクカモジになるのかな?
これもチョイと意外なオウギカズラ(右)も数株だけ咲き残りに遭遇したりしました。

  
けっこうびっくりしたのは、かなり近距離にご登場されたオオルリの♂(左)と♀(右)。
Powershotのノートリでこれですからホンマに近距離。近くに巣があるんでしょうねぇ。

  
イイ雰囲気のコタニワタリ(左)もありましたが、この撮り方じゃ特徴が出てねぇな(^^;
すっかり実になったキビナワシロイチゴ(右)なんかもあったりします。

  
コウライテンナンショウ?(左)もまだ咲き残っている株がありましたし、
葉上には可愛らしいオオケマイマイ(右)なんかも見つかったりもしました。

  
さらにオオカワトンボ(左)やらアズマヒキガエル(右)にも遭遇しましたが、
ここでイキナリ予想外の大豪雨が来襲されたもんで
全身頭からお尻まで完全にずぶ濡れになって泣きながら遁走することに…
(降るゾと宣言されていたのに傘を持ってなかった自分がバカなんですけどね)

  
あまりに悔しかったので、傘を差して引き返すと、ようやく林縁に1株だけ狙いの花を発見。
長らく憧れていたミドリヨウラクです。とりあえず目標撃破できて一安堵…

  
嵐のような空模様の中でしたが、頑張ってバシバシと撮影。しかし面白い雰囲気です。
お次はいい天気の中、花盛りの頃に再会したいものですなぁ…

  
四苦八苦しながら花のドアップ(左)も撮影。まだ開いてはないのね。
あとはミヤマカワトンボ(右)なんかも登場しましたが、これすら撮りにくい暗さ+風で…
その後はさらにもう1箇所転戦をしてみたんですが、
そこで山を登ってる途中にゲリラ豪雨級のトんでもない土砂降りに遭遇。
笠が役に立たないレベル+山道が雨でグズグズに崩れるのでコケまくって
全身泥まみれとなるという悲惨なオチとなってしまったのでした(T_T)

というわけで、なんとも不思議なストーリーの1日となりました。
最終的に取りまとめて考えてみると、あんま大成果というわけではありませんが
それでも久々のゼフ方面なんかもちょこまか楽しく遊べたし、
一応狙いのミドリヨウラクにもようやく出会えたし、トータルでマズマズでしょうかね。
最初の凄腕蝶屋氏との挑戦は、まさかのミラクルテクニックでヒロオビのバッチリ開翅が撮れたし、
その後の岩場ののんびり蝶探しは、全体的に遠かったけどメンツ濃かったし、
その間にいろいろとビックリするようなお話もお聞きできたりしてホンマ楽しい時間でしたが、
その後の花挑戦は、なかなか本命に逢えないうちに土砂降り、からの
引き返したら一応本命には逢えたけど1株だけでしかも花が開いていない、
という微妙さから、最後は全く挑戦にならない大惨事状態までという連続技で
『前半がプラス・後半がマイナス・トータルでプラマイちょいプラス?』
という結論となるってのは、これはこれで綺麗な気さえするわけですが(笑
しかし最後の山での大惨事は本当にすごすぎでした。山道が本当にグズグズに崩れて
全力で踏ん張ってジグザグに進まないと滑りまくって登れないし、
降りるときは踏み出したら次の平坦地まで直滑降でしたから…
まぁあの大豪雨で山登るのはオオバカだというだけのことではあるんですが(^^;
しょうがないんでこの辺の花たちは来シーズンきっちりリベンジすることにいたしましょう(>_<)!


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