北陸早朝花見旅〜夜のオマケに〜 20.3/28

この日はちょいと面白い展開の1日となりました。
本来のメインテーマとしては、北陸方面のこの時期の夜の風物詩を見たい、
という実にミーハーな狙いだったりしたんですが、
夜までの時間で、久しぶりの場所も含めた何箇所かで
のんびりと早春の花探しをしてみたら、天気は予想以上にイマイチだったものの、
あれこれとなかなかいい成果が続いて面白げな雰囲気に。
特に最後に巡った山域はなかなかの濃密っぷりで、歩き甲斐がありまくりだったし♪
ちなみに、この日のメインテーマがどうなったかは本編をお楽しみに(^_^;

<1>石川県各所

  
というわけで、まずやってきたのはお久しぶりの某所。
朝露に濡れ細っているカタクリ(左)なんぞ見ながら歩いていくと、
可愛らしいオトメエンゴサク(右)も多数咲いていました。そういえば、本土のは
エゾじゃなくてオトメエンゴサクになったんだそうですな。

  
ミヤマカタバミ(左)もぱらぱらとありましたが、開いている株はなし。
ピンクの濃い株(右)もあったんで、開いていてほしかったんですけどね〜

  
フキ(左)もまだまだいい感じに咲いていました。やっぱこのあたりは寒いのね。
カタクリ(右)もかなり多いけど、まだつぼみの株もかなり多かったし。

  
イイ感じのスゲ類(左)も発見。これはカンスゲ系?
キブシ(右)もイイ感じに花盛りでいらっしゃったりします。

  
ギョウジャニンニクらしき葉(左)があちこちにあったのは少々意外でした。
そうこうするうちに、コシノコバイモ(右)もいい雰囲気の群落を発見。

  
というわけで、清楚な立ち姿(左)に続いて、花の内部(右)も撮影。
うん、先週 愛知で見た花とは絶対別モンだわ。雰囲気違いすぎる。

  
うなだれてましたが、エンレイソウ(左)もありました。
前回も見かけた大柄なヤナギ類(右)は今回も満開。どの種類になるんだろ?

  
オトメエンゴサク(左)はけっこうあちこちに群落がありました。
リュウキンカ(右)もあちこちに咲いていたけど、花は半開きばかりで…

  
林縁を歩いていくと、ミヤマキケマン(左)もイイ感じの群落に遭遇。
あたりにはホクリクネコノメ?(右)なんかもパラパラと咲いていたりします。

  
キクサキイチゲ(左)もけっこうありましたが、当然開いている株は皆無。
アブラチャン(右)なんかも可愛らしく咲いている場所があったりしました。

  
さらに探索範囲を広げると、湿った斜面にホクリクネコノメの群落を発見。
雰囲気と場所的にホクリクだと思うんですが、あってるかイマイチ自信ないんですが(^^;

  
あたりにはスミレサイシン(左)もけっこうたくさんありました。
ショウジョウバカマ(右)も、咲き並んでいるとやっぱりついつい撮っちゃいますね。

  
水辺に立ち並ぶコチャルメルソウ(左)なんぞ見ていると、
そのあたりでもコシノコバイモ(右)がパラパラとご登場されたりとか。

  
早くも花芽をつけたキバナイカリソウ(左)があるな、と思ってたら、
咲きはじめの株(右)まであってビックリ。この時期でもう咲いてるのね。

  
このあたりでもスミレサイシン(左)は多数ありましたが、全部濡れ細ってました。
なんかかわいらしいサクラ類(右)もあったけど、これはなんて種類になるんだ?

  
満足したので移動しようとすると、リュウキンカ(左)がズラリと咲いていたり、
カタクリの大群落(右)があったり、面白い出会いが最後まで続きます。
んで、お次の目的地へ移動する途中、久々の某昆虫館を発見したので
そういえば前回なかなか楽しかったよな、ということでチョイと立ち寄ってみることに。

  
すると、いろいろと展示が充実していたんですが、その中にはなんと
トゲアシアメンボ(左)やら、オキナワオオミズスマシ(右)なんてマニアックなものがあってビックリ!

  
ツダナナフシ(左)も展示されていましたが、相変わらず撮りにくいとこ潜るナァとか思っていると、
ホンシュウオオイチモンジシマゲンゴロウ(右)も展示されていて小躍りしてみたり。

  
前回はいい場所にいてくれなくて超証拠写真だったんですが、今回は
すごくわかりやすい場所に何匹もくっついていてくれたので、ばっちりと撮影できました。
いつの日か野外個体も見つけて撮影したいものですな。

  
さらになんと、ニセコウベツブゲンゴロウ(左)なんてドマニアックなものも展示されてました。
前回興奮したスジゲンゴロウは展示されていなかったので、スタッフの人にお尋ねすると
バックヤードから飼育中の個体(右)を出してきていただいて感激したのですが
すぐに潜りまくるので写真は全然撮れず。でもご親切な対応にホンマ感謝です。


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