懲りないリベンジ〜三度目のショージキ〜 20.3/8

<2>佐賀県某所 続き

  
周辺をウロウロすると、頭が真っ黒になったズグロカモメ(左)が多数。ちょいと遠いナァ。
などと思っていると、またハヤブサでもやってきたらしくてシギチが狂乱状態(右)に。

  
というわけで、あっというまに干潟の上はこんな感じ。
いやはや、何度見てもこのスケール感、ホンマに圧倒されますな〜

  
さらにしばらくのんびり雄大な群飛(左)を見て、さあ場所を変えよう、と思ったら
離れた場所にソリハシセイタカシギ(右)がいたのでビックラ仰天!

  
近づくと、どちらも寝てしまって(左)いたんですが、しばらく見ていると
1羽が起きあがて、のんびり羽繕い(右)してくれたんです。お気遣いいただきまして。

  
きりっとしたポーズ(左)や、羽を広げたところ(右)も見せてくれました。
前回は遠くからチラ見しただけだったんで、あいさつかなってホンマ嬉しい限りです☆

  
さらに周辺をよく見ると、寝ちゃってたけど、コオバシギ(左)に続いて、
なんとソリハシシギ(右)も発見。え、この時期見れるの、と思ったら、どうもずっとここで
越冬してるんだそうで、「なかなか野鳥学会が越冬と認めてくれない」という話も(笑

  
これもまた遠かったけど、ミヤコドリ(左)もご登場。大満足して移動を開始すると
ふいに電線にカササギ(右)が飛んでくるというラッキーもあったのでした。

<3> 長崎県某所

  
んで、やってきたのはこれも久しぶりの某干拓地。
とりあえずうろうろ探索し始めると、いきなり車窓すぐ側にホシムクドリがご登場!

  
ツメナガセキレイ(左)もちょこっとだけ登場したんですが、
場所を変えるとのんびり羽繕いしている個体(右)に再遭遇してビックリという一幕も。

  
彼は何を思ったのか、その場でじっくりと羽繕いを延々と繰り返し、
おかげでばっちりといい雰囲気のショットをGETできちゃったりしたのでした。

  
んで、水たまりの上まで移動して、「満足かね」という感じに振り返った(左)のには笑いました。
どもども、ありがとうございました。近くにはヒバリ(右)なんかもいたりしたけど、
タヒバリ類はグンと数が減っていて、期待のサメイロちゃんは期待薄…

  
うろうろすると、タゲリ(左)はパラパラとご登場。以前より少なかったけど。
ちょっと遠い場所でしたが、ハヤブサ(右)がのんびり佇んでいたりもします。

  
チョイとビビったのはこちら。この前も見かけた疥癬のタヌキたちですが、
更に病状進行して完全にネイキッドに。ここまで行くとすごいな。
タヌキの面影もなにも残ってませんが、この状態でも生きてるのが凄い。

  
ちょっと面白かったのは、あちこちで咲いていた白菜の花。
これもなかなか咲いているところ見れないからある意味レアではありますよね。

  
んで、意外に見る機会が多いこちらはブロッコリーの花の方は、
あちこちでプチお花畑ができてました。こういうのを見るのもけっこう楽しいっちゃあ楽しい。

  
その後も延々とうろつくも全く成果なく、あきらめて帰ろうとしたら
いきなりハイイロチュウヒ♂が飛んで来てビックリという一コマもありましたが、
泡食ったらこんな程度のショットしか撮れず。腕が足りぬ(T_T)

  
悔しいので帰路にもう1か所立ち寄って日没まで粘りましたが、
モズ(左)とカシラダカ(右)がいただけの中途半端なオチとなったのでした(^^;

というわけで、なかなか面白かったリベンジマッチでした。
いやはや、3度目とは我ながらあまりにも酔狂すぎんか、と思ったんですが
「三度目の正直」がドンピシャな状況になるとは本当に面白い。
考えてみたら最初の挑戦では、ほぼムリだろって前評判の中で一人だけ
証拠写真撮れたってストーリーだったのが、前回はそこそこじっくり見れて、
今回はさらに近い+曇天だったから前回よりはるかに見やすい、という3ステップな
展開はなんとも面白い限り(考えたら3回ともヒットしてるのもすごい話かも)。
いやはや、悩みながらも特攻した甲斐があったというものです。
しかも、一度チラ見しただけに終わっていたアボセットもいるし、
コオバシギや、まさかの越冬ソリハシシギまでいるし
実にいろいろと濃密な時間で、大満足でした。
その後の転戦先では、さすがに前半で運を使い果たしたようで、
さらにミラクルもう1つ追加、という甘っちょろい話にはなりませんでしたが、
それでもいくつか面白い出会いがあったし、それはそれで楽しかったかな。
やっぱ、バカでもなんでも、何度も特攻することに意味があるってな
いつも通りの信念を、再び強く再確認する旅となったのでした(笑


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