ハチ高原じっくり〜秋の観察会で〜 19.9/15

<2>ハチ高原周辺 つづき  

  
道端の湿地では、アケボノソウ(左)がいい雰囲気に咲き始めていました。
ルリボシヤンマ(右)もいましたが、遠かったでこんなショットしか撮れず…

  
ウメバチソウ(左)はぽつぽつときれいに咲いている株もありました。
道端にヒメアカネ(右)が登場したりとかも。こんな時期やのに未熟個体なのがちと不思議。

  
クルマバナ(左)はほぼほぼ咲き終わって、数花だけ残っているだけでした。
クサボタン(右)もちょこっとだけご登場。やっぱ可愛いよね。

  
ツルボ(左)もいくつかありました。もう終わってるのかと思ってた。
ヨシノアザミ?(右)もあちこちで発見。イマイチ種類に自信がありませんが…

  
ゴマナ(左)もけっこうあちこちにありました。だいぶ前に植栽会を行った場所を
久しぶりに歩くと、まだパラパラとオミナエシ(右)があって嬉しくなったりとかも。

  
メドハギ(左)も大株がありました。ここまでの大柄だとイメージ変わるなぁ。
シシウド(右)はススキの中に埋もれるように咲いていたりします。

  
さらに下りきった辺りにあったオタカラコウには、ウラギンヒョウモン(左)やら
オオウラギンスジヒョウモン(右)やらがまとわりついてたのでバシバシ撮影。
しかし、ウラギンヒョウモンはメチャきれいな個体からボロボロの個体までバリエーションが
非常に豊富ですよね。ヤマウラギンとサトウラギンと両方いるとかなのかな?

  
不意の湿地の中にはシロネ(左)なんかも発見。
アメリカネナシカズラ(右)もごちゃっと花をつけている場所がありました。

  
観察怪終了後、近くの池でヘラオモダカ(左)なんかを見ていると、
オオルリボシヤンマ(右)が何度も目の前を飛び交ってくれて、しばらく粘ってると
こんなミラクルショットまで撮影成功。これノートリなんですよ(-^.^-)

  
んで、のんびりしていると、今度は♀が何匹も近くに下りてきて
じっくり産卵を見せてくれるのでバシバシ撮影。この場所は本当に個体数が多くて、
アチコチでおっかけっこしてるので、見ているだけでなんとも楽しい感じです。

  
逆光でしたが、ホバリングしてくれる個体(左)もいたのでこんなショットもGET。
あとは、アオイトトンボ(右)なんかもパラパラとご登場されました。

  
その後、しばらく悩んだ後で、昨年見つけた丸秘ポイントまで
移動していくと、道中でクロバナヒキオコシ(左)やらウメバチソウ(右)やらを発見。

  
んで!予想外にあっけなく会えたんです。大珍品ヒメヒゴタイ!
しかもちょうど花盛りのタイミングだったもんでめちゃくちゃ大興奮♪

  
諸事情で撮影にはかなりの制約があったので、アップ気味のショット(左)を中心に
花のアップ(右)なんかもバシバシと撮影。うむ、やっぱ素敵な花やわ。
いつまでもこの場所で咲き続けてほしいもんです。

  
満足して戻ろうとすると、これもここではあまり見ないシオガマギク(左)を発見。
フシグロ(右)なんかもなかなか面白い感じに咲いている株がありました。

  
満足して引き上げていくと、道端にミツバフウロを発見。
さすがに時期的に終わりかけでしたが、こちらも健在で嬉しい限りで♪

  
あたりにはなんか面白げな多肉植物(左)もありました。ベンケイソウ系の逸出?
花は終わりかけでしたが、カワミドリ(右)も結構大きな株があったりします。

  
その近くで発見して悩んだのはこちら。ひょろひょろと伸びまくってるツル植物ですが
ミヤマニガウリとかでもなさそうだし、これってなにもんだろう?

  
あとはあたりにゴチャッと咲いているヨシノアザミをじっくり堪能して
この日の挑戦は終幕とし、大急ぎで帰路に着くこととなったのでした♪

というわけで、やっぱりアレコレ楽しい1日となりました。
やっぱりハチ高原は歩くたびに発見があって本当に面白いトコやなぁ。
ようやくの出会いとなったヒメヒゴタイにも大興奮しまくりましたが、
まだまだ発見しきれていないものも多いと思いますし
これからも足しげく通い続けなきゃいけないなぁと改めて再確認。
それと同時に、じっくりとハチ高原の上の方を歩いてみて、
こんなにも花が少なくなったんだなぁ、とつくづく驚きもしました。
シカの影響って本当に強烈ですよねぇ…
さらにススキだけは残るから、一見すると鮮やかな草原が
残っているように見えてしまうのも本当にイヤらしいですよね(^^;
これからどんな風にこの場所が変わって行くのか、
これについてもじっくりと見つめ続けていければナァと思います…


次⇒

topへ⇒