チョイの間in沖縄〜豪雨の狭間に〜  19.7/6&7

この週末はこれまたなんとも中途半端な突撃となりました。
那覇で所用であったので、ついでにアレコレまとめてみちゃおう作戦
だったんですが、ものすごい大雨でどうにもこうにも。
しかも初日は昼過ぎから所用で動けず、翌日はこれまた昼過ぎの
飛行機で帰らなきゃいけないということで稼働時間もメチャクチャ短めという…
それでも隙間時間で頑張って走り回ってはみましたが
タダでさえ短い稼働時間が雨でガシガシ削られていくという
なんとも精神安定上よろしくナイ状況がひたすらずっと継続しまして(^^;
沖縄らしい出会いはたくさんありはしたものの
これといったHITもない、当然といえば当然の展開となったのでした(笑

<1>7/6 沖縄県各所

  
というわけで、とりあえずレンタカーで移動すると少し雨が弱まったので、のんびり
歩くとオキナワオオカマキリの幼虫(左)に続いて、オオモンシロセセリ(右)を発見。

  
あたりにはイシガケチョウ幼虫(左)も何匹かいました。相変わらず異形ですな。
リュウキュウボタンヅル(右)もありましたが、この時はけっこう雨が降ってて…

  
それでも粘ってると雨が上がった隙に、いろんな蝶が賑やかに飛び始めたんです。
まずはリュウキュウコミスジ(左)と、1匹だけ飛んでたルリウラナミシジミ(右)。

  
カバタテハが何匹か賑やかに飛んでいたのも少々ビックリでした。

  
アオタテハモドキ(左)も飛び交ってました。♀だったけど、めちゃくちゃキレイやん♪
ウスイロコノマチョウ(右)もひょっこりと出てきたり、なかなか賑やかです。

  
続いて、フワフワと飛び回ってくれたのは、ツマムラサキマダラ。
♂(左)、♀(右)ともけっこう飛び交ってました。
変なマダラ類が混じってないかなぁと期待したけどそれはさすがに見つからず。

  
リュウキュウアサギマダラ(左)は意外に少なく数匹だけでした。
ユウレイセセリ(右)もひょっこり登場。これも可愛らしいですよね。

  
ちょっと感動したのはこちらのウスキシロチョウ。
大きくて鮮やかな斑紋が入っためちゃくちゃな美人さんじゃないですか!こりゃスゴイ!

  
斑紋の少ないウスキシロチョウ(左)もご登場。これはこれでよい雰囲気。
なんか面白げなシダ類(右)も発見。沖縄のシダとかお名前調べややこしいんよね〜

  
シロオビアゲハ(左)も賑やかに飛び回っていました。
ウスイロコノマチョウ(右)はすぐ逃げちゃうので、近づける度についつい撮っちゃいます。

  
ベニモン型のシロオビアゲハ(左)ものんびり休憩していました。
水浸しの、不思議な雰囲気のタテハ系の幼虫(右)も転がってましたが、
これはタテハモドキあたりかな?大雨で溺れちまったんだろうか…
てなあたりで強烈な雨が襲ってきたので、大慌てで一旦移動することに(^^;

  
転戦してきた干潟では、歩き始めるとメヒルギが可愛らしく咲いていますが、
ここでも雨が全く止まない。ザーザー降り。時間もなくなってきたし厳しいなぁ……

  
干潟にはミナミトビハゼ(左)なんかが動き回っていましたが、
底生生物を探すにはちょっと条件がつらすぎて…
濡れ細りながら咲いているオオハマボウ(右)を見てこの日の挑戦はGIVE UP(+_+)

<1>7/7 沖縄県各所

  
んで、翌日は少々二日酔いの中、別の山裾を歩いてみると、クロマダラソテツシジミ(左)が
次々ご登場。今年も賑やかに沸きまくってるんですな〜
ヨツモンカメノコハムシ(右)もひょっこり見つかったりします。

  
巨大なシンジュサンの幼虫(左)が出てきてビックリしたりも。
一瞬ヨナグニサン?とかバカなことを思ったのはここだけの秘密ということで(笑
あたりには色鮮やかなツマムラサキマダラ(右)も飛び交っています。

  
ユウレイセセリ(左)はここでものんびり日なたぼっこしてました。
なんか面白げなハチ類(右)もいました。キバチ系?と思ったけどお名前わからず…

  
葉先でぺっかり大全開しているツマムラサキマダラ(左)もいました。
これまた可愛らしいジュウニマダラテントウ(右)なんかも見つかります。

  
薄暗い場所では、アオカビ風のボーベリアに包まれたリュウキュウアブラゼミ(左)が。
草むらの中にはオジギソウ(右)がこれまたエエ雰囲気に咲き並んでいたりしました。

  
テングチョウ(左)もけっこう飛び回っていましたが、本土で見るものと比べると
色合いが鮮やかで、なんか見応えがありますな。
青の鮮やかなアオタテハモドキ(右)もフワリとご登場いただけたりとか。

  
少し場所を変えると、薄暗い林の中に、オオゴマダラ(左)がぶら下がっていたりしました。
あたりにはなんか面白げなゾウムシ類(右)も発見。シロコブゾウムシの仲間?

  
オキナワクワカミキリ(左)もこっそり隠れていました。
いい感じに咲いているオキナワキョウチクトウ(右)もあったりしましたけど、
といったあたりで、ステキな大雨が襲来したので大慌てで遁走することに…
ここまで天気は小康状態だったのに、やっぱ雨雲の神様は消えてなかったのか(^_^;

  
移動するうちに少し小雨になってきたので別の公園に立ち寄ると、
いきなりオキナワキノボリトカゲ(左)やら、ミナミヤモリ?(右)やらに遭遇。

  
ちょっと悔しかったのはサガリバナ(左)。見ての通りほとんど花がついてないんですが、
地面には本当に一面にずらっと花が落ちて(右)いるんです。
これ、大雨で全部落ちちゃったけど、直前まで満開でキレイだったんじゃない?
などと思ったあたりで再び天も割れよとばかりの豪雨襲来をぶちくらい、
どうにもならなくて早々に空港へと引き上げることとなったのでしたとさ(T_T)

いうわけで、ハンパ過ぎる沖縄旅でした。
いやまぁ、所用がメインで、自然探索は完全にオマケだった上に、
翌日も昼便で帰らなきゃいけないという滞在時間26Hくらいコースだったんで
時間的に北部まで行けなかったから中途半端な範囲だけ
しかも大雨の狭間を縫っての辛うじての突撃なわけですから、
(そもそもドコにもいけずに終わる可能性大だと思ってました……)
なにがしか成果があっただけでも充分なわけですが(笑
それでも、やはり南国・沖縄だけのことはあるわけで、短時間の挑戦の間でも
ド普通種ばかりだったけど蝶三昧できたりするのは嬉しいところ。
次にこの時期に訪問できたら、キッチリ時間をとってヤンバルまで突撃して
トンボ系やらランやらをたっぷり堪能して見たいモンで。
それまでに最近の雨男っぷりをどうにかしなきゃいかんですなぁ(^_^;


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