発作的湖北旅〜摩訶不思議な展開〜  19.2/17

この日はこれまたよくわからん展開の1日となりました。
前日遅くまで神戸で呑んでいたので、そのまま阪神間をうろつく予定が
ふと思い立ってそのまま湖北まで足を伸ばすという発作っぷり(笑
しかし、現地についてみると妙に鳥影が薄い上に
やたらめったらと鳥見の人が多くて少々ゲンナリな感じに…
それでも個人的にはかなり嬉しいサプライズもあったりはしたのですが
早めに切り上げて移動する途中で、ふとずっと行き損ねて
いた場所を思い出して立ち寄ってみたら、
これはこれで面白い成果がある、といった感じの、
なんだか全体的に摩訶不思議な展開の1日となったのでした(笑

<1>湖北地方各所

  
というわけで、少し遅めの到着でしたが、まずはいつもの湖畔で
オオヒシクイの群れ(左)やらコハクチョウ(右)やらを見物。

  
そこそこ近くにいたオオヒシクイ(左)やら、近くでチョロチョロしていたジョウビタキ(右)やら
を撮って遊んだりしましたが、このあたりでかなりの違和感が…
なんだかやったらめったら鳥見の人が多いんです。
オオワシのポイントにも行ってみたら、すんごい数の車と人がズラリ。
なのに話を聞くと「今日はまだ奥に引っ込んでるみたいで出てきてないんだよね」。
その状態でこんな人だかりですか、ということでちょっと嫌気がさして移動することに…

  
道中ではえらく大量のカラス類(左)が飛び交ってにぎやかな雰囲気に。
んで、移動してきた池では、なぜか大量のマガモ(右)がこれまたいいかんじ。

  
すぐ側をカワウ(左)がウロウロしていたりもしました。
ダイサギ(右)もちょこまかしていて、なんだか面白い感じだったり。

  
すぐ側で寝ているオナガガモ(左)を見ていると、不意にすぐ側に
怪しい物体(右)がご登場。え、てか、なにこれ(@_@)?
でも顔を上げたのは一瞬でそのまま寝ちゃったのでしばらく粘ってみることに。

  
すると、これも寝っぱなしでしたが、アメリカヒドリ(左)が近くを横切ったりも。
そうこうするうちにようやくさっきの怪しい物体(右)が目を覚ましてくれたんですが、
初めて見るけどこれはヨシガモ×オナガガモでいいのかな?

  
見ていると、しばらく近くを泳いで(左)くれて、のんびりと羽繕い(右)も見せてくれました。
逆光気味できれいに撮れなかったけど。すらりとした雰囲気で実に面白い感じの雑種ですね。

  
さらにグングンと泳いで(左)、けっこう遠くに行っちゃったんですが、
そこでのんびり羽繕い(右)をしてくれました。しかし面白い風情やな。
ちなみに後で調べるとこの組み合わせの雑種って図鑑に載ってないんですね。
もしかしてけっこうレアモンだったのかな(^^)?

  
さらに近くに実に面白い色合いのマガモ×カルガモ(左)も通過されました。
はるか遠くにトモエガモの群れ(右)もいましたが遠いし水面が反射するしハンパで(^^;

  
湖岸を歩きまわると、スゴイ近くにカワアイサ(左)が登場したものの、けっこうな強風
だったからか鳥影がえらく少ない感じ。それでは、ということで水田地帯をウロウロしますが
ヒメガマの枯れ穂(右)が見事だったくらいで、小鳥なんかもほとんどいないんです。むむむ。

  
水路を見ていくと、ミクリ類(左)がなんともいい風情。ナガエミクリあたりかな?
あとは群生しているエビモ(右)なんかも面白い感じでした。

  
オオワシの場所に戻ってみると、遠くのゴチャゴチャした中でご休憩中(左)でした。
あとは近くでモズ(右)がちょこまかしてましたが、なんか全体に成果が薄いなぁ…

  
しょうがないので少し離れたあたりのコハクチョウの群れを見に行くと、
すぐに上空を横切る個体(左)やら、のんびり佇む個体(右)やらを撮れましたが
ここもなんか横にバスがとまっていて、ものすごい人がずらりと…
なんかこういう状況って妙にヤル気が失せるなぁということで引き上げることにしましたが
ふいに思いつきで、前々から一度行ってみたかった場所に急遽突撃!

  
んで、やってきたのは一度はいってみたかった貝捨て場。
こんな雰囲気の山がアチコチにあってなんとも圧倒的な迫力にビックリ!

  
さっそくいろいろ見てみますが、二枚貝の知識が薄いのでイマイチようわからぬ…
とりあえずは、タテボシガイ(左)とマルドブガイ(右)かな?

  
ヒメタニシ(左)が本当にテンコ盛りに積みあがっている場所もありました。
その中には、カゴメカワニナ(右)もコロコロと。おもしれぇ。

  
さてさて、じっくりと見ていくと、ササノハガイ(左)はやたらと多数。
タテボシガイ(右)もゴロゴロと転がっています。種類あってるかな?

  
カゴメカワニナ(左)はけっこうあちこちにありました。1種類だけっぽいね。
マルドブガイ?(右)ってのもありましたけど、これはまた別の種類かな?

  
大型二枚貝だけのエリア(左)もありました。壮観やなぁ。
巨大なメンカラスガイ(右)もあちこちにあってかなり興奮しちゃいます。

  
ササノハガイ(左)はものすごい数ありました。すげぇなこの風景。
マルドブガイ(右)も山になっている場所があちこちにありました。

  
突起の非常にきれいな巨大なメンカラスガイ(左)もスゴイ数発見。
満足して付近を見渡すと、近くでオカヨシガモ(右)がちょこまかしていたので
ついでにパチリと撮って、不思議な1日の〆括りとしたのでした♪

というわけで、本当にわけの分からん展開の1日でした。
久しぶりの湖北なのに、鳥影のあまりにもの少なさはかなり予想外。
出雲周辺をうろついた時にもすごく鳥が少なくて驚いたんですが、
今年は暖冬だから冬鳥が少ないってことなんですかね(^^;
そしてそれ以上のビックリは、やったらめたっらの人だかり。
バスで鳥見ツアーに来てた人たちがいたというのも大きな理由っぽいですが
オオワシの場所とか、本当にズラ〜ッと車が並んでたし
妙に人が多いってシチュエーションはなんだかテンションそがれるもんですね(笑
それでも偶然見つけたオナガガモ×ヨシガモらしき雑種は面白い限り。
調べても全然情報が出てこないんですが、けっこうなレアモンになるのかな?
最後に立ち寄った貝捨て場も、予想をはるかに超えたスケールでメチャ楽しめました。
思いつきで行ったので、図鑑とか持っていなくて細かく調べられ
なかったのは残念でしたが、今回見れなかった種類もイロイロあるし
また機会を見つけて、図鑑を持参して、じっくり遊んでみようと計画中です☆


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