クソ曇天の寒空に〜山陰すっ空振り旅〜  19.2/9

この日は思いつきでお久しぶりの山陰まで出かけてきました。
そういえば昨シーズンも挑戦し損ねていたし久しぶりに挑戦しようか、という
実にわかりやすくイージーなプラニングだったんですが、
諸事情で少し遅めのスタートで向かったら、現地は小雨交じりのすごい曇天で
さらにけっこう本気でビックリするくらいに鳥影薄め。
そんな天気だったからか鳥屋さんもほとんどいなくて情報交換もできず
というか情報交換するまでもなく何もいない感じで、
それでも悔しいのでセッセとあちこち走り回ってはみたものの
これでもかというくらい出会いの極端に少ないビミョーな展開となったのでした(^^;

<1>山陰地方各所

  
というわけで、少し遅めの時間にいつもの水田地帯に到着すると、すぐに
マガンの群れを発見。でも数が少ないし、結構しつこく探してもなにも混じってない…

  
周りを探すと、あぜ道に怪しい物体(左)が。良く見ると、不思議に険しい顔をしている
凛々しいチュウヒ(右)でした。このあたりってなんか降りてる個体良く見るね。

  
うろうろすると、マガモの群れ(左)が集団で散歩してらっしゃいましたが
あとはタゲリ(左)がパラパラといた程度。むむむ。

  
水路沿いでは、コガモ(右)がパラパラ泳いでいたり、ふいに車窓すぐ側に
ホオジロ(右)が来たりもしたんですが、な〜んか本当に鳥影が少ないナァ(^^;

  
再びあぜ道に怪しい雰囲気で出てきたのは、ご立派な雰囲気のハヤブサ。
こいつはかなり嬉しかったけど、数枚撮ったら飛んじゃってこれまた残念(+_+)

  
この時期に見るとなぜかカメラを向けてしまうブロッコリーの花(左)やら
膨らみ始めたオオバヤシャブシの花芽(右)なんかにも逢えましたが
けっこう探索範囲を広げても、本当に徹底的に鳥影が少ないんです。
そういう状況だからか、鳥屋さんも全然いなくて、なんか面白い噂があるのか
とかも全く情報収集できず。まぁ、なんもいないから人が居ないんでしょうけど(^^;

  
しょうがないので、パラパラといるマガンの群れをじっくりと見て行きますが、
大珍品どころかカリガネもヒシクイも何も混じってなくて全部マガン。
密かにヒメヒシクイとかまた来てないかナァというのが狙いだったんですが、
ここまでカンペキになにもいないとむしろすがすがしいですな(笑

  
ヒマなので、飛び立つマガンをバシバシ撮ってみたりもしますが、
かなり薄暗いもんで、ロクに写真にならなかったりも。後姿ばっかだし。

  
カラス類の群れ(左)もいたので、じっくり探してはみたりしたんですが
いるのは全てミヤマガラス(右)でコクマルは混じっておらず。

  
粘るとタゲリ(左)は何羽か登場しましたが、それ以上の成果がないので、
大きく場所を変えることにして、これまた久しぶりのコハクチョウ(右)の越冬地へ。

  
この場所は車窓の本当にすぐ側で見れるので、しばらくのんびり撮影。
メチャクチャ薄暗かったんですが、のんびりハクチョウ見てると癒されますな(笑

  
オオハクチョウの幼鳥(左)も混じっていましたが、なぜか親は見つけれず。
少し離れたあたりでは、ノスリ(右)が欄干に隠れていたりしました。

  
んで、再びコハクチョウの群れ(左)をじっくり見てみたんですが、
すすけた感じのコハクチョウ(右)もいたりはしたんですが、期待していたような
面白い系の鳥は見つからず。むむむむ。

  
と思ったら、ひょっこり現れたのは、ありゃナベヅルじゃないですか!
けっこう予想外だったのでビックリ。このあたりって毎年どっかで越冬してるよね。

  
あとは、飛び回るコハクチョウ(左)を撮ってみたり、
車窓すぐ側の個体の顔のドアップ(右)を撮ってみたりしましたが、
水田地帯に戻ってもう一度粘るも全く成果なし、というオチでした(^^;

というわけで、なかなか寂しい1日でした。
全く事前情報ナシでしたし、天気はかなり悪かったですし、
成果薄でも全くしょうがない状況ではあるんですが、
それでもこの場所はひょっこり来てもサプライズの多い場所だから
なにかしら面白いもんがいるんじゃねぇかと思ったのに
なんかここまでくるとすがすがしいってくらいに鳥影少なかったですから
まぁこんなこともあるってことですかねぇ(^^;
ちなみにこの日はあまりに按配が怪しかったので、早々に切り上げて
翌日は瀬戸内海側の干潟でも巡ろうかと思っていたんですが
移動しようとしたら米子道がチェーン規制になっていることを発見。
うっかりチェーンを積み損ねていたので、とりあえず一泊して
別ルートで帰還することに方針転換することとなったのでした(笑


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