干潟無駄足旅〜晴れ間の迷走〜  18.11/18

この日はなんだかめちゃくちゃ迷走しまくりな展開となりました。
天気もよくなさそうだし、のんびり干潟巡りするかなという趣旨でしたが
早朝から挑戦したのになんだか成果イマイチ。
悔しいので場所を変えると、予想外に潮が満ちるのが早くって
そうこうするうちにあまりにもいい天気なので
思い切って大きく方針転換しちゃえと大移動したら
到着前にドン曇になるというクソみたいな裏目っプリ…
というわけで稼働時間の割りに実挑戦時間短めという
なんだかやたらと不思議すぎるストーリーとなったのでした(笑

<1>阪神間各所

  
というわけで、目的の干潟に到着すると、すぐそばにナルトサワギク(左)があったんですが
ビックリしたことにこいつを食べてる蛾の幼虫(右)を発見。こんなの食うヤツいたんや。

  
歩き始めると、ハンパに色づいたマツナ(左)がごっちょりあって、
そのあたりからは次々とケフサイソガニ(右)がご登場。

  
色鮮やかなイソガニ(左)も少数でしたが転がり出てきました。
カクベンケイガニ(右)はやたらめったら多数だったのできれいなあたりだけパチリ。

  
板切れの下からは明らかに越冬する気満々のアシハラガニ(左)もご登場。
コンペイトウガイかな?かわいい巻貝(右)も見つかります。
#右はアラレタマキビだとご教示いただきました。コンペイトウガイは相当南方系だそうで。

  
石の裏側で土にのめりこんでいるタマキビ(左)もびっくりでした。ダイジョブなん?
キミガヨラン(右)も実にいい雰囲気で花盛りだったりします。

  
フナムシ(左)もところどころから走り出てきたのでついでに撮影。
クチバガイ(右)も相変わらずヘンな位置から転がり出てきます。

  
色鮮やかなマルウズラタマキビ(左)もごちゃっとまとまっている場所がありました。
サツマクリイロカワザンショウ?(右)もパラパラご登場。

  
ヒメアシハラガニ(左)も1匹だけ見つかりました。
少し笑ったのは、こちらの物体(右)。なんかヘンな甲殻類がひっくり返ってるんだと
思ったら、これなんかの植物の断片なんですね。だまされた(笑

  
カクベンケイガニはわりと色鮮やかな個体(左)もいくつか登場しました。
さらに歩いていくと、少し咲き残ったハマナデシコ(右)を発見。

  
ハマサジはかなりの群落(左)があって枯れ穂ながらいい雰囲気でしたが、
その中にまだまだ花の咲いている株(右)も発見。こいつは必ず咲いてるのありますよね。

  
マツナ(左)もあちこちで豪勢な雰囲気でした。
んでもって、濃いピンクに色づいたハマアカザ(右)なんかもあってビックリ。

  
んで、探しまくるほどに極小サイズの怪しげなカニ類を発見!
これが狙いのあのカニか!と興奮しつつ大量に撮影してみましたが、
あとでよくよくみると、ヒメアシハラガニの幼体なんかな(^^;

  
極小サイズのカニ類(左)も何度か登場しました。これはカクベンケイガニかな?
ヘンな場所に潜んでいたオンブバッタ(右)を見つけたあたりで、
とりあえずは諦めて別の場所へ移動してみることに。


んで、次の干潟に足を伸ばしてみてビックリ仰天!
干潟にかかっていた石橋が崩壊しまくってたんです。この前の大型台風の影響かな?

  
うろうろすると、トビハゼ(左)やら、ケフサイソガニ(右)やらは
いたんですが、予想外に潮がイキオイ良く満ちてきて、探しにくい雰囲気(^^;

  
イボウミニナは深い場所ばかりにいて、浅瀬には死殻(左)ばっかり。
シオヤガイの殻(右)もあったけど、このあたりにはまだ生貝もいるのかな?

  
うろうろすると、ヘナタリ(左)はいたけど、深い場所ばかりで全然撮れず。
ヘナタリの殻しょってるヤドカリ類(右)は陸上にいたんですけどね。

  
さらに少し場所を変えてみましたが、なんか面白げなイネ系の花(左)やら
アメリカネナシカズラ(右)とかがあったくらいで、満潮過ぎて何も見つからない(笑
それならば、せっかくムチャクチャ天気もいいことだし、干潟じゃなくて
トンボ探しに転戦しよう、と大移動することに。

  
しかし、大移動してきたらいきなりめっちゃドン曇りという裏目っプリ(笑
歩きまわるもアカミミガメ(左)がいたり、オオタカ?の食事跡(右)が見つかった程度。

  
真っ白な実をつけたナンキンハゼ(左)がなかなかいい雰囲気だったり、
あたりにはスズメ(右)がチュンチュン飛び交ってましたが、トンボはさすがに皆無…

  
でも、池の中を良く見ると、今年もオシドリ♂が飛来していてちと安堵。
なぜかココには1羽だけ毎年来るんですよね。面白いよな〜♪

  
池の中を見ると、マガモ♀(左)も1羽だけ混じっていたけど、あとはカルガモ(右)が大量という
いつものメンツ。なぜかこの場所ってこの3種類で他の種類こないんですよね。

  
オシドリ(左)は、なんと餌付いているようで、ドングリ投げると近づいてくるのがビックリ。
あとはコサギ(右)を見たくらいで、涙の敗退となったのでしたとさ(^^;

というわけで、迷走っぷりのひどい1日でした。
本命の干潟の方は、最初の場所で粘りすぎてそのあとは
どこも満潮でろくに挑戦できず仕舞いでしたし、
荒天に誘われて大移動したら、目的地に近づく直前になって
一気にブワッと雲ってトンボなんてとてもとてもな感じになったし(^^;
今年もスナアカネはパラパラ出てるみたいなんで期待してたんですけどね〜
最初の干潟の本命のカニも、現地では極小サイズながら
見つかった、と思って感激してたんですが、あとでよくよく見直すと
そもそもフォルムがかなり違うという恥ずかしい展開でしたし。
まぁ、それでもいくつかパラパラと面白い出会いはありましたし、
いつもの公園に今年も元気にオシドリが帰ってきているのも確認できましたし
ウロチョロした甲斐は少しはあったかな、って感じでしょうか。
そういえばまた干潟熱がちょこっと出てきてるので、
この冬は今まで挑戦していない場所にもトライする予定。乞うご期待で(^.^)♪


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