秋の珍品探し〜大雨のリベンジ〜 18.9/23

<2>広島県北部某所某所 つづき

  
さて、場所を変えるとヨシノアザミらしきアザミ類(左)を発見。
あたりにはアキチョウジ(右)もあちこちに群生しています。

  
キバナアキギリ(左)もありました。ここらのは頬紅が濃くてキレイですよね。
あたりにはヒガンバナ(右)も咲いていて、季節の移ろいを感じたり。

  
フシグロセンノウ(左)も少しだけ咲き残っていてくれました。
こちらも大群生しているフタバハギ(右)なんかもなんとも見ごたえがあってステキ☆

  
そこらで、期待していた花にようやく遭遇。セイタカトウヒレン(左)です。
花のアップ(右)も撮ってみましたが、これはなんともかわいい感じないですか!

  
あたりには、少しひょろ長い感じの株もありましたが、けっこういい感じに
咲いてはいたんですが、2本ともひょろひょろ曲がってて撮りにくい感じ…

  
せっかくだからと花のアップ(左)も撮っておいたんですが、帰宅後に
よくよく見ると、これは総苞片が多い……え!タイシャクトウヒレンじゃん!
まさかの大珍品とは思ってなかったもんでビックラ仰天(@_@)
すぐそばに花芽だけの株(右)もありましたが、これもタイシャクっぽいなぁ…

  
少しだけ離れた場所にも、まだ花のついていない株を発見。
これもあとでじっくり見ると、タイシャクトウヒレンみたいですね。
タイシャクの方が花期が早いという話だったので、この時期には半ば終わりかけ
だろうなと思っていたのが失敗のもとなんですが、う〜ん、その場で感動したかった(-_-;

  
あたりにはサンヨウブシ(左)も何株かだけありました。
オオキヌタソウ(右)もありましたが、こちらはさすがに花は終わっていて…

  
さらにウロウロすると、ちょっと不思議な感じのアザミ類も登場。
これもヨシノアザミでいいのかな。このあたりは何種もあるようで難しい。
しかしこの後でちょいとしたトラブル発生。細い山道を走っていたら
めちゃくちゃデコボコのトンでもない悪路にぶち当たってしまって、
車の底をガリガリゴリゴリとこすりまわったあげくに
二度ほど完全にスタックしてジャッキで四苦八苦しながら脱出するという
めちゃくちゃ気力と体力を奪われる惨事が(^_^;

  
汗だくになりながらなんとか別の山道に脱出すると、ふわりとサカハチチョウ(左)が登場。
しばらく見ていると目の前で近くで産卵(右)をはじめてくれたりもしました。

  
あたりにはたっぷり実をつけたスグリ類(左)を発見。なんて種類?
真っ赤に色づいたガマズミ(右)なんかも実にいい雰囲気です。

  
アケボノソウ(左)もパラパラと登場。秋も深まってきてるんだねぇ。
こちらも実をたっぷりつけたヒヨドリジョウゴ(右)もありましたが、実は緑色のまま…

  
なんか不思議なメナモミ類(左)も発見。奇形?それとも珍種?
草地にはけっこうあちこちにシオン(右)が茂っていたのも少し不思議な感じ。
このあたりでは盆花にシオンを使うようで、あちこちのお墓に供えてあるんですが
もともと自生なのかな、それとも栽培品の逸出なのかな。

  
さらに少し場所を変えると、ハグロソウ(左)がいくつも見つかったり、
少々ボロですが大柄なカラマツソウ類(右)も発見。ミヤマカラマツあたりかな?

  
岩場をよくよく見ると、咲き始めのイワヤクシソウ(左)も1つだけありました。
タイシャクアザミ(右)はあちこちに大株が見つかって嬉しくなります。

  
そして、マネキグサも次々とご登場してくれました。
少々盛りは過ぎた感じでしたが、やっぱ逢えると嬉しくなるね☆

  
ここでもミヤマカラマツ?(左)を発見。この手もけっこう難しいのね。
タイシャクアザミ(右)もいい感じの大株も見つかったりなかなか賑やかでした。

  
さらに場所を変えようとすると、お久しぶりの野草園を発見。
ちょこっとのぞいてみると、大満開のタヌキマメ(左)やらコシオガマ(右)を発見。

  
せっかくなので少しだけ歩いてみると、大満開のユウゼンギク(左)やら、
シモバシラ(右)やら、なかなか面白いものが次々登場して少々ビックリ♪

  
白花のツリフネソウ(左)や、満開のタムラソウ(右)なんかも
あったり楽しめましたが、時間も遅くなってきたので早々に引き上げることに。
しかし、移動中になんかカツンカツンと異音がしはじめたんです。
先ほどの悪路で思いっきり底をすってますから、その時に壊したか、と焦りましたが
よくよくみると後輪が派手にパンクしていて、それも
どこかで大きなネジを踏んで穴が開いているということが発覚し、
スペアタイヤに替ええたりと、貴重な時間をまた無駄に浪費するハメに(T_T)

  
さて、あたりの山を歩くと、キバナアキギリの群落(左)を発見。
さらに近くにあったのは、なんとヤマホオズキ(右)じゃないですか!

  
あたりをじっくりみるとけっこうな群落で、たっぷり実をつけている
株ばかりでこれまた大興奮。来年は花の時期に見再訪しなきゃいけないなぁ。

  
さらにあたりには、オトコオミナエシらしき株も見つかったり、不思議な出逢いは
続きましたが、ここらで日が沈んで時間切れになったのでした(^^;

というわけで、予想外にディープな展開となりました。
前回がちょいと悔くての再訪だったんですが、
なかばアテズッポで歩き回ったのに、予想外のサプライズが
けっこうな数まとめて到来してくれましたからなんとも嬉しい限り☆
といっても、まさかのタイシャクトウヒレンや、セトエゴマや、
その場で感動できなかったものも多かったのは残念でしたが、
(といっても単なる知識不足のせいなんですけど)
それ以外にもセイタカトウヒレンやらヤマホオズキやら
前々から憧れのものにもまとめて逢えたんですからやっぱスゴイ。
やっぱりこのエリアはメチャクチャ濃いなぁと思いつつ、
それでも、最近入手したこの地域に関する本を読んでいると、
まだまだ会えていない魅惑的な花も多数なんで
やっぱ何度も足繁く通って探し回るっきゃないですね。
ただし、次はわけのわからん悪路や大きなネジやらに
悩まされないようにちょいと気をつけなきゃいけませんですな(^o^)♪


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