酷暑の高知旅〜蘭三昧未遂〜 18.7/15

この日はこれまたなんとも不思議な挑戦でした。
所用で高知に来ていたついでに、せっかくだから南国ならではの
蘭三昧に挑戦してやろうという安っぽい企みを(笑
と思ったものの、この日は全国的な超酷暑だった上に、
狙いのモノたちには見事に狭間なタイミングの超裏目っプリな展開に…
それでも酷暑の中であちこち挑戦しまくったら
いくつか面白い成果も無事にGETできたりはしたものの
暑さでヘバったら最後になんともはやな情けないサプライズという
ステキ過ぎるオチまでついてきやがったのでした(^_^;

<1>高知県各所

  
というわけで、7時前から動き始めたはずなのに既にクソみたいな暑さにヘバりつつ
久しぶりの山を歩くとギンバイソウの大群落(左)に続いて、トチバニンジン(右)なども発見。

  
さすがに花はありませんでしたが、ナンゴクウラシマソウ(左)もパラパラ発見。
しかし、期待していたような花は全然見つからず、ひたすら歩き回ったあげく
ようやく出会ったのはツチアケビ(右)。でもほぼ終わりかけてんじゃん…

  
誰のイタズラか、ヤマドリの尾羽(左)が残っていたりもしました。
薄暗い場所では咲き始めのアケボノソウ(右)も発見。気が早いな。

  
ツクバネソウ(左)もありました。いわゆるヨコグラツクバネソウですね。
意外だったのは、3枚葉の株(右)が結構固まって生えてたこと。

  
悔しいので汗みどろで歩き続けていると、ついにナツエビネ(左)を発見。
しかし、ご覧のとおり、まだまだ小さな花芽(右)状態。え〜、まだ早かったの?

  
さらに、アオフタバラン(左)も発見するも、これも完全に花芽状態で(T_T)
あたりには仰天なヒメミヤマスミレの大群楽(右)の群落もあったもは嬉しかったけど…

  
岩場に移動してみると、ケイビランを発見!
うぉっと思ったものの、まだ全部花芽状態でこれまた残念。

  
ここでは、木に着いているマメヅタラン(左)もありましたが、
花の痕跡(右)が辛うじてある程度。まぁこの時期だとそうだよね…

  
少しだけ花の開き始めたケイビラン(左)もありました。
あたりには実になったラン(右)もありました。jジガバチソウあたりかな?

  
なんかすっごい美味そうなイグチ類(左)もありました。なにもんだろ。
すっかり実になったイチヤクソウ(右)もちょいと可愛い感じです。

  
岩場の尾根道を延々と歩いていると、予想外にもエゾスズランを発見。
これもすっかり実になってたのが残念ですが、こんな南国にもあったんですね。

  
テングツルタケかな?かわいらしいキノコ(左)もありました。
薄暗い岩場には、なんか不思議な白いつぼみをつけた低木(右)がパラパラ登場。

  
すると、さらに暗い場所でしたが開花株も発見。おお、バイカアマチャなのか。
場所によって5弁の株(左)と、4弁の株(右)が
この後、道を間違えて延々と尾根道を歩いたあげくに、別の駐車場に出てしまうという
トホホな展開でへばったので、そのまま次の場所へ転戦することに。

  
んで、次にやってきたのはお約束の牧野植物園。
入るとすぐにオオキツネノカミソリ(左)に続いて憧れのタニユリ(右)が!

  
さらに嬉しかったのは、これも見てみたかったウナズキギボウシ。
別名トサノギボウシですから、本場モンですよね。嬉しい限りで。

  
さて、憧れのタキユリはあちこちに咲いているのでその度にバシバシ激写。
うなだれて咲くので撮りにくいけど可愛い。自生株もいつか見に行きたいモンで。

  
しかし、一番期待していたヤブレガサモドキ(左)は花芽すらなし。
実はこれを一番期待していたので、けっこうなガックリ(+_+)
あたりにはハマボウ(右)もなかなか見事な咲きっぷりでオミゴトでした。

  
ビックリしたのは、園内で普通に咲いてたユキミソウ(左)。
さらにシマエンジュ(右)なんてあたりも咲いてて、やっぱこの場所は予想外がある♪

  
これも嬉しいシチョウゲ(左)も咲き始めの雰囲気でした。
これも期待していたスズカケソウ(右)もありましたが、ほぼ終わりかけで…

  
こちらも嬉しいムカデラン(左)もパラパラと咲いていました。
んでもって、これも期待していたのはカギカズラ(右)。

  
しかし、これも残念ながら花がないんです。探し回ると、花の跡(左)が少しだけ
ありましたが、それ以外は前年の古い実の跡ばかりが大量にあって…
少し時期が遅かったんでしょうが、それ以上に今年は外れ年ってことなんかな(T_T)?

  
うろうろすると、ジャコウアゲハの幼虫(左)が大量にいる場所もあったり。
これも咲きかけでしたが、お初のオヤリハグマ(右)なんかにもお遭いできました。


次へ⇒

topへ⇒