間の悪い週末A〜圧倒的空回り〜  18.5/20

この日は間の悪い週末、その後編。
この日は、ちょいとしたサプライズな情報が到来したので
Oさんが日帰りで関西方面まで遊びに来るということになり、
そちらに同行するという賑やかな感じの企画。
行けば見れるという感じのイージーな標的ではなさそうだけど、
二人して一点集中で探せばなんとかなるだろうし
ついでにまわりの面白そうなところも探し回ってみるか、
と安易な楽観主義で突撃したのですが、
結構徹底的にあちこち歩けど、ターゲットはさっぱり。
しょうがないので方針転換してみたら
ものの見事に裏目続き、という悲しい展開となったのでした(^^;

<1>京都府某所

  
というわけで、Oさんと合流してワクワクしながら歩き始めますが、
期待していた谷にはまだ日が差し込んでいなくてトンボは皆無。
エゴノキ(左)がさいていたり、かわいらしいヒシバッタ類(右)がいたりしましたけど。

  
しょうがないので探索範囲を広げると、大満開のノアザミ(左)がオミゴトで、
その中にはやたらと花のでかい株(右)もパラパラ混じりました。

  
オランダキジカクシが咲き誇っていたので花のアップ(左)も撮影。いわゆるアスパラガスですね。
水路沿いには、なぜか白花のシラン(右)がいい雰囲気に咲いていたりします。

  
と、ようやく期待していたカワトンボ類(左)が登場。アサヒナカワトンボですね。
しかし、ワクワクしながら順番に見て行きますが、全部ノーマル個体で(^^;
あたりには八重咲きのウマノアシガタ(右)なんて不思議なものもあったりしました。

  
ふわりとダイミョウセセリが登場されて、翅表(左)、翅裏(右)を連続して
ご披露いただくという一幕も。関西型なのでOさんは少々興奮されてました。

  
さて、さらにうろうろすると、バライチゴ(左)がいい雰囲気に咲いていました。
沢沿いにはオオアリドオシでいいのかな?びっくりするくらいに花盛りの株(右)も発見。

  
葉上にホソクビツユムシの幼虫(左)なんかもご登場。
かわいらしいイチモンジカメノコハムシ(右)なんかも見つかったりします。

  
ふわりとヨツメトビケラ(左)が出てきたり、なぜか目の前でオオスズメバチ(右)が
のんびりくつろいでいたりしましたが、それ以上の成果もないので場所を変えるコトに。

  
すると、沢沿いにはこれまたお見事なレベルに花盛りのイボタノキ(左)。
川沿いにはあちこちにミズタビラコ(右)が咲き誇っています。

  
ここでもアサヒナカワトンボは大量で、バトル中の個体(左)も。
いい片っ端から撮影しますが、全部ノーマル型(右)ばかり。むむぅ。

  
ひょっこりとダビドサナエ(左)が登場するというシーンもありました。
ミズタビラコの花のアップ(右)もなんとも可愛い感じでした。

  
沢沿いの葉上にツマグロハナカミキリ(左)がちょこんと乗っかってたりもしました。
ふわりとオオルリ(右)が登場したりもしましたが、逆光気味がちょい残念。

  
さらに場所を変えると、ふわりとイシガケチョウ(左)が飛んでたりしましたが、超敏感で…
翅を立てて休憩している時(右)にだけちょっと近づけたんですけどね。

  
ヒゲナガサシガメ(左)も見つかりました。こりゃ面白いスタイルだね。
オオアリドオシは花と実のMIXされた実にいい雰囲気の株(右)も。メチャ可愛い。

  
咲き始めのタツナミソウ類(左)もありました。オカタツナミあたり?
竹林の中には真っ赤なキノコ(右)も。現地でお名前教えてもらったけどなんだっけ…

  
実にいい雰囲気のハナニガナ(左)もありました。
あたりにはぷらんとぶら下がった不思議なポーズをとる蛾(右)も発見。

  
さらに場所を変えると、ここではミヤマカワトンボ(左)が多数飛び交ってて、
競うようにヒメキマダラセセリ(右)も飛び回っていたりなかなか賑やか。

  
ここでも面白げなヒシバッタ類(左)が登場。ここらはいろんな種類がいるからナァ〜
ちょっと翅が白っぽく見えるアサヒナカワトンボ(右)もいて興奮しましたが
これは光のマジックだったわけで。うむ、紛らわしいんじゃい。

  
さらに場所を変えると、岩場にオカタイゴトメ(左)が花盛り。
なんか可愛らしい雰囲気のイチモンジチョウ(右)も見つかったりします。

  
葉裏にヒョッコリとヤニサシガメ(左)が隠れていたりもしました。
これまたたっぷり花をつけているマメガキ(右)も実にいい雰囲気でしたが、
やっぱりここでも狙いのヤツは登場せず、さらにしつこく場所を変えるも
どうにも期待薄すぎる状況にさすがに音をあげてGIVE UP。

しかしここからがさらになんともドツボな展開…
せっかくだからとヤゴ狙いに切り替えてみるも、駐車場のクローズ時間までの
余裕がなくて挑戦もできないという寂しいストーリーに。
さらに思い切って全く別の方向に方針転換するもこちらもぱっとせず、
「まぁこういうこともありますよ」と苦笑いしての〆括りとなったり(T_T)

  
悔しいので最後に一人でもう一箇所挑戦したけどこれも手酷くすっ空振り。
可愛いシロスジツトガ(左)や、シロアヤヒメノメイガ(右)を見たあたりで幕引きとなり、
いろいろな意味でヘロヘロになりながらの帰路に着いたのでした(^^;

というわけで、なんともならん1日となりました。
いや、まぁ、行けばすんなり見れるというほどではないのは
薄々理解はしていたんですが、1日掛けて粘ればなんとかなるだろうと
安易に考えていたんですが、ここまで手強いとは(^^;
せっかくOさんがわざわざ日帰りで来ているというのに、すっ空振りは
マズいな、と思って焦れどもいないもんはどうにもならず、
せっかくだからと転戦、さらに大方針転換までしての苦笑いな展開は
いっそ全力ですがすがしく感じる程度でした。トホホ。
まぁ、それでもささやかな出会いはあったから良しとしておくかな(+_+)
この場所は来年はもう少し早い時期に再訪して、徹底リベンジとする予定ですが、
またまた間が悪い展開になるのか、クリーンヒットになるのか、今から少々怖いような(^^;


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