<2>5/5 小笠原・母島&父島 つづき |
最後にいつものザトウクジラ像(左)を撮って、船上の人になると、
お見送りの人々(右)の中に星さんもいらっしゃってたので全力で手を振って旅路に。
遠ざかる港を見ながら、小笠原での時間を思い起こしてしばし感傷にふけってましたが
しばらくすると船の航路がなんかおかしいことに気づきます。あれ、こんな場所で曲がったっけ?
などと思っていると船はぐるりと向きを変えて再びグングンと港に…
そして「郵便をつみ忘れたので取りに戻りました」というおおらかな船内放送。
うん、母島のこういうのどかさ大好きだよなぁ、と改めて
この島への思いを深くしたりしつつ、ようやく本格的な帰路に向かうことになったり(笑
さて、相変わらず外を見ていると、カツオドリ(左)が飛んだり、
遠くをミズナギドリ類(右)が飛んだりしますが、この日も鳥影は少なめ。
でも粘っていると、オナガミズナギドリはパラパラと近くを飛んでくれました。
びっくりしたのは、わりと近くを通ってくれたクロアジサシ(左)。久しぶりに逢うなあ。
などと思っていると、いつの間にやら父島(右)が間近に。
ひそかにオガサワラヒメもかなり期待してだけど、やっぱ難しいモンですな(^^;
さて、残り時間でイロイロ探すぞ、と意気込んで歩くと、
初日と同じオガサワラグワ(左)やらナガバキブシ(右)に遭遇したので再度パチリ。
林の中にはオガサワラハチジョウシダ(左)がぱらぱらとありました。
リュウビンタイ(右)も実にいい雰囲気の株がみつかります。
公園の中を歩くと、ここでもオガサワラグワ(左)を発見。
ヤロード(右)は結構花付きのいい株にも逢えました。
わくわくしながら、オガサワラアザミ(左)の植えてあるあたりを
みると、なんとその中に1株だけ花の咲いている株(右)があるじゃないですか!
本当に花が見れるなんて、ということでムチャクチャ興奮しながらバシバシ撮影。
逢えるはずのなんてない花だと思ってましたが、願えば出逢いは到来するモンですね。
どアップ(左)でも1枚。いやぁ、なんとも嬉しい限りですなぁ。
あたりにはアカテツ?の新芽(右)も実にいい雰囲気になっていました。
その後は岩場を少し歩き回ると、タチテンノウメの実(左)があったり、
乾いた場所にはムニンテンツキ(右)が群生していたりします。
これまたお見事な感じの実をつけたハウチワノキ(左)もありました。
シラゲテンノウメ(右)も発見。ちょっとこれは中間的な株なのかな?
峠から見下ろすと、我が青春の赤灯台(左)が実にいい感じ。
新・おがさわら丸(右)も雄大な姿を堪能できたりします。
テリハハマボウ(左)もいい雰囲気に咲いている株がありました。
ビックリしたのは、斜面にごちゃっと群生していたスナヅル(右)。すごい風情やな。
シマモクセイの実なんかも見れました。これはこれで不思議な雰囲気。
といったあたりで山での挑戦はひとまず終了して、狙いをつけえていた河川へ。
歩き始めると、ごっちゃっと見つかったのはヌノメカワニナ。
久々に見たしかわいいから嬉しかったんですけど、これは帰化種なんですよねぇ。
意外にもアオモンイトトンボ(左)も何匹も飛んでいました。いつか固有系は復活しないのかなぁ。
岩の上にはこれも面白い格好をしているコゴメミズ(右)なんかも見つかったり。
そこらの川辺にはあちこちに穴が空いていたのでワクワクしながら石をひっくり返すと、
次々カニは出てきたんですが……これはミナミアシハラガニなのかな?
なかなか迫力のある個体(左)もいましたが、狙いのヤツは見つからず。
ヒライソモドキ?(右)もいました。こんな場所で見るとなんか違和感なるナァ。
浅瀬に転がるヌノメカワニナ(左)なんぞ見ながらさらに探索範囲を広げると、
少し離れたあたりに、いました、オガサワラクロベンケイガニ(右)。やっぱゴツいなぁ。
なんかずっと再会できなかったカニなので、むちゃくちゃ嬉しかったり。