沖縄旅in台風@〜干潟での惨敗〜  17.10/21

この日はなんとも無謀な挑戦でした。
所用があって沖縄に行くことになったので、ついでに
普段はあまりまわらない南部の干潟でも巡ってやろうという趣旨でしたが
ご存知のとおり『超大型』という台風21号が接近中(笑
月曜に帰ってこれないと職場的に結構笑えないもんで散々悩んだ挙句
思い切って突撃してみることにしたら、
予想通りにいろいろ危うい展開だらけでアタフタすることに(+_+)
それでも台風の隙間でウロウロしてみると
いくつかの嬉しい出逢いがあったりはしたものの、
いろいろ中途半端になってしまった感じの1日となったのでした(^^;

<1>沖縄本島某所

とりあえずスタート前のお笑いなストーリーからご報告を。
最初に書いたように、この日はちょうど台風21号がドンピシャで来襲予定。
帰路は最初は22日夕方のPeach便を確保していたんだけど、早々に全面運行休止決定(笑
台風の直撃は22日という予想だったので、いっそ早めに、ということで
Skymarkの21日最終便を取り直したら、台風の進行予想が早まってきて、
沖縄に到着したと同時にその日のSkymark便の運行休止も決定(^^;
とりあえず現地でお逢いしたタクシーの運ちゃんの『このコースなら明日の昼からは飛ぶよ』
という言葉と、台風の進路予想から想定して、昼便に切り替えはしたものの
相当ドキドキしながらの散策開始となったのでしたとさ(-_-;

  
というわけで、ドキドキしながら歩くと、ミフクラギ(左)が少し咲き残ってて
実(右)もたわわにぶら下げていたんだけど、強風で揺れすぎて撮りにくい…

  
モモタマナの実(左)もあったり、花の終わりかけたモンパノキ(右)も
あったりしましたが、風が強烈だし空模様も怪しげでドキドキ。

  
マンリョウ風の怪しい花をつける樹(左)もありました。よくみると
真っ赤な実(右)もついてたり。調べるのに手間取ったけど、セイロンマンリョウなのね。

  
オオムラサキシキブ(左)もパラパラ咲いていました。
干潟に近づくと、あちこちでオヒルギの実(右)なんかも見れたりとか。

  
さて、干潟を歩くと、結構近距離にアカアシシギが多数登場。
Powershotでの撮影ですから、結構近距離ですよね♪

  
思いっきり泥に顔突っ込みながら採餌してるアカアシシギ(左)を撮ってると
ひょっこりとアオアシシギ(右)もご登場されたりしましたが
数日前までは滞在していたという某珍鳥は見つからず。強風で林が揺れてたしなぁ…

  
さて、泥干潟を見るとミナミトビハゼ(左)があちこちを這い回っていました。
ヒメシオマネキ(右)もかなりの数いましたが、微妙に距離があってちょっと残念。

  
こんな感じでごちゃっと集まっている場所(左)もあったんですけどね。
あとは近距離でダンスしている個体(右)もいたけど暗くてブレブレ(^^;

  
さらに探していくと、ヤエヤマシオマネキ (左)やら
ベニシオマネキ(右)もいましたが、この頃からパラパラと雨になって(+_+)

  
不思議な模様のシオマネキ類(左)もいました。これもベニシオマネキの範疇か?
大柄なカニ類(右)もいて興奮しましたが、これはフタバカクガニっぽいか。
などと悩んでいたら、いきなり大豪雨になってきたのでほうほうのていで撤退…

  
飼育されているクロホシマンジュウダイ(左)を撮影して引き上げると、
しばらく歩いたら晴れてきたんですよね。気まぐれすぎる空模様やなぁ…
とりあえずリュウキュウキジバト(右)が目の前でかっこつけていたのでパチリと1枚。

  
草地にはふわふわとヒメシルビアシジミ(左)が飛び交っていました。
ビックリしたのは、巨大なミナミオカガニの腕(右)が落ちていたこと(^^;

  
キスジホソヘリカメムシ(左)なんかを見つつ歩くと、なんか見慣れない雰囲気の
イノコヅチ類(右)を発見。これがムラサキノコズチってやつかな?

  
なぜか穂上にはクロマダラソテツシジミ(左)が鎮座していたりしました。
近くの干潟を見てみると、いきなりドロアワモチ(右)が悠々と歩いていてビックリ。

  
ドロアワモチ(左)はいがいなくらいあちこちに歩いている、と思ったら、
なんと岸辺のブロック上(右)にはベタベタと大量についていたもんでかなり仰天!
軽く10匹以上見つかったので、これは集めて味噌炒めにでも挑戦すべきだったかな(笑

  
ブロック上の分かりやすいドロアワモチ(左)なんぞも1枚掲載。
んで、干潟に行くとヤエヤマシオマネキ(右)とかが登場したんですが、
ここでまたバサッと通り雨があったので一度近くの端下に退避することに…
でもこのショット、帰ってきて見直してから気付いたんですが、
端っこに憧れのルリマダラシオマネキが写ってるじゃないですか!
現地では気付かなかったので、これが超ショックで(T_T)
#よくよく検討すると、他の種類の小さくて青い個体だったみたいです。トホホ。

  
雨がやんでから再訪するとヤエヤマシオマネキ(左)はそこそこアップで撮れました。
♀っぽいの(右)もいましたが、同じ種類かどうか今イチ自信なし
んで、このときはルリマダラシオマネキはいなかったんですよね。
雨のせいなのか、気付かずに近づきすぎちまったのか(T_T)

  
黒いシオマネキ類(左)もいました。なにもんだろう…
コゲツノブエ?の殻に入っているヤドカリ類(右)もいたりなかなか賑やかやな、
といったあたりで再度雨が降ってきて、大慌てで移動開始(+_+)

  
でも、しばらくすると雨は上がってくれて、道端の草むらには求愛中のタテハモドキ(左)や
ヒメシルビアシジミ(右)やらが飛ぶようになったりとか。めまぐるしい天気やな。

  
ギンネムにはキスジホソヘリカメムシ(左)がやたら多く見れました。
なんかくたびれた雰囲気のチュウシャクシギ(右)も磯に佇んでいたりとか。

  
意外なあたりでサガリバナも植栽されていて、少しだけ花が残っていましたが
ここらで再び結構雨になってきたので諦めて撤退することに。

  
すると途中で結構花盛りのクロヨナなんかも見つけたりしたんですが、
この後は所用の途中から台風が本格到来して、どうにもならなくなったのでしたとさ(笑

というわけで、なんともハンパな展開の1日でした。
まぁ、台風が直撃する日の、直撃する直前の短時間だけの挑戦ですから
その割にはあれこれ遊べたというほうが正しいかな(笑
しかし、干潟方面はもっともっとじっくりこってり挑戦する予定だったのに
タイミングのいいところで襲ってくる大雨のせいであまり粘れなかったし、
なんといっても、後で気づいたルリマダラシオマネキが悔しい(T_T)
ついでに回りたい場所もどこもまわれなかったのも心残りだし、
今年の冬のうちに沖縄に再挑戦して、じっくりと干潟めぐりをしようかなぁとも
ちょっと思ってみたりしています。さて実現なるかな(笑
ちなみにこの日はこの後、台風再接近のスゴい状況を窓の外に観察しつつ、
予約していたSkymarkは早々に欠航したのに、ほぼ同じ時間帯のANAは
時刻どおりに飛んだという事実を確認して、大手どころの強さを実感したりしながら
明日昼の便は飛ぶよな、飛んでくれるよな、と神様に祈りまくりながら、
不安をごまかすために大量の泡盛を摂取して、エライコトになったりしたのでした(笑


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