流浪GW2017F〜のんびりの〆括り〜 17.5/7
この日は2017年GWのさすらい旅第7日目。最終日です。
本当は最後の最後まで流離いまくりたかったんですが
休み明けに結構シゴトの積み残しが多かったモンで、昼過ぎくらいには
家に戻っていろいろと準備する必要がありまして(^^;
といっても朝から家でのんびりするのも悔しいので、
最後の挑戦は家の近くで、前々から歩いてみたかった山域を
歩いてみることにしたら、本命は時期外れだったけど
いろいろと意外な出逢いがあっていい感じ。
遠出三昧の最後に地元の底力を知るという不思議な1日でした(^o^)
<1>播磨地方各所 |
朝っぱらからウロウロすると、かわいらしいシダ類の芽生え(左)が実にいい感じ。
広がり始めたところのホオノキの新葉(右)もなんともいい雰囲気です。
歩いていくと、イイカンジに満開の花をつけた樹を発見。
クロモジに似ているけど、あからさまにそうじゃないくらいの大木ですな〜
あまりアップで撮れなかったけど、これってカナクギノキでいいのかな?
だとしたらお初なので嬉しい限り。こんな場所にもあるんだね。
こちらも大満開のウリハダカエデ(左)もありました。
花芽をたっぷりつけたゴマギ(右)もなんとも可愛い感じ。
フウロケマン(左)もぱらぱらと咲いてました。
なんとも可愛い感じのフイリシハイスミレ(右)も見つかります。
さらに登っていくと、びっくりしたことに、ヒゴスミレまであったんです!
この時期に地元で見れるとは思ってなかったので嬉しいサプライズでした。
オカスミレ(左)なんかもあったのでバシバシとっていると、
近くにピンク色の濃いヒゴスミレ(右)まであって二度ビックリ。キレイやナァ。
色が濃くて可愛いシハイスミレ(左)に続いて、いいかんじに
模様の入っているフイリシハイスミレ(右)も見つかったりとか。
登っていくと、すぐそばにコガラ(左)が出たり、アオゲラ(右)が隠れてたりしましたが
汗だくで山道を登っていくほどに、どうやらルートがちがうっぽいことに気付いたので、
思い切って谷の方まで道なき道を特攻してみることに(笑
道なき道をゴソゴソと移動していくと、満開のタムシバ(左)を発見。
そして、なんと首尾よく狙いのヤマシャクヤク(右)も見つかったんですが、
全く花芽もない状態。ありゃ、時期的に早すぎたのか。
谷を歩くと、キンシベボタンネコノメソウ(左)とボタンネコノメソウ?(右)が
ぱらぱらと見つかって、数も結構多かったので少々驚いたり。
両者が並んでいる場所(左)もありました。同居するモンなのね。
あたりには咲き始めのヒトリシズカ(右)も発見。これまた可愛い。
ヤマシャクヤク(左)は探すほどにけっこうあちこちに見つかりました。
花芽をつけている株(右)もあるにはありましたが、花にはまだまだ時間かかりそうやなぁ。
さらに歩いていくと、何箇所かでヤマシャクヤクの大群落を発見!
シカが食べないので増えているという話は本当だったんですねぇ。花の頃に再訪しよう。
シロバナネコノメソウ(左)も少しだけ咲き残っていました。
驚いたことに、小株でしたが、ヒロハテンナンショウ(右)も発見。
沢沿いにはマルバコンロンソウ(左)もアチコチに咲いていました。
ヒメレンゲ(右)も咲き始めの株がいい風情をかもしています。
不思議な格好のハコベ類?(左)も発見。これはなにもんかな?
さらに下流に進んでもキンシベボタンネコノメソウ(右)はパラパラ見つかりました。
大きな花芽をつけたヤマシャクヤク(左)もありましたが、それ以外は
沢に大量に吹き溜まっていたなんかの樹の花(右)を撮ってこの谷の挑戦は終了。
ついでということで、帰り道にちょこっとだけ別の林道をのぞいてみると、
道端にハリママムシグサがいくつかあってびっくり。ここらにもあるのか!
探し回ると周辺に結構な株数がありました。この谷にあるのは知らなかったナァ。
やはりいろんな時期に訪問しなきゃと再確認しての〆となったのでした。
というわけで、なんかコレはこれで面白い1日でした。
本命はヤマシャクヤク、ではなく、そこについているはずの某カミキリ
だったんですが、季節的に大いなる勘違いがあった雰囲気(笑
まぁ今年は特に季節が遅いということもあるんでしょうけどね
でも、ばっちりなポイントは見つけることが出来ましたし、
最初道を間違えてしまってムダに汗だくで尾根道を歩いちゃったから、
いろんなスミレ類にあえたりとか、面白い出逢いがあったのも嬉しい限り。
最後のハリママムシグサも結構ビックリでしたし、やっぱ播磨は濃いナァ♪
ちなみにこの日は昼過ぎにきちんと自室に戻って書類と格闘を開始したんですが
長旅の疲れで早々に昼寝しちゃったなんてのはここだけのヒミツってことで(笑