霧に負けて〜迷走的鳥見〜  17.1/8

この日はよくわからん展開の1日となりました。
本来のテーマは、雪の降る前に久しぶりの日本海側で
噂の鳥を探してみようプロジェクトだったんですが
結構気合を入れて早朝から行ったのにトんでもない濃霧!
しかも本当に一面薄暗くなるくらいの超ド級の濃さなんです(+_+)
悔しいので粘ってみたものの本命は一向に登場せず、
さらに結構な雨にまでなりやがったので、
思い切ってドカンと大移動してみることにすると
こちらはきっちりと狙いの本命を堪能できた挙句に、
嬉しいおまけまでついてきて嬉しい1日となったのでした(^.^)

<1>但馬地方某所

  
というわけで、到着したらこんな感じ(左)。いやホンマどうにもならん。
すぐ近くの電信柱の上のコウノトリ(右)がこんな感じですから…

  
しょうがないのでしばらくフテ寝してからうろうろすると、ノスリ(左)を発見。
湛水田には、コガモとカルガモ(右)がちょこまかしていたりもします。

  
驚いたのは、うろうろしていると、マガンの群れが上空を飛んだこと。
そういえば飛来しているとは聞いていたけど、ひょっこり逢えるとは。

  
さらにうろうろすると、車窓のすぐ近くをタゲリがちょろちょろしてくれたりとか。
ここらじゃ普通種なんだけど、やっぱり逢えると嬉しくなりますな☆

  
ふたたびコウノトリ(左)に逢えたり、セグロセキレイ(右)がいたりしますが、
いくら探せど本命の某白い鳥は見つからず、そうこうするうちに
かなりの大雨になったもんで、いやになって退散することに。
天気予報を見ると南の方は晴れているっぽいので、ドンと大移動したんですが、
現地に着いたら分厚い雲に覆われていてちょいとばかりガックリ(^^;

<2>大阪府某所

  
でも、歩いていくと、いきなりひょっこり狙いの鳥がご登場。
噂のオジロビタキくんです。ええ、こちらもヒガシオジロ、Taigaな方なんですよ♪

  
かなり暗かったんですが、彼はかなり至近距離でヒョコヒョコと大人しくしてくれるので
ひたすらバシバシとデジスコで追い続けました。大サービスじゃんか♪

  
ひょっこりとルリビタキ(左)も登場しましたがすばやくてこのワンショット撮れたのみ。
逆にオジロビタキ(右)の方は近くをチョロチョロし続けてくれます。

  
その後も彼はチョコマカ動き回って、少し高い枝の上(左)にとまったり、
どこかの掲示板に使えそうなくらいの正面顔(右)を披露してくれたり実に芸達者。

  
何度も近くで可愛らしいポーズをとってくれるので大興奮でした。
暗すぎてシッポあげたポーズが取れなかったのは残念だったけどね。

  
不意に近くにモズ(左)が登場してドキッとする一幕も。
その後もオジロビタキ(右)はちょこまか出てくれるので、バシバシ撮りますが、
粘っていると、お久しぶりのKさんたちが登場されてビックリ。
んで、彼らはこの後実に面白そうな場所へ移動するということで
毎度図々しく連れてっていただくことにしたのでした(=^.^=)

  
んで、薄暗くなった河原を歩くと、あちこちでコミミズク(左)が飛び出してビックリ!
私の機材では飛びモノはこんな程度にしか撮れない暗さでしたが…
でも粘っていると、結構近くの枝にとまって(右)くれたんですよ♪

  
曇天バックですが、結構いい感じの至近距離からこんなのも撮れてビックリ。
こりゃぁ、最近フィーバーしてる某河川敷より条件いいんじゃない?

  
相当暗くなってからですが、いい感じの枝先に(左)止まってくれたので、
少し位置を工夫すると、夜景とセット(右)なんて愉快なショットも撮れたりして
完全に暗くなるまでかなり楽しめまくったのでした☆

というわけで、不思議な展開ながら面白い1日でした。
当初の狙いである日本海側での鳥探しは、予想していたように朝イチは天気は
持っていたのに、驚くほどの濃霧というまさかの展開でしたが、
その後に大移動してみてからのオジロビタキとコミミズクが面白い限り
だったので、これはこれで結果的に正解だったかな?
ちなみに春までいると思っていたオジロビタキは翌週の大雪の後に姿を消して
しまったということで、ギリギリで間に合ったということのようですね。
ちなみにこれで大阪に出没していたTaigaを2個体とも見れた
わけですが、今回の個体はじっくり近くで見れたからか、ニシオジロとの差を
実感できました。なんつうか、雰囲気が結構違うのね。
いつかそのうちきれいな夏羽も見てみたいけど、やっぱ離島でも行かないと
きついかな、と思いながら、今年の春にどっかでひょっこり見つかるのを期待中(笑


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