ぎりぎり小笠原旅B〜至高のお年玉〜 16.1/1
あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします!
(↑更新タイミングとの整合性についてツッコんだら泣きますよ?)
などと新年の挨拶カマしつつも、この日は小笠原年末旅第3日目。
この日で母島は最終日、昼過ぎの便で父島に渡る予定なので
最後にあれこれまとめてみちゃえと気合も十分。
そのイキオイで少々ハード目に登山してみて、憧れの花を探したり、
下山してからはまさかの幸運に本気で感涙したり、
あれやこれやと最後まで全力で遊びまわれたあげくに、
父島に渡った後もあれこれ遊べた楽しい1日となったのでした(^.^)
<1>小笠原・母島 |
まずは暗いうちから移動して、初日の出を見に行くことに。
小笠原は日本最西端なので「日本一美しい絶景の初日の出」が見れるわけで。
というわけで、ご覧ください。こちらがその絶景(左)です。まぁきれい。
ふと気づくと、足元に怪しい植物(右)を発見。これってなにもんだっけ?
もう1つ気になるヤツ(左)もありました。アオイゴケとかに似ているけどずっとでかいぞ?
んで、なんとこの後すぐに結構な雨になりやがったもんで、本命は早々に諦めて
代わりに山の花を攻めることにしてガンガン登っていくと、途中で遠くにかわいい虹(右)が。
登山道脇には、コヤブニッケイ(左)やらシマギョクシンカ(右)やら
いろいろな固有植物も見つかるもんで、その度足を止めてバシバシ撮影。
やがて雲が切れて晴れ間が出てくるあたりで、かわいいシマシャリンバイ(左)を発見。
薄暗い林床には、ここでもムニンシュスラン(右)が見つかったりします。
何の芽生えかな?真っ白な葉(左)もありました。色素異常個体なんでしょうね。
メヘゴ?(右)なんかもあちこちにいい雰囲気です。
ムニンホラゴケ(左)もありました。これでも一応シダ植物なんですよね。
こちらも一応珍品のはず、シマゴショウ(右)も大株があったりします。
なぜかこんなところにヤンバルツルハッカ(左)が1つだけ咲いていたりもしました。
ハハジマノボタン(右)は結構パラパラと大株が見つかります。
ちょっと嬉しかったのは、胞子葉をたっぷりつけたホソバクリハラン。
でも胞子が見えるように撮ろうとすると空抜け逆光になってなかなかうまく撮れない…
山頂近くになると、ワダンノキ(左)もありましたが、どれも花は完全に終わってました。
ここをあてにせずに、昨日別の山を登っておいて本当によかったわぁ。
その後、前日教わっていたポイントを通過しますが、狙いの花はなかなか見つからず。
何度も何度も山道を往復して、ようやく気づきました。憧れのハザクラキブシ(右)です。
見つからないと思ったら、思った以上に大木で花は上の方に咲いていたんだ〜
せっかくなので斜面を登って、なんとか花もアップで撮影成功。
まだシーズン的には早かったようで咲き始めな感じでしたが、
この時期ならではの花に逢えて、汗だくになって登ってきた甲斐があったというもの。
もっとドアップでも数枚。この時、じつは風がすざまじくて、アップの撮影はかなり難儀でした。
逆光だけど、まぁこれだけ撮れてればあの状況じゃまずまずじゃないかな?
一息ついて周りを見ると、少しだけ花芽をつけているシマゴショウ(左)も見つかりました。
山頂を過ぎて、下山炉に入り始めると、これまたご立派なマルハチ(右)もあったり。
しかし、ここでものすごい大事件が発生します。
もう1つの狙いの植物を探していると、オガサワラシジミが横切ったじゃないですか!
まさかの登場に完全パニックになりますが、勢いよく飛び去っていくものが撮れるわけもなく
そのままただただ見送ることに。悔しいので山の中じっくりモードはやめて、
早めに下山して再び虫探しをしよう、と計画が一気に切り替わった瞬間でした(笑
急ぎ足でくだっていくと、遠かったけどいい感じに満開のテリハハマボウ(左)も発見。
見下ろすと、沖乞う周辺の村落(右)も実にいい感じに見えるポイントがあったりします。
途中で道端にびっしりとホラシノブ(左)を発見。内地と同じ種類なんね。
ユノミネシダ(右)は大群落になっている場所があちこちにありました。
シマザクラ(左)はここでもパラパラと咲き残っている株を発見。
なんか面白そうな感じに実をつけた樹(右)もあったけど、これはなにもんだっけ?
さらに降りていくと、今度は路傍にテリハハマボウを発見。
早くも真っ赤になった花(左)と、開きかけの花(右)の2つが競演してました。
なんかこれまた面白げな実をつけた樹(左)もありました。
足元にはカタマイマイ類(右)も発見。毎度のことながらお名前さっぱりわからんよなぁ。
林の中では、チクセツラン(左)も発見。一度でいいから花が見たいわぁ。
ここらでもムニンシュスラン(右)はいい感じに咲いてる株があったりしました。
そうこうするうちに予想よりもかなり速いペースで山麓に到着。トータル3時間弱。
うん、腰痛でアタタと言いながらにしては、かなり頑張った方じゃないかなぁ。
さて、ついでだ、ということで水辺を除くと、アオモンイトトンボを発見。
♂(左)、♀(右)とも飛び交っていましたが、期待していたその他トンボ類は登場されず。