発作的島渡り〜気配カスカな日〜 15.10/31
この日は前々から挑戦しあぐねていた案件に突撃しました。
いまだ挑戦したことのなかった秋の離島挑戦です。
9月頃から何度も企画はしていたものの、行けそうなタイミングは
いつも海があれまくっているか、さもなきゃ大雨の予報で、
今回ようやく実現と相成ったという次第。、
いざ船に乗ってみると、まさかの知人多数で笑いましたが、
島はちょうど端境期だったようで鳥影薄く、
おまけに現地ついて状況みてから宿を取ろうと思ってたら
まさかの満杯で日帰りになるという展開つき。
それでもいくつか嬉しい出会いもあって楽しい1日となったのでした☆
<1>某離島各所 |
さて、寝不足でふらふらになりながら港に着くと、まわりに
ウミネコ&オオセグロカモメ(左)やら、セグロカモメ(右)やら多数で癒されたり。
のんびりとたたずんでいるトビ幼鳥(左)やら、なんか大きな獲物をGETしていて
アオサギ(右)やらを撮った後で大急ぎで船に乗りましたが、しばらくは
かなりの雨に加えて、波風が強くてヘロヘロになっちまうことに…
雨がやんだ頃、デッキに出ると、遠くの島の上に斜めの虹の帯(左)がかかっていて感動。
その後も、えらく色の濃い虹(右)が見え続けてて、なんとも嬉しい気分に。
驚いたのは、船の上を何度もミソサザイ(左)が飛び交っていたんです。
結局乗船しなかったけど、島に渡る途中だったのかな?
あとは、遠くを飛んでいた白い鳥(右)を撮影して、あとで思いっきり拡大して見たら
アカガシラサギだったというビックリも。島でも翌日出たみたいですけど同じ個体かな?
んで、荒波に揺られまくって相当げんなりした頃に、遠くに某離島の影が。
なんとそれが虹の中にちょうどキレイにすっぽり納まってたんですよ!
まさかの幽玄な景色に震えながらカメラを向けましたが、
揺れまくり+強烈な波しぶきの中、まともに撮れたのはワンショットだけ(笑
さて、島について早速歩き始めると、あちこちに大満開のツワブキ(左)が。
近くにハイタカ(右)が登場したりもしましたが、角度が悪くて残念…
松の実にぶら下がっているマヒワ(左)がいたり、少し離れた場所にオオジュリ(右)がいたり
ぱらぱらと鳥は出るんですが、鳥影少なめ。おまけに海岸近くになると風が強烈だし(^^;
ジョウビタキ(左)は何度も登場されたので、とりあえずバシバシと撮影。
アトリ(右)はかなりの数がいたようで、大きな群れを何度も見かけました。
松の木を見ていると、キクイタダキもかなりの数がいて、至近距離に出る個体も
いたものの、すばやすぎてこんなのが撮れただけ。ウデが足りないなぁ…
シマシャジン(左)もパラパラと咲いてました。これはちょっとうれしいなぁ。
なんか独特な雰囲気のノコンギク(右)もあったけど、これは島嶼型みたいなものなのかな?
などと思っていると、少し離れた場所にヤマヒバリ(左)が登場!
その後も上空を何度も飛ぶんですが、撮影チャンスがまったくなくて…
水辺に行くとカラアカハラが出るも自分の位置からはまったく撮れず、
しょうがないので探索範囲を広げれど、出てくるのはカシラダカ(右)ばかり。とほほ。
上空をみると、ハヤブサ(左)やら、ハイタカ(右)やらが近距離を飛んでくれました。
猛禽類が撮れると嬉しいんですが、こうなると小鳥が隠れちゃうのよね〜
真っ赤な実をつけたキジカクシ(左)もありましたし、シマシャジン(右)も
あちこちに咲き残っている株があったり、ささやかな成果はありますが、
期待していた赤トンボ系は皆無。後で聞くと島で見るには時期が遅すぎたのかな?
さらにうろうろすると、ミヤマホオジロ(左)が何度も御登場。
メジロ(右)もちょこまかと登場してくれたりしました。
えらく至近距離でせっせと餌を採るマヒワ(左)も御登場。
ド正面顔(右)も撮れたので、ついでにご紹介してみたりとか。
ふわりとチョウゲンボウ(左)も登場しましたが曇天空抜けでどうにもこうにも。
至近距離でせっせと松の実をほじるマヒワ(右)もいたんですけどね。
さらにうろうろすると、近場にヤマヒバリ(左)がいたのでPowershotでパチリ。
彼はすぐに草間に潜り込んだんですが、しばらくすると枝上にとまって
正面顔(右)を披露してくれたのでパチリ。これ、某掲示板に貼れる水準かも(笑
その後もしばらくその樹の中で数羽のヤマヒバリがちょろちょろしてくれたので
かなり薄暗い中でしたが、かわいらしいあたりもなんとかGET!
いやぁ、数年前の石川で空振りしまくったリベンジが叶って嬉しい限りじゃあ。
少し離れた電線にはシメ(左)が何羽もとまってたりしました。
ビックリしたのは、いきなりふわりと頭上にオオモズ(右)が登場したこと。
あわててデジスコ向けましたが超逆光でもうこうにもこうにも…
さて、さらにうろうろすると、枝先にヤマヒバリが何度か御登場。
結構数は多かったようで、後で聞くと7羽くらい入っていたみたいで。
んで、地面でせっせと餌採ってる個体もいたので、喜んでバシバシ撮影。
全身見えてないけど、可愛いらしいあたりは十分に伝わるんじゃないかな?
気圧配置的には明日は島流しはないという玄人の意見を聞きつけたので、
イソイソと宿に空きを確認しに行きましたが、満室とのことで引き上げることに。
帰路にも素敵な虹(左)が見れましたが、再び波荒く、寝不足もあってすぐに撃沈。
帰路すぐに愛車が15万キロ(右)を達成したのがこの日のハッピーエンドとなったのでした☆
というわけで、ちょいとハンパな展開の1日でした。
以前叶内氏が著書で書いていた『気配カスカ』ってやつですね。
ここのところ荒れてないから無事にわたれたんですが、
そうなると島に滞在する鳥は少なくなるという難しさがあるのかぁ〜
まぁ、嬉しい出会いもいくつかありましたから十分なんですけどね。
狙いのトンボ方面は空振りだったけど、時期的な勘所は入手できたし、
来年はいい時期に渡って、珍鳥方面もまとめてGETといきましょう(^^)!
最後の〆の15万キロ達成もなかなか嬉しい出来事でした。
新車購入から4年弱ですので、年間約4万キロ。
これって、調べてみると地球1周の距離なんですね。毎年地球1周分か〜♪
これからも、とりあえず目指せ月旅行、の心構えで頑張りますぞ(^.^)♪