北海道縦横無尽旅B〜北国の街で〜 15.7/20

この日は、北海道縦横無尽旅第3日。あっというまに最終日です。
既に今回の目標のほとんどを撃破しているので、この日はさらに足をドンと伸ばして
小樽周辺で別のターゲットを狙ってしまおう、ということに。
この日もまさかの酷暑でちょっと計画外だったりすることもありましたが、
それでもあれこれ嬉しい出逢いも続きましたし、
最期にほとんど諦めかけた頃にヒョンなところで大本命GETという幸運もあり、
大移動してきただけの価値はあったナァという展開になりました。
ちなみに、ハッピーエンドにプラスして、最期にちょっと素敵なオチがついてきたのは
私ならではということで本編をお楽しみいただければと(^^;

<1>小樽市周辺

  
前哨戦として、ワタシは夜明け直後来のタイミングで帯広の池巡りをしてきました。
暗い中いくつかの池を回ると、おもしろげなスゲ類?(左)や、ドクゼリ(右)を発見。

  
水面から直立するエゾノミズタデもいい感じに咲いている場所がありました。
んで、いくつか池を回った結果、おもしろそうなポイントも確保したもので、
コレは改めて再挑戦が必要かナァとニンマリしていたりもするのです(謎)

  
さて、そのまま大移動を開始すると、途中立ち寄ったSAでは、
オオシロオビアオシャク(左)やらスモモエダシャク(右)なんかが御登場。

  
ヒメモンシロドクガ(左)も鎮座していました。時期的なものか多いですね。
残念だったのは、踏み潰されていたウチスズメ(右)。実は初見なのに…

  
あとはアカイラガ(左)やら、クロシタアオイラガ(右)やら
小物だけど良く見ると可愛いあたりも見つかったりします。

  
最強の落ち葉モドキ、ムラサキシャチホコ(左)もいました。
んで、ここでちいさな花壇にモンシロチョウ(右)が1匹だけいたんですが、
結構大柄だったもので、しばらく騒いでしまったのは御愛嬌。

  
さて、そうこうしながらやってきたのは海岸沿いのカシワ林。
歩き始めると、ハマヒルガオ(左)やら、ハナマス(右)やらが見つかります。

  
林の中を歩くと、大量のコキマダラセセリ(左)が飛び交っていたり、
あちこちにエゾイトトンボ(右)がいたりしましたが、
以前は紙ふぶきのように飛び交っていたというゼフィルス類は全くおらず。
さすがに時期が遅いとは思ってましたが、少しは見れると思ってたのにナァ…

  
クサフジ(左)もあちこちで満開だったので、頑張ってイロイロ探しましたが、
登場したのは、カバイロシジミではなくルリシジミ(右)だけ。むむ、難しいもんじゃ。

  
さて、草むらの中を歩くと、エゾイトトンボはまだ色の付いてない未熟個体(左)から
真っ青に色づいた個体(右)まで、なんかやたらわんさか飛んでました。

  
良く見ると、淡い色の可愛いキタイトトンボ(左)も混じっていました。
キマダラセセリ(右)もいましたが、コじゃないのは北海道では初めて見るナァ。

  
さて、しつこくカシワ林を歩いていくと、ふわりとウラミスジシジミ(左)が御登場!
しかも憧れのsignata型なので大興奮しましたが、すぐに高く舞い上がってしまって…
ウラジロミドリシジミ(右)も登場しましたが、こちらもこのワンショットでどこかにLOST。

  
続いて登場してくれたのは、ハヤシミドリシジミ。これも微妙にV字を見せて
くれたものの近寄れず。その後も何匹かゼフは登場するけど高くを飛ぶばかりで…
時期が遅かっただけでなく、途中でかなりの真夏日になったのが敗因のようですね(^_^;

  
しつこくうろうろしていると、真っ赤な実をつけた樹(左)を発見。これなんだっけ?
などと思っていると、ふわりとウラミスジシジミ(右)が降りてくれたじゃないですか!

  
しばらく草地をちょこまかしてくれたので、みんなで影が薄くなるくらいバシバシと撮影。
右翅側(左)は普通型だけど、左翅側(右)はすこしだけsignata型風味かな?

  
さらにしつこくウロウロすると、これまたいい感じに咲いているハナマス(左)を発見。
なんか凶悪な感じのムシヒキアブ類(右)もいたりしました。

  
ここでも大群生しているトクサに驚きつつ、先端部分のアップ(左)とか撮って
遊んでると、その中に混じってカワラマツバ(右)も少し発見。
しかしその後粘れど追加の成果はないので、全く別方面の挑戦へ切り替えることに。


次へ⇒

topへ⇒