ウスイロ観察会〜バタバタの週末〜 15.7/11&12
この週末は、これまたわけのわからない動き方をしてまいりました。
毎年恒例、ウスイロヒョウモンモドキの観察会だったのですが
直前に所用ができてしまったので、お約束の但馬めぐりはできず。
でも、直前になってあまりに魅惑的な情報が降ってきたので、
早朝だけムリヤリ特攻して見に行ったり、
所要の後はそのまま但馬入りしていつもの宴席で騒ぎ、
観察会後には別の趣味方面にも突撃、とまぁご多忙なことに(笑
当然ながら結構体力的にもキちゃいましたが、
なんやかんやと面白い成果も続いて、なかなか濃密な
展開となった、そんな不思議な展開となったのでしたとさ(^^;
<1>7/11 山陰地方某所 |
さて、まずは土曜日AM4時前に起きて移動してきたのはとある水田地帯。
歩き始めると、アオサギの群れ(左)やら電線で叫ぶモズ(右)やらを発見。
そして!少しうろついただけであっけなく狙いの鳥に遭遇!
噂のアネハヅルです。いやぁ、やっぱり可愛らしいねぇ、来た甲斐あったわぁ☆
彼はずっと同じ場所にたたずんだまま、せっせと羽繕いを繰り返してました。
時々短く叫んで(左)みたり、頭をぽりぽり掻いて(右)みたり。
角度を変えると(左)、これはこれでなんとも精悍な雰囲気に。
しばらく見てるとエンジェルポーズ(右)も披露くれましたが草に埋もれがちで…
ブルブル(左)してくれたり、かわいげなポーズをとって(右)くれたり、
なかなか愛嬌はありましたが、同じ場所から動かないのでだんだん飽きてきたり…
伸び(左)をしてくれたり、しばらくだけ物憂げに佇んで(右)くれたりも
しましたが、結局この場所から一歩も動かずにひたすら羽繕いを繰り返すだけで、
さっくりと時間切れになってしまったので仕方なく引き上げることに。むむ(>_<)。
んで、そのまま大急ぎで弟御一家を迎えに上がって実家で所用。
そちらは割りとすんなり終了したので、そのまま但馬に移動したのですが、
夕刻のハヤシミドリに間に合うかな〜と思ってたら到着と同時に大雨(笑
でもその夜は、恒例の宴でご馳走いただきながら、
あれこれと生きもの談義をして、めちゃくちゃ楽しい時間を過ごせたのでした☆
<2>7/12 ハチ高原周辺 |
さて翌朝。わくわくして夜明け前に目覚めて外に出ると、空に素敵な三日月(左)。
そこに鮮やかな朝焼けが入り込んできて、なんとも魅惑的な光景(右)が展開されたり。
さてさて、この時期のこの場所だとゼフ探しにいくっきゃないでしょう、ということで
いつものアイノポイントに行くことに。高くを舞い飛ぶばかりなので、
周辺をうろうろしていると、低めの位置にジョウザンミドリシジミを発見!
あたりにはヤマアジサイ(左)もいい雰囲気に咲き誇っていました。
木影にはあちこちにソウシチョウ(右)が鳴き交わしてこれまた少々びっくり。
待つほどに、かなり低い位置にアイノミドリシジミ(左)が降りてきましたが、
これが逆に感心してしまうくらいボロッボロで…
高めの位置にはまだしも新鮮気味な個体(右)もいたんですけどね。
うろうろしてるお、ホソクビツユムシらしき幼虫(左)も見つかりましたし、
あちこちにアキアカネ(右)も多数いたり、あれこれ楽しめたりもしたのでした。
さて、粘るとアイノミドリシジミはそこそこ低めの場所にも何度か御登場。
でもこのときはかなり日差しが強かったからかV字開翅ばかりだったのが残念。
ふと気づくと、近くのこずえに賑やかにサンショウクイの親子が御登場。
なんか虫食ってたり(左)、親に甘えるように鳴いてたり(右)するのでバシバシ撮影☆
不思議そうにこちらをチラ見(左)したところや、親子で並んだところ(右)も
見れたけど、ちょっとゴチャゴチャの中だったのが残念。
でも、このあたりでサンショウクイはよく飛んでくのは見るんだけど
まともに撮影できたのはたぶん初なので、なんとも嬉しくなってみたりとか。
さて、さらにうろうろすると、ジョウザンミドリシジミ(左)が再登場するもすっげぇボロ。
改めてアイノミドリシジミ(右)を狙ってもなかなか高い位置ばかりで…
一度だけ遠目ながらイイ角度で開翅(左)してくれたあと、すとんと
地面近くの葉上(右)にも降りてくれましたが、撮れたのはこれくらいで、そのまま
タイムアップ。大急ぎで宿に戻り、美味なる朝食をたっぷりいただいて超幸せな気分に♪
さて、観察会の準備に入りますが、この日はいろいろと仕掛け(左)が準備さられてました。
たとえば中央のBOX形のネットには、大量のオオムラサキ(右)が入ってたり…
横のエノキには、オオムラサキの卵(左)がべたべたついていたり、
さらにご立派なサイズの終齢幼虫(右)も。写しそこねたけど蛹もあって
全ステージ一挙紹介というスゴさ。いやぁ、準備万端っすねぇ。