空っぽな南国旅B〜豪雨明けの〆〜 15.4/19

この日は、発作的な南国突撃旅最終日。あっという間に終幕の日です。
といっても、前夜のあまりにすごい記録的大豪雨にビビッて、
帰れないんじゃないかとドキドキしながらでしたが
それでも意外にも早い時間から雨は上がってくれたので
全力で走り回るとそこそこ濃密な出逢いが多数待っていてくれて
やはり南国ならではのなかなか面白い展開に。
でも、本命は最後まで不在のままで、これならいっそのこと
飛行機が飛ばなかったら1日追加できるじゃん、
と思ったらやっぱり普通に帰りの飛行機は飛んでしまう、という
まぁなんつうかお約束的エンディングになったのでした(^^;

<1>与那国島各地

  
さて、大豪雨も少し収まりかけた頃からウロウロし始めると、
昨日と同じ場所で、マドガの仲間?(左)やクロスジヒトリ(右)を発見。

  
よくよく見ると、モンキシロノメイガ(左)やらヤエヤマクロノメイガ(右)やら
極小サイズながらなかなか可愛い蛾もみつかったりします。

  
なんか面白げな直翅類(左)もいました。オキナワヒバリモドキあたりかな?
こちらもまた極小サイズの、ヒトスジチビナミシャク(右)も見つかります。

  
ここでもやっぱりマイマイ類(左)はお元気でした。そりゃそうだわな。
そうこうするうちに少し明るくなってきたのでウロウロすると可愛い子ヤギ(右)発見。

  
びっくりしたのは、何を思ったのかすんげぇ至近距離に登場したシマアカモズ。
これ両方ともPowershotでテレコンなしなんですよね。な〜に考えてんだか。


さらにウロウロしようと思いましたが、水田地帯はこんな感じで、あちこち道路冠水中。
まぁ、時間130mmとかだったんだから島中が水浸しですわね、すげぇなぁ。


  
驚くくらいのコムクドリの群れも数箇所にいました。じっくり探せば面白いのが
混じってるかもと思いつつ、風でブンブン揺れるのをじっくり見るのは難儀で…

  
草むらの中では、ウスオビクチバ(左)も登場したりしました。
そのまま林道を歩くと、ヨナグニサンの空繭(右)はやっぱりみつかりましたが、
成虫は見つからず。まぁ、あの雨風の中で表に止まってるわきゃねぇわな。

  
倒木を蹴っ飛ばすと、なんか実に面白い模様のゴキブリ類(左)登場。なにもん?
ヤマナメクジ類(右)もいましたが、サイズ的には小さめでこれもなにもんだろ?

  
アカスジベッコウトンボ(左)はやっぱりあちこちにとまっていました。
あとはタイワンクロボシシジミ(右)がいる程度。

  
チョッと驚いたのは、葉裏で見つけたヨナグニサンの卵に、孵化後のがあったこと。
でも幼虫は見つからず…あの雨風で振り落とされちゃったんだろうナァ。合掌。

  
ハマサルトリイバラかな?面白げな雰囲気の花芽(左)も発見。
葉上には妙に色鮮やかで可愛いマイマイ類(右)がいたので、こちらもバシバシ撮影。

  
チョッと悔しかったのは、樹々の隙間から少しだけ見えてたサンコウチョウ(左)。
何度か羽を広げて(右)くれたんだけど、前の枝がジャマすぎる〜!

  
びっくりしたのは、再び山頂近くでお逢いしたヤエヤマイシガメ(左)。なんでここにいるの?
マルウンカの仲間(右)もいたけど、ここだとなんて種類になるんだろう。

  
山頂にはおもしろげな花を発見。風に揺られまくってて撮りにくかったけど、
トキワカモメヅルとかかな?そういえばいつかヨナグニカモメヅルも見てみたいナァ。

  
オキナワキョウチクトウ(左)の中途半端な花を見つつ進むと、
オキナワアズチグモに捕らえられたヤマトシジミ(右)なんかも発見。

  
日が差してくると、イワサキクサゼミ(左)は賑やかに鳴き始めました。
なぜか大全開でボ〜ッとしていたスジグロカバマダラ(右)にも遭遇。

  
アサギマダラ(左)もたくさん飛んでいたので片っ端から見ますが珍は混じらず。
アマミウラナミシジミ(右)なんかは愛想がいいんですけどね〜

  
葉上をじっくり見てると、ミヤコキンカメムシ(左)も何匹か発見。
キムネカミキリモドキ(右)も何匹も花の上でちょこまかと走り回っていたりします。


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