発作的諫早旅A〜再逢ならず〜 15.2/15
この日は、発作的なる諫早挑戦第2日。
昨日中途半端に終わったものたちまとめてリベンジ・デーです(笑
一応昨日広めにうろついた結果ポイント的なものはおおよそ
把握ができてるし、マトを絞って効率よく片付けちまって
場合によっては早めに帰路についたあげく、
途中でなんか美味いモンでも食って…とか実に都合のイイコトを
勝手に考えていたんですが、蓋を開けてみたら
狙いどおりの濃い成果はあったものの、本命の方は
夕方まで粘りまくってもついぞ見つからず、というオチに(^_^;
やっぱ安易に考えちゃいかんなぁと反省する1日となったのでした☆
<1>長崎県某所 |
さて、この日もアサイチから念のため草地をうろつくと、
タヒバリ(左)、ムネアカタヒバリ(右)ともPowershotで取れる距離にご登場。
ちょっと離れたところでしたが、ハイイロチュウヒがバトル(左してたしました。)
草地の中も何度か飛んで(右)くれたんですが、ろくな角度で撮れずに残念。
さて、それでは本命探し、ということで昨日狙いをつけたエリアを歩いてみますが、
期待通りに湿地の周りで単独行動しているタヒバリ類ってのはいたものの、
どれもこれもメチャクチャ敏感で、こちらが見つける遥か前に飛んで消えるのの繰り返し。
2時間近く粘れども全く成果ナシ。こ、こりゃぁ、ホンキでどうにもならんぞ(−_−;
しょうがないので他の場所をうろついてみると、すぐにツルの群れ(左)を発見。
降りたところにちかづくと、ほとんどはナベヅル(右)なのですが…
その中に2羽、ウワサのクロヅルを発見。なんか2羽仲いいねぇ。
並んでせっせとお食事してるもので、なかなか顔が分かるシーンが撮れずに四苦八苦(笑
そうこうするうちに何に驚いたのか全部が立ち上がった(左)かと思うと、
バサッと翅を広げた瞬間(右)も撮影成功。ちょっとはみ出しちゃったんだけどね。
そのままあたりをグルグルと飛んでくれたもので、曇天空抜けながら飛びモノもなんとかGET。
昨日は幻みたいな飛び姿しか撮れなかったから、リベンジ成功ですね☆
彼らはそのままどこかに飛び去ったので、あたりをウロウロすると、
タゲリ(左)を多数発見。せっかくなのでキュ〜トなおしり(右)も撮ってみたりとか。
けっこう大きなアトリの群れにも遭遇しました。飛んでる姿はなかなか
壮観でしたが、角度が悪くて撮影はできず。でもこういうの出ると気分が盛り上がりますな。
などと思っていたら、ふいに電信柱の上に怪しい影。ありゃ、ナベコウじゃんか。
昨日飛んだ後に同じ場所の電信柱に止まったのをみていたので、まさか昼近い時間まで
そのまま寝てたんかと驚きましたが、後で聞くと朝は畑に下りていたそうで、
何かに驚いて再び電柱に上がってたタイミングで再会しただけみたいですね。
しばらく見ていると、なんか叫んだ(左)あとで、バサッと飛び出して(右)
くれましたが、近づいて撮っていたもので、思いっきりはみ出しちゃったよぉ。
飛んでいったほうを探しに行くと、水路沿いに2羽並んでのんびりお休み(左)してました。
そっと近づくと、1羽はごそごそと水路の中をのぞき(右)はじめたり。
2羽とも起きて、ちょこまかといい感じのポーズも撮ってくれました。
かなりの曇天で光沢が出なかったのが残念ですが、やっぱキレイ♪
叫ぶと同時に粗相した瞬間(左)も偶然取れました。これまた勢いがよいことで。
反対側からもバシバシと勇姿(右)を撮影して、大満足。いやぁ、やっぱ逢えると嬉しくなるね。
満足して移動しようとすると、えらく大満開のタガラシ(左)を発見。驚いたのは、
干潟時代の浚渫泥を捨てたんでしょうか、大量の貝があるエリア(右)があったんです。
ドブガイやスクミリンゴガイ(左)といった、端水系の貝もありましたがメインは海産のもので
カワアイ?(右)もすごい数が混じっていましたし、ハイガイの幼貝も多数。
サクラガイの仲間(左)も多数。なんて種類になるのかナァ。
オカミミガイ(右)なんかもあって、もったいないナァと呆然とすることに。
その後もウロウロすると、ちょこまか歩くムネアカタヒバリを発見。このあたりだと多いんですね。
そうだ、そろそろ先ほどの場所に戻って本命探すか、ということで移動することに。
戻ってみると、ちょうど少しだけ日が差したてきて、ムネアカタヒバリ(左)、タヒバリ(右)とも
これまたいい雰囲気に撮れましたが、やっぱり例のヤツは混じらず。
えらく至近距離で自己主張しているホオジロ(左)もいました。
あたりにはフラサバソウ(右)も大満開。そういえば長崎だと本場モノかな?
うろうろしていると、かなり遠かったですが、マミジロタヒバリ(左)も発見。
あとはえらく至近距離にカワラヒワ(右)が出たりもしますが、本命はやっぱり登場せず。
かわりに、ふわりとチョウセンチョウゲンボウ(左)が出てきたのにはビックリしました。
その後もかなり遅い時間までうろうろと粘りましたが、本命はかすりもせず。なんでやねん。
まぁ、ちょうどよさそうなエリアに、青春ど真ん中な少年達が大騒ぎしながら走り回ってくれて
いたのが原因のひとつじゃないか、という気もせんでもないですが(笑
しょうがないので探索範囲を広げると、ハヤブサ幼鳥(右)を発見。
さらに別の場所でチョウセンチョウゲンボウが再度登場してくれましたが、曇天空抜け…
その後も日没近くまでウロウロ探しましたが、やっぱり本命は登場せず、
涙濡れながら600kmオーバーの帰路に着くことになったのでしたとさ。
というわけで、あれこれ楽しめましたが、中途半端な1日でした。
昨日分析したときには、いわゆる“とったもド〜ゼン”な気持ちになったのですが
やはりバカが都合よく分析したようにはモノゴトは展開しませんナァ。
ま、まぁ、昨日撮れてるしライフリスト的にはOKなんだけど、なんかねぇ…
でも、お久しぶりのナベコウはなんとも愛想よくていい感じだったし
チョウセンチョウゲンボウも2箇所でそれぞれ別個体を見れちゃったし、
久しぶりのクロヅルとか、まぁ、なんやかんやと充実した成果だったですかね。
このあたりのエリアは、じっくりと他の小鳥探しても面白そうだし、
干拓地の貝殻ももうちょっと攻め込んで、憧れのウミマイマイとか拾いたいし、
次のシーズンもまたひょっこり遊びに来るしかないかなっと(^-^)