真裏目のオチ〜吹雪に泣く日〜 14.12/13
この日は、我ながらバカな特攻をやらかしてまいりました。
天気予報の『日本海側は大雪に注意』という忠告を無視しての突撃です。
マズいかもなぁとは思っていたんですが、平地での降雪量はたいした
ことなさそうだったし、定点カメラでも雪の積もった様子はなかったので
なんとかなるべぇという甘い予想で思いきって突撃することに。
でも、雪がひどくなって米子道がチェーン規制入っちゃう前に移動しよう、と
少し早めに移動したら、ちょうどチェーン規制開始のタイミングにぶつかって(笑
しょうがないのでチェーンを巻いて走ったんですが、当然ながら
道路に雪はほとんどなく、ガタゴトすごい振動を起こしながら1時間くらい
ひたすら走ってみたら、メチャクチャ酔っちまって吐く始末。
のっけから素敵なスタートでしたが、最後にもっと素敵なオチが
待っててゲンナリ、なんていうバカバカしい1日でした☆
<1>島根県各所 |
というわけで、最初はどうなるかとイロイロ不安でしたが、早朝から
いつもの水田地帯をウロウロすると、いい感じに日がさしてきて小躍り。
近くにいたコハクチョウも朝日に浮かび上がってキレイでしたが、
このぬか喜びの後は、ほぼ終日ずっと分厚い雲が空一面を覆うことに(^_^;
さらにウロウロしていると、別の白鳥の群れ(左)を発見。
なんとなく違和感があったので近づいてみると、ありゃ、オオハクチョウ(右)がいるじゃん。
羽繕いしている個体(左)もいましたし、近くでのんびり餌取りしている(右)
のも数羽。西の方じゃオオハクチョウはなかなかレアモンなのでちょっと興奮。
粘っていると、オオハクチョウ&コハクチョウの比較ショット(左)も撮れました。
その後、マガンの群れ(右)も見つかりましたが、この頃からなんかすんごい荒天になって、
横殴りの吹雪がビシビシと窓を叩きまくる感じで、どうにも撮影のしようがない状態…
ウロウロしていると近くにカワラヒワ(左)がたたずんでいたり、
タゲリ(右)がいたりしますが、なんせ暗い。風も強烈どうにもならん。
そんなこと思いながらも悔し紛れにウロウロしていると、畦の裏側にハヤブサ(左)を発見。
これは、ということで裏側に回り込んでみると、全身丸見え(右)状態じゃんか♪
これは、ということで大興奮しながら撮影し始めましたが、なんとも
間の悪いことにかなりの吹雪になりやがって、どうにも眠たい写真しか撮れず。
距離的には近かったんだけど、車がぶんぶん揺れてる状態だったし(^▽^;
どのくらいかというと、フロントガラスがあっという間にこうなる(左)感じ。
周辺にもあっというまに白い雪が積もり(右)はじめて、どうにもならないのでしばし避難(笑
小康状態になったのでさらにうろうろすると、マガンの群れ(左)を発見。
近くをチョロチョロとズグロカモメ(右)が飛んでもくれましたが、強風に煽られるもので
この1枚が奇跡的に撮れてたくらい。こいつら地面でじっとしてくれないんだよなぁ。
その後も、マガンの群れ(左)をのんびり見ていると、そこに次々と
他の場所からマガンが集結(右)してきて、かなり賑やかな大群になったりとか。
ちょうど吹雪のしのぎやすい場所に集まってきたのかもしれませんな。
というわけで、じっくりとマガンを撮ってしばらく遊んでみることに。
悔しかったのは、すごく見やすい場所にいたカリガネ。おおっと思ったけど、
シャッター押す直前に飛んでしまって、それっきりいくら探しても見つからず(ToT)
群れの中をよく見てると、ヒシクイが2羽だけ混じってました。
ここでもまた吹雪がひどくなってきて白い画像しか撮れないのでギブアップ。
けっこう面白かったのは、一面に広がってたブロッコリー畑(左)。
ほとんどが花が咲いた(右)状態なんですよね。こうなると商品価値ないよな?
少し天気がマシになってきたので、先ほどの場所まで戻ってみると、
先ほどのハヤブサ(左)はまだ同じ場所にいて、羽繕い(右)なんかも見せてくれました。
何が気になったのか、上をきょとんと見上げたり(左)、大あくび(右)してくれたり
もしましたが、結局その場所から全く微動だにせず。今日はここで粘ると決めたのか?
ちなみにこいつ、顔の黒い部分が広いから、たぶんオオハヤブサですよね?
諦めて移動しようとすると、ちょっとヘンな場所でナベヅルに再逢。
出水にいきゃァ数千羽見れるんだけど、他の場所で見るとやっぱお得感あるよな。