晴れ間を信じて〜但馬DE鶴見物〜 14.11/3

この日は、発作的に但馬地方に足を伸ばしました。
ふと、ウワサになっていた某鶴を見てみたいナァと思いついたのと、
天気予報的には案外と晴れそうだし、なによりも
直前にかなり強烈な北西風が吹き荒れてたから万が一、ってことで
ただそれだけの理由で太平洋岸から日本海岸まで一気に大移動(笑
しかし、発作的に突撃してうまくいくとは限らんてことで
結構強い雨な時間も多くて晴れてる時間は案外短かったし、
北風強いのがなんと現在進行形でトンボなんてほとんど見つからんし…
それでも本命の某鶴がすごく愛想よかったから、まぁよかったかナ(^_^)

<1>但馬地方各地

  
というわけで、意気込んできたけどかなりの大雨で凹んでいると、
雲の切れ間から日が差して壮大な虹(左)が!うまく撮れなかったけど。
気を取り直してウロウロすると、お食事中のコウノトリ(右)を発見。

  
うろうろすると、鉄塔上でもたたずんでいるコウノトリ(左)発見。さらに水田の中でも
コウノトリ(右)に会えたり、こちらはえらく出逢いが多かったんだけど本命はご不在。

  
なんかとろけかけてたヒトヨタケの群落(左)にも遭遇。壮絶だナァ。
あとはかなり広範囲にウロウロしてもダイサギ(右)なんかが出てくるくらい。

  
なぜか農道上のコウノトリの2ショット(左)なんかにも遭遇。
その後も本命はご不在なので、某氏に連絡してみるとちょうど回ってた場所からは死角の
意外な場所にいるとの話だったので、いそいそとそちらに移動していると、
ふと目の前を怪しい影(右)が飛んでいきました。え、もしかしてこれは!?

  
んで、ふわりとすぐ近くに降りてきたのは、噂のソデグロヅル幼鳥じゃないですか!
しかもこれがかなり近い。デジスコ要らずで、Powershot単体でこのサイズですから。
#珍鳥情報ではありますが新聞でも掲載されてる状態なのでオープン掲載にします♪

  
んで、その後もひたすらウロウロと水田地帯をのんびり闊歩。
私は最初のうちは車の中から撮ってたんですが、他の鳥屋さんが
外に出て撮ってても全く気にする様子がないんです。警戒心のない若造ってことか?

  
小さな溝を飛び越えた時に1度だけ羽根を広げて(左)くれました。
あとは逆光気味の正面ポーズ(右)なんかもパチリ。

  
その後も同じエリアをひたすらウロウロ(左)してくれたんですが、
本当に全然人を恐れないというか気にすらしないという状態だったので、
鳥屋さんと至近距離の2ショット(右)まで撮れる感じだったりとか。これすげぇなぁ。

  
ちょっと飽きたので他のものを探しに行くと、ハヤブサ(左)がご登場。
少しはなれたところからデジスコ(右)でも狙いましたが、やっぱり粗いナァ…
多分スコープがもう駄目なんだろうと想像中。機材新調するかナァ。

  
更に場所を変えると、なんとも見事に色づいたコハウチワカエデ(左)を発見。
あたりにはミヤマガマズミの実(右)もなかなかお見事でした。

  
さて、湿地地帯を歩くと、面白げなイヌノヒゲ類が多数。
この手は何度見ても良く分からないけど、どちらもニッポンイヌノヒゲでいいのかな?

  
増水気味の湿地には、ヤナギスブタ(左)とスブタ(右)がありましたが
以前見に来たときに比べるとかなり数が減ってる感じ。少し草が茂りすぎたかな?

  
かなりいい感じに色づきはじめたキクモ(左)もありました。
こんな状態でも良く見ると、結構あちこちに花が咲き残っている(右)のがビックリ。

  
面白げなフサモ類(左)もありました。普通のフサモでいいのかな?
斜面には意外にもタツナミソウ(右)の咲き戻りが数株まとまってあったりも。

  
更に場所を変えると、えらく色黒なコバネイナゴ(左)がいました。
あたりにはアキアカネ(右)は多かったけれど、結構敏感でロクに撮影させてもらえず。

  
かなり大満開に咲いているシロダモ(左)も見つかりました。
水底一面にキクモが茂っているステキな池(右)も発見。幽玄な景色じゃね。

  
なんともいい感じに色づいたハゼノキ(左)も発見。いい色じゃナァ。
んで、しつこく歩き回りましたが、見つかるのはアキアカネ(右)ばかり。やっぱなぁ。

  
草間を見ていると、モリオカメコオロギ(左)が何匹かご登場。
驚いたのは、この時期にまだ幼虫かい、と思ったらなんかの理由で
翅がなくなったらしき個体(右)だったこと。事故?それとも羽化失敗?

  
更に場所を変えると、かわいいコナスビ(左)やら、いい感じに色づいた
ヒヨドリジョウゴの実(右)やらが見つかりますが、この場所になると北風が強すぎて
歩いてても寒くてしょうがないくらいなんです。こりゃダメだ。

  
などと思っていると、倒木の上で日光浴中のアキアカネ(左)を1匹だけ確認。
そうこうするうちに、すっげぇ太い虹(右)がかかって驚く一幕も。

  
さて、最後にもう一度ということで朝の場所に戻ると、ソデクロヅル君は
ほとんど変わらない場所でまだのんびりしてらっしゃいました。
あまりに気にしないご様子なので、ローアングルで撮って遊んでみたり。

  
その後も、なんかこちらを気にせず本当に至近距離でのんびりしてくれましたが、
この頃には更に雲が厚くなり、SSが1/4秒とかのどうにもならない状態に
なってきたのでねぐらに帰る飛翔シーンは諦めて、早々に帰路に着いたのでした。

というわけで、本命は超愛想よしでしたが
期待していたおまけはあまりヒットしないという展開でした。
まぁ、普通に考えりゃ11月に入ってから飛来アカネの新規到来を期待するほうが
バカなわけですが、人生は夢多きほうがいいじゃないですか♪
ま、なんやかんやと面白い出逢いもいくつかありましたしね。
まぁ、ここのとこ諸事情であれこれ思い悩みがちなシチュエーションがあるもので、
この日も前夜からの大移動やら、雨の中の車中待機やらで
いろいろとツマらんこと考え込んクヨクヨしてたりなんてこともあったのですが、
そんな折に曇天を突き抜けるように何度か登場したぶっとい虹、
なんか妙に元気付けられた気がしましたねぇ(笑
まぁ、アレコレ悩んでもしょうがないので、変わらないペースで
これからもあちこちバカみたく走り回りながら、ガシガシ頑張るぞっと(>_<)♪


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