ロマンを胸に〜但馬アカネ修行〜 14.10/11
  
<2>但馬地方各所 つづき

  
さて、さらにうろうろすると、水田のアチコチにミズワラビ(左)は大群生。
丈が低くてヒョロ長いタデ類(右)も発見。ヤナギタデあたりだろうか?

  
エダウチスズメノトウガラシ(左)もいくつか咲いていました。
ヒョンと飛び出したトノサマガエル(右)も可愛らしかったので1枚パチリ。

  
上空をミサゴ(左)が飛んだりもしましたが、この頃には曇天で真っ黒シルエットに…
あとは妙に花盛りで派手な感じのハキダメギク(右)が面白かったりとか。

  
んで、肝心のアカネはというと、ひたっすらアキアカネ(左)。たまにナツアカネ。
んで、なんか違うのがいる!と興奮したら、マユタテアカネ(右)。とほほのほ。

  
諦めて場所を変えようとしたら、道端にアメリカシロヒトリ?の幼虫(左)を発見。
移動ついでに立ち寄った海岸では、まだ咲き残りのハマゼリ(右)が見つかります。

  
トウテイラン(左)はほとんど花が終わっていて、辛うじてな感じの咲き残りのみでした。
ネコノシタ(右)も少しだけ咲き残っていたり、そろそろ終盤の季節かな?

  
んで、こいつは咲いているだろうと思っていたハマベノギクも、けっこうあちこちに
ありはしたものの盛りはすぎた感じ。こりゃちょっと意外。

  
逆に、ウンランがかなりのイキオイで咲いていたのも少々意外でした。
こいつらもうちょっと夏の花なイメージでしたが、どういった加減なのかな?

  
ハマニガナ(左)が少しだけ咲き残っていたのはちょっと意外でした。
引き上げようとすると、打ち上げられて干からびたギンガクラゲ(右)を発見。

  
流木の上にはカルエボシ類(左)もついていました。後はイカの類かな?
なんか面白げな物体(右)も漂着していましたが、さすがに正体はわからず。

  
さて、場所を変えると、ここでもアキアカネ(左)が大量でにぎやかな感じ。
オナガアカネっぽいの(右)も一瞬だけ遠くに出たんですが、強風にあおられて消えちまって…

  
色づいた草を背景にした秋っぽいショット(左)も撮れました。意外だったのは、
角度によっては結構翅が赤っぽく見える(右)んですよね。これもアキアカネだけど。

  
うろうろすると、かわいらしいジャケツイバラの実(左)を発見。
ガマズミの実(右)なんかもなかなかいい感じに色づいていたりします。

  
うろうろすると、アオイトトンボ(左)もご登場。でも、ひたすら歩き回るも
大量のアキアカネ(右)がわらわら飛び交うばかり。こりゃメンドい。

  
ようやく違うのがいた、とおもったらリスアカネ(左)。んで、さらに
探しまくってようやくノシメトンボ(右)。むむむむ。

  
その後も、葦がくたびれるまでひたすらうろうろしましたが、
アキアカネ(左)時々ナツアカネ(右)といった按配で、疲労感ばかり溜まります。

  
アキグミ(左)もいい感じに色づいていたので、まとめて口に放り込んでみたり。
すっぱさに顔をしかめていると、足元でクロベンケイガニ(右)がバカにしたように見上げてました。

  
草地の中では、カヤネズミの巣(左)もありました。中身はなかったけど。
なんか翅先が妙に黒っぽく色づいたアキアカネ(右)も発見。もしかして雑種?

  
さらに探索範囲を広げるも、やっぱりでるのはアキアカネ(左)ばかり。
愛を語っているのオオカマキリのカップル(右)もいましたが、♀の視線がじっと♂の方に
向いているのが少々気がかりに。事が終わったらそのままバサリ、かな?

  
最後にもしかして、という水田地帯を思い出したので転戦しましたが、この頃には
なんだかかなり曇ってしまっていて、アカネ探しには厳しい雰囲気に。
至近距離をうろつくコウノトリ(左)と、ヒロハイヌノヒゲ(右)あたりを見ただけで日没となったのでした。

というわけで、なんとも修行な心意気の1日でした。
ひたすらアキアカネばかり数百匹見続けるってのは、なかなか根気が要りますな(笑
結構探して歩き回ったこともあって、妙にクタクタになりました。
報われなかった場合はなんか疲れも倍増って感じもしますわナ(笑
特にこの日はコースのチョイスが間違っていたらしき雰囲気もありますしね(謎)。
それでも、ぱらぱらとささやかながら面白い成果があったのだから、
やはり但馬辺りはアレコレ面白いということですな。
んで、この日は数名の凄腕人達もあたりをさすらわれていたようですが
噂の珍品はどなたも見つけることができなかったようで。うむ、やっぱり難物。
それでも、この近辺どこかにきっと飛来しているんだと信じて
またの機会でウロウロとしてみようと企み中。
思えばもう7年越しくらいの片思い、さてはて成果は出るのかどうか(>_<)!


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