<2>ドイツ・ハンブルグ周辺 つづき |
さて、さらにその後もしつこくウロウロして、クロウタドリなんぞ撮影。
だんだん日もさしてきて、なかなか期待できそうな雰囲気になってきます。
かわいかったのは、アヒルの家族。これが近づくと、こちらを気にしつつも
意地でも起きてやらない、というスタンスだったので、真上からスマホで撮影してやったり(笑
真っ黒なハシボソガラス(左)も発見。ズキンガラスってハシボソの亜種という認識でしたが
同じ場所にいるのね。しかも繁殖期に。それって別亜種なのかなァ・・・
などと思っていたら、ヘンプアグリモニー(右)のまわりを茶色いタテハ類がぶんぶん
飛び始めたんです。ついに蝶の写真を撮るチャンスが!と興奮したのですが、
間が悪く散水器の水があたりに飛び散っているので、なかなかとまれず
しばらくまわりを縦横無尽に飛び回った挙句どこかに去っていったんです。とほほのほ。
さらにうろうろすると、ユリカモメは幼鳥(左)も成鳥(右)も何度も登場。
やっぱり幼鳥の方は日本じゃ見れないから撮影しがいがあるってもんですね。
カササギも案外と近場をうろちょろしてくれました。こんなこというと
怒られそうですが、日本のヤツに比べると面構えが悪いような気も…
ユリカモメ幼鳥(左)ももうちょっと撮影。やっぱりかわいらしいねぇ。
ニガナとかの類に似た感じの花(右)もありました。
アカザの類(左)もありました。日本と同じ種類なのかな?
セイヨウタンポポ(右)も咲いていましたが、おお、これこそ本場モノですなぁ。
さらにうろうろすると、樹の上からカササギ(左)がのぞきこんでいたり、
バンの幼鳥(右)がうろちょろと歩いていたりもします。
水路をのぞくと、ユリカモメ(左)ものんびりと泳いでいらっしゃいました。
クロウタドリ幼鳥(右)は笑ってしまうくらい足元にもちょこんっとご登場。
ズキンガラスも水路沿いでのんびりたたずんでいらっしゃいました。
顔と羽の部分で黒のトーンも違うので、灰色の部分とあわせて三色カラスって感じですね。
なぜかピシッとした詰襟の服を着た紳士風に見えてしまうのは贔屓目かな?
オオアワダチソウ(左)もあちこちに植えてありました。うろうろしてると
アオイトトンボ類(右)も発見。ワンショットだったけど、調べるとLestes viridisって種類かな?
イタドリの類(左)もありました。これは日本とは別の種類になるのかなぁ?
セイヨウコウホネ(右)もいい感じに咲き誇っているエリアがありました。
少し離れていましたが、アオサギ(左)も発見。うむ、面構え悪し(笑
池の中にはクサガメ(右)ものんびり日向ぼっこしていたりします。
ヒメジョオン(左)も群生していました。厳密には同じ種類かわからないけど。
ギボウシの類(右)もあったけど、これは園芸品種かな?
池の中では、アヒル&アオサギ(左)というのどかなシーンも見れました。
オオバン(右)もちょこちょこしていましたが、これら全部日本と同じ種類なんだよね。
キケマンの類(左)もひっそりと咲いていました。面白いあたりでは
えらく巨大でオグルマに似た花(右)もありましたが、正体はさっぱり不明。
バン(左)もすぐ足元をチョコチョコしてくれてなかなかフレンドリー。
先ほどのクサレダマ風の花(右)がまたありましたが、こっちのほうが雰囲気がわかりやすいね。
そうこうするうちに時間的にやばくなったので、公園を離れてホテルへ急ぎますが、
当然かつお約束ながら道を間違えてさ迷うと、途中でビルの少し高い位置の窓上に
ニシイワツバメがずらりとご休憩中なのを発見。これはうれしいサプライズじゃ!
そして、なんとか前日に見つけていた水鳥三昧の場所にたどり着くと、
そこには大量のコブハクチョウ(左)に混じってハイイロガン(右)が何羽もご休憩中。
ハイイロガン(左)はかなり人馴れしているようで、足元をチョコチョコする個体も。
しばらくカメラを向けていると、バサッと羽ばたき(右)も見せてくれました。
白黒ツートーンのかわいいアヒル(左)も何羽もご登場。これもかわいい。
ハイイロガン(右)はこの場所ではでかいだけのアヒルみたいな扱いで面白いですよね。
オオバンも結構たくさんいてちょろちょろしててくれました。
ほかにもカモ類が見れるかなぁと思ったら、案外少なくてちょいと意外。
考えてみたら繁殖期だもんなぁ。これだけ見れりゃ十分かナ。
その後、ユリカモメ(左)を撮たあたりで完全に時間切れとなりホテルへ大急ぎ。
んで、そのあとはバタバタと空港へ急ぎ、長い長い帰路へ…
最後にヘルシンキ空港での乗り換え時に、なぜか空港構内を我が物顔で飛んでいる
イエスズメ(右)を撮影して、今回の自然方面の挑戦は終幕となったのでした♪
というわけで、なかなか楽しき“欧州がさがさ団”だったのでした。
もちろん、ここでは生きもの方面の成果だけ報告していますが、それ以外に
普通に観光方面、そして家族的の大成果も多数でしたし
現地3泊4日にしてはかなり濃い内容だったんじゃないですかね〜♪
そして、なんといっても前回のパリとは打って変わって
あれこれ生きもの方面の成果があったのが何より一番嬉しい限り。
(前回2P、今回は総計9Pという大差ですからネ)
野鳥方面で、ヨーロッパコマドリやらニシコクマルガラスやらという
“日本的大珍鳥”があれこれ見れたのが一番嬉しかったし、
蝶は市場でのオオモンシロチョウが唯一の成果だったけど、
トンボは憧れのイソアカネも、まさかのマダラヤンマも見れちゃったしね♪
まぁ、あれやこれやの成果は、現地でご案内役していただいた
妹夫婦の細やかな心遣いのおかげなわけで…
ただでさえヤヤコしい7人組のお世話だったのに、その中に約1名、ほっとくと
スグ放し飼いになるヤカラがいてメンドくさかったろうと思いまする(笑
え〜、ホンマにお世話になりましたm(_ _)m
しかし、これは可愛い甥っ子をツツキまわすのも兼ねて、また何度も
再挑戦しなきゃいけませんねぇ。今回見損ねたヤツラを見たいし、やっぱり
季節を変えてどんな変化があるのかも見てみたいもんで。
というわけで、またぞろお世話になると思いますんで、どぞ御覚悟の程をo(^-^)o!