欧州がさがさ団@〜楽しき幕開け〜 14.8/11

今回のお盆の連休は、なんと海外遠征〜!
といっても、生きもの狙いでどこかに突撃してきたわけではなく
以前と同様に、海外在住の妹宅に家族旅行してきたというワケで、
前回はパリだったけど、仕事の都合でドイツ・ハンブルグに転居したもので
今回はそちらに突撃をしてきたような次第(^^)
とはいえ2年前のフィールドノートを見ていただいた方はご存知のとおり
前回のパリはあまりに自然が残っていなくて、自由時間も少なく
ほとんど何もみれなかったという苦い経験があったので
今回もさっぱり何も期待していなかったんですが、
今回は周りも気を使ってくれたりして隙間時間を確保でき、また
近場でも結構自然が残っている場所が多かったりして
かなり楽しく充実した時間を盛りだくさんに楽しめたのでした♪

<1>フィンランド・ヘルシンキ周辺


今回の旅のスタートは、初手から予想外の皮切りでした。
本来のスタートはAM10時。そう、台風12号の本州上陸時刻ジャストですね(笑
というわけであっけなく飛行機は5時間遅れとなり、
乗り換え地点のヘルシンキで一泊追加という予定外のスタートで(^^;
日の長い欧州とはいえ、ホテル着8時過ぎでは初日はなんの挑戦もできず…

  
悔しいので翌朝まだ薄暗いうちからホテルの周辺をウロウロ。
すると本場もののコゴメバオトギリ(左)やらセイヨウノコギリソウ(右)なんかを発見♪
#現地の植物についての詳しい知識がなく、正確に同一なものかは判別できてませんが
#“〜っぽいもの”と書き続けるのもややこしいので断言しちゃいます(以降同じ)。

  
草地の中には八重咲きのザボンソウ(左)やらルピナスの仲間(右)も群生して
いたけど、こいつはさすがに野生じゃないですよねぇ。どこまでが植栽なのかなぁ…

  
えらく花の細かいヤエムグラの類(左)もありました。トゲナシムグラでいいのかな?
ホソバウンラン(右)も群生していたけど、これも本場モンってことなのか。

  
カミツレっぽい花(左)もありました。少し大柄だったけど同種かな?
ヤナギランの仲間(右)もありますが、これは前回のフランスでもあちこちで
見かけましたから、ヨーロッパでは広く見られるみたいですね。

  
ノボロギクなんかに似た花(左)もありましたし、タチオランダゲンゲかな?(右)
というものもあったり、なかなか面白いカンジ。まぁ見るものすべてお初ですからね。

  
アキノキリンソウに似た植物(左)も発見。近縁種なんだろうか?
小株でしたがヨモギギク(右)なんかもみつかります。

  
ちょいとボロでしたが、シャジクソウ系っぽい花(左)もありました。
近くにあったアザミ類(右)は、セイヨウトゲアザミに似てるけどあってるかな?

  
よくわからない白い実をつける低木(左)があったり、ちょいと不思議なアザミ類(右)
あったりしましたが、ここらであっけなくタイムアップ。
だって、薄明るくなったのが6時過ぎなのにハンブルグ行きの飛行機が7時半だし(笑
というわけで、フィンランド探検は早朝の30分だけだったんですが、まぁ楽しめたかな☆

<1>ドイツ・ハンブルグ周辺

  
というわけで到着したのはハンブルグ。雄大かつ歴史観あふれる町並み(左)が
なんとも素敵ですが、ホテルに荷物を放り込んで、早速歩き始めると、
セイヨウナナカマドの真っ赤な実(右)なんかがあって、少々盛り上がります。

  
歩いていくと、少し遠かったですが、タイリクハクセキレイ(左)を発見。
モリバト(右)も少々小バカにした表情でこちらを見ていたりします。

  
なんか面白げな植物(左)も道端に生えていました。タイトゴメとかの仲間かな?
道端の街路樹にはシジュウカラ(右)も発見。ここのは基亜種になるのね。

  
壮大なる歴史の重みを感じる市庁舎(左)なんぞ見つつ歩いていくと、
あたりをふわふわとユリカモメ(右)が舞ってくれたりとか。
悔しかったのは、ここで一瞬だけ足元にフワリ舞い降りたヨーロッパアカタテハ。
カメラを向けた瞬間に飛んで消えやがったのですが、こんな街中で見れるなら
今後も会えるだろうと思ったら、これっきり二度と出逢わなかったりんですよね(^^;

  
さて、道端のオープンカフェでは、イエスズメ(左)がせっせとお食事中。さらに買い物方面に
歩いていくと、少し離れた川沿いに、たくさんの水鳥の群れ(右)がいるじゃないですか!

  
ご一行での移動中だったので遠目の数ショットのみになりましたが、ハイイロガン(左)が
のんびりと何羽も泳いでいたし、カモメ類(右)は、よくみるとユリカモメに混じって
少数ながらニシセグロカモメも見えますね。あ〜、やっぱ無理やり近づきゃよかったかな?


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