無計画GWB〜満載の帰還日〜 14.5/4

この日は、無計画突撃なGWの3日目。
なかったはずの某離島3日目でして、も最終日の可能性が高い、
ということで、もう朝一番から気合満点で全力疾走。
同時に、無事に船が出てほしいような、いっそのこと出てほしく
ないような、と不思議な葛藤がありつつでしたが、
走り回った甲斐もあっていくつかの嬉しい出会いもあり、
意外にも植物方面の成果もあって、けっこう盛りだくさん。
最後には、無事に帰還かなったあげく、
予想外の展開に続く、という不思議な感じの1日でした☆

<1>某離島各所

  
まずは前日同様にまだ薄暗いうちからうろうろすると、暗い林床に怪しい影。
ISO1600でもシャッタースピード2秒という条件の中、ピントもロクに合わない中で
無理やり撮ってみると、カラアカハラだったのでビックリ。幸先いいねぇ。

  
木の上でたたずむビンズイ(左)なんぞみたあとで、林間を歩いていくと
ちょこまかとコルリ♀(右)がご登場。暗くてロクに撮れなかったけど。

  
んで!
しばらくすると前からチョコチョコと近づいてきたのは、なんとマミジロ♂!
大いに興奮しましたが、彼はちょこまかと物陰に隠れるように動いた挙句、
反対側から来た人に驚いて飛び去ってしまったので、撮れたのはこの数枚だけ。
でも、とりあえずリベンジかないましたから、なんとも嬉しい限りです☆

  
うろうろすると、笹薮の中で力いっぱいさえずるウグイス(左)も発見。
ビンズイ(右)も何度も登場しましたが、珍品はこの日もやっぱり混じらず。

  
キマユホオジロ君は、この日も朝から同じ場所でせっせと餌取り。
面白いのは、昨日の発見時には大人数に囲まれてたのに、今日は数人しか狙ってない。
まぁ当然なんですが、価値の暴落っぷりに少し笑ったり。


  
さて、林道をあるくと、脇をちょこちょこと歩く影。
よくみると、それはクロジ♀だったのでした。これまた近距離で可愛いねぇ。

  
水辺に行くと、「さっきまでシロハラホオジロ撮り放題でしたよ!」といわれて
あせるも、しばらく粘っても遠く(左)に一瞬出てきただけ。
キマユムシクイ(右)が水浴びに来たりもしましたが、素早すぎてデジスコじゃ無理…

  
代わりに堂々としていたのは、コルリ♀。なにをおもったのか、不思議そうに上空を
見上げ(左)たり、水浴び後にせっせと羽繕い(右)してくれたり。

  
キビタキ(左)も、相変わらずよく登場しました。堂々としたポーズやな。
メジロ(右)もチョロチョロ。脇が栗色のはいませんでしたが。

  
なんともいえず可愛らしかったのは、しばらく水辺をチョロチョロしていたコルリ♀。
ひょこひょこ尻尾を上げて真っ白なお尻を見せるポーズがなんともキュ〜ト♪

  
あまりにかわいかったのでもう1枚(左)。いい雰囲気やねぇ。
ビックリしたのは、いきなり登場したウソ♀(右)。
朝にはアカウソ♂もいたと聞いたので、もう少し粘るか、と思っていたら
横の鳥屋さんに電話がかかってきて「え、なに?ベニヒワがいる?」
…ということで、全員でカメラ抱えて走っていくことに(笑

  
んで、ゼェハァいいながら到着したいわばでは、少し遠かったですが、
ベニヒワが岩の上をチョロチョロしてくれていたのでもう狂喜乱舞♪
なぜかベニヒワは徹底的に縁がなくて、今まで何度も探しに行ったのに
いままで逢えていなかった種類なんです。ここで逢えるなんて(>_<)!

  
距離があるのと、ちょこまか歩くのとで、なかなか厳しかったですが、
真っ赤な頭もはっきりと撮れました。♂ならもっとよかったんだけどなぁ。

  
笑ってしまったのは、ベニヒワを撮っている時、茶色っぽい小鳥が飛んで岩場に下りたので、
「ああ、あの雰囲気はヒメコウテンシっぽいですな」と嘘八百のたまってから
のぞきにいってみたら本当にヒメコウテンシだったこと。いやはやマジかいな。
まわりの鳥屋さんに大層驚かれましたが、一番驚いたのは自分だったりとか(笑

  
さて、その後もベニヒワ君はチョロチョロしててくれたのですが、
そうこうするうちに無事に本日の船が到着したようで、新顔の鳥屋さんがバサッと
いらっしゃったので、とりあえず場所をお譲りすることに。

  
面白かったのは、岩場の上で大群で休憩していたツバメ(左)。
よくよくみると、コシアカツバメ(右)も1羽混じっていましたが、珍光景だな。

  
あたりを見渡すと、そこここにハマハタザオの大群落が今を盛りといい感じ。
花もばらつかないこの時期が一番きれいですよね。なかなか見ごたえあるよなぁ。

  
ハマエンドウ(左)もあちこちで咲いていました。バシバシ撮っていると、
ひょいと真横にセンダイムシクイ(右)が登場。これも島ならではの光景ですよね。


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