初!館長〜昆虫館を楽しむ〜 13.8/25

この日は、個人的初体験のドキドキな1日。
そう、佐用町昆虫館の『1日館長』に初挑戦なのです。どんどんぱうぱう♪
って、まだやってなかったのか、という突っ込みもありそうですが、
サポートに入ることはあっても1日いるのは実はお初。
ということで、かなり気合を入れての挑戦となったのですが、
手馴れてないもので、副館長さんにご迷惑かけまくり。
でも、幸いにして雨もほとんど降らず、家族連れもたくさん来訪いただき、
とても賑やかで楽しい時間を過ごすことができました。
本来はHPの更新は諦めていたのですが、なんやかんやとカメラを向けてると
存外にネタがたくさん拾えたので、無事に更新できた次第。
さすがは佐用町昆虫館、底力がすごいぞ、と実感できた1日でした(>_<)

<1>昆虫館周辺

  
というわけで、マニュアル見ながら四苦八苦してなんとかオープン(左)。
ちなみに前日までの豪雨で、裏の川(右)はスンゴイ濁流に。
ちなみにこの日は朝イチに東播磨方面に立ち寄っていたのですが
そこではもう天も避けよとばかりの豪雨でしたので、この時点では今日も一日
雨なんだろうナァ、というかなり諦めモードになっていたのはひみつ。

  
館の周辺を歩いてみると、白花のスズムシバナ(左)を発見。
ハリママイマイかな?おもしろげなカタツムリ類(右)も見つかります。

  
池にはオオカナダモの花(左)がパラパラとついていたので、カメラを向けると
いきなりタカネトンボ(右)が飛来してせっせと産卵開始。
これは!と狙いますが、完全無軌道に飛びまくっては産卵するので、
ちょっと粘っても、こんな超証拠写真が撮れただけ。とほほ。

  
さらにあたりを見渡すと、別のマイマイ類(左)を発見。これもハリママイマイ?
建物にキノカワハゴロモ(右)が止まっていて、南方系だと思っていたのでビックリ。
調べると現在はかなり北上しているんですね。さっそく捕獲して展示に加えてみたり。

  
その後、数組の家族連れが来訪されたのですが、ご案内されていたMさんが
「なんかアゲハがいました」というので見に行ったら、キレイなミヤマカラスアゲハ(左)が
鎮座していてビックリ仰天。直後に飛び立ちましたが、すぐ側に羽化殻(右)も
みつかりました。そうか、羽化直後だったんですね。こりゃすごい。

  
さて、その後もオオクワガタ(左)なんぞに活躍しながらお子さんと遊ぶことしばし。
ビックリしたのは、タマムシ(右)を拾ってきたお子さんがいたこと。すごいなぁ!

  
さて、客足が途絶えた隙に周辺をウロウロすると、網室ではナツエビネ(左)がいい感じ。
妙に赤みの強いヨツバヒヨドリ(右)なんかも咲いていたりします。

  
盛りな感じでいい雰囲気だったのは、ミズタマソウ(左)。雨上がりで本当の水玉もついてて
実にいい雰囲気でした。キツリフネ(右)なんかもあちこちでいい雰囲気に咲いています。

  
スケバハゴロモ(左)がいたのでカメラを向けると、木漏れ日が実にいい感じ。
館の裏手では、タカネトンボの羽化殻(右)なんかも見つかります。

  
そうこうするうちに、館の周りの水路にタカネトンボが飛来して再び産卵開始。
いやになるくらい大量にシャッターを切ってみると、2枚だけ写ってました。ラッキ〜♪

  
館の中では、展示中のスズムシが実にいい雰囲気に鳴いていました。
よく考えたら、スズムシの写真がなくて苦労した経験が何度かあるので
これ幸いとばかりバシバシと撮影。いや、こいつは自然下での撮影って難しいのヨ。

  
うろうろすると、ウマノスズクサ(左)もまだまだおもしろい雰囲気の花をつけていましたし、
サネカズラ(右)も、パラパラとですが花が咲き残っていたりします。

  
のそのそ歩いているカブトムシ(左)も発見したので、さっそく展示に追加してみたり。
ノブキ(右)も、相変わらず面白い造形の花をたっぷりつけています。

  
子どもたちを館の周辺を案内していると、えらく巨大なトノサマガエル(左)が登場。
これ、一瞬ウシガエルかと思うくらいのサイズでした。老齢らしく目がにごってますね。
あと、再びタカネトンボが飛来したので、何枚かシャッターを押したら
これまた奇跡的にピンの来たショット(右)が1枚だけ撮れたのもビックリでした。
最後にしでかした大失敗は、時間をさっぱり考慮せずに、
「あ、お絵かきしたい人はどうぞ〜」と誘導してみたら、閉館時間ギリギリだったこと。
そんな時に限って何度も書き直すお子さんもいて、閉館時間は大きく超過。
お忙しいMさんを長々とお引止めすることになってしまい、大いに反省(-_-;

  
閉館作業のついでに、展示中のダイセンニシキマイマイ(左)をバシバシッと撮影。
一緒に展示している大型マイマイ類(右)も撮影しましたが、これはどうも
種類が違いそう。かといってなににあたるかはわたしの知識じゃわからないけど。

  
キベリハムシ(左)も可愛かったので最後にバシバシと撮影。んで、鍵閉めて帰ろうかと
思うと、裏手の天井にミヤマカラスアゲハの蛹(右)を発見!
羽化まではまだ時間がありそうですが、さらなる楽しみの追加にホクホクしながら、
これまたマニュアルと取っ組み合いしつつ、なんとか閉館作業を終えたのでした(笑

というわけで、予想外にもかなり楽しめた1日でした。
ご来訪いただきましたみなさま、そして不慣れな館長役を
適切にサポートいただきました副館長のM様、本当にありがとうございましたm(_ _)m
いやぁ、しかし佐用町昆虫館は本当に底力のある場所です。
まさか1回分の掲載内容が撮れるとは思ってもいなかったのでビックリ仰天。
ちなみに、少し悩んだのですが、当日撮影しまくったお子さまがたの活発な姿は
個人用HPでは掲載を控えておくことにしました。
かわりに、昆虫館の公式ブログに載せてありますので、ぜひご来訪を♪

最後にまた宣伝を。
佐用町昆虫館は4月〜10月の土・日・祝日にオープンしています。

館の中の展示はもちろん、館の周りでも賑やかな出逢いが多数あること間違いなし。
玄人志向の方は、裏手の船越山まで足を伸ばせば更に盛りだくさんの発見も待っています。
館長役をやっている日以外であれば、山の方の案内もやらせていただきますよ☆
てなわけで、ぜひぜひ皆様、お誘い合わせの上、遊びに来てくださいませね(^-^)♪


次へ⇒

topへ⇒