突発関東日帰り旅〜波と泥に泣く〜 13.3/8
  
<2>神奈川県各所 続き

  
さて、さらに周辺をウロウロすると、大満開のマンサク(左)を発見。
えらく色の薄いカントウタンポポ(右)も見つかりました。これって白花になるのかな?

  
かわいらしいウグイスカグラ(左)やら、タチツボスミレ(右)などを見つけたあたりで
引き上げて、O氏のお宅にいきなりお邪魔するという暴挙にでてみたり。
Oさん、いきなりの押し掛けでどもすいませんでした(笑

  
まずご案内いただいたのは、先日見つけられたというツクシスミレの群落。
帰化植物だとのことですが、Oさんに「これなんですかね?」と写真を送っていただいた
時にはさっぱりわからず、Mさんにヘルプ依頼したら即答で返事が返ってきて
ビックリ仰天したという思い出の品です。しかし、こんなトコにあるのねぇ。

  
ごじゃッと密生した生え方(左)が面白い感じでした。よくよくみると、ランナーを伸ばして
増えている(右)のも確認できたりとか。いやはや、面白いものですな。

  
近くの池をのぞくと、なんか謎の物体(左)が多数散乱していたり。なにかの根茎?
池の中でなんか大きな影が動き回っているので、ドキドキしながら網を突っ込むと、
えらく巨大なドジョウ(右)が多数登場してビックリという一幕もありました。

  
さて、その後は近くの海辺を歩いていくと、波打ち際には巨大なワカメ(左)が多数。
せっかくだからとカジってみましたが、生だとかなりエグみがあって(^^;
可愛らしいウミウチワ(右)も打ち上げられていました。
#左はアラメだそうです。ワカメもたくさんあったんですけどね〜(^^;

  
おおっと思ったのは、コンブと一緒に打ちあがっていた岩の中に、潜り込んでいる
貝があったんです。カモメガイだと思ってましたが、ちょっと図鑑で見ると違うような?

  
さらに探していくと、生きてる貝(左)も岩から取り出すことができました。
近くにはトコブシの殻(右)もあったりして、なかなか楽しい感じじゃん。

  
さらによく見ると、へんな物体が昆布の根元についているのを発見。石灰藻類と
いうそうで、こんなヤカラもあるんですねぇ。奥が深いなぁ。

  
だれが犯人なのか、中身を食べられたヒラザガイ(左)が落ちていたりもしましたし、
こちらも可愛らしいヨロイイソギンチャク (右)も発見。その後は、O氏宅で
海洋生物図鑑を見せていただき、あまりの難解さに深く落ち込んだあとで、いよいよ
狙いの某珍品を探すべく夜の磯に繰り出しましたが、これが
なんかどうにもならんくらいのすんごい波で、悔し紛れに粘ってはみたものの
到底探せる状況じゃない、ということでギブアップすることに(^^;

  
諦めて帰路に着こうとすると、O氏宅のすぐ側で、シロテンエダシャク(左)やら
カシワキリガ(右)やらを発見。いやしかし、自然豊かでいい場所ですね〜♪

  
というわけで、帰路ついでに数箇所トイレとか見て廻ると、アトジロエダシャク?(左)やら
模様の面白いシロヘリキリガ(右)やらをさっそく発見。

  
ここでもシロテンエダシャク(左)がいたり、シロトゲエダシャク(右)が
いたりしましたが、他には面白げなフユシャク類とかはあまりご登場されず。

  
さて、さらに調子に乗って谷戸を歩くと、少し古いものながら、ニホンアカガエルの卵塊(左)を
発見。あたりをよくよくみると、ニホンアカガエル(右)は何匹も浮かんでいました。

  
アップで撮影(左)しながらさらにすすむと、噂に聞いていたトウキョウサンショウウオの
卵塊(右)を発見!このあたりは少し前まで記録がなかったはずなのですが、その由来は?
んで、これをバシバシと撮っていると、数m横でトウキョウサンショウウオの成体が
ゆっくりと落ち葉の下に潜ったのを発見。思わず手を伸ばしたところで悲劇は起きました。
かなりやわらかい泥の湿地だったので、無理な体勢で手を伸ばしたトタンに
足元がガボッと沈んでバランスを崩し、そのまま左半身からスローモーションで泥の中に(笑
泣きながら車までツッ走るという見事なオチになったのでした(ToT)

ということで、突発ながら結構楽しめましたが、素晴らしいオチの1日でした。
主目的の珍鳥は見れたものの、渋滞→高波→泥まみれですから、
とりあえずは1勝3敗くらいの換算でしょうか。むむぅ。
まぁ、最後のあたりのいくつかは、また来年にでも必ずリベンジしようと思っています(笑
Oさん、いきなり押しかけたのに遊んでいただいてありがとうございました☆
ちなみに、実はこの日はさらにもうヒトツ、素敵なオチがあります。
泣きながら服を替え、そのまま大急ぎで帰路に着いたわけですが、
なんかカーナビが変なトコ連れてくなぁと思っていたら、西湘バイパスに乗っちまい、
これってどこから高速につながってんだっけ?と悩んでいたら
そのままなぜか箱根の山の中について、しばらく峠道を走るハメに(笑
よくわからないけど、半徹明け+予想外の泥まみれの合わせ技でしんどい時に、
なんでそんなわけの分からん遠回りをさせられるねん(>_<)!!
つうことで、予想通り途中で完全に力尽きて、到着時間は大きくズレ込んだのでした。


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