自爆関東旅@〜発作的シギチ探し〜12.11/24
この週末は、いままで以上に発作的な動き方となりました。
もんのすごく発作的かつとりあえず的な関東旅です。
理由はイロイロありますが、ちょっとここんとこ諸事情で動きが鈍くなっていたので
「なんか遠くに行きたい」という毎度の発作が抑えがたくなっていたんです。
三連休初日もチョイ用でツブれたので本来は遠征すべきではないのでしょうけど
そこらの計算ができているようじゃこんな生活しとらんワイ(^^;
んで、悩んだ挙句、かなり発作的に前回大空振りした茨城県某所に特攻しましたが
結論から言うと今回の関東旅はものの見事な大自爆でして、
やはり思いつきだけで動くのはバカなんだなぁとしみじみ感じることになったのでした(ToT)
<1>茨城県某所 |
というわけで、前日夜飯直前に決意し&そのまま徹夜で突っ走って
やってきたるは懐かしき水田地帯。まだ暗い中うろうろすると、エリマキシギ(左)に
続いて、ドジョウをGETしたツルシギ(右)が御登場。
タカブシギは前回以上にアチコチにいて、羽繕いしてくれている個体もいて
ちょっと期待が高まりますが、予報に反して雲が分厚く今にも降りそう…
でも、しばらく見ていると、すぐに前回は逢えなかったアカアシシギを発見。
それも案外と警戒心が薄いのか、すぐ近くで見れて嬉しくなります。
薄暗い中うろうろしていると、どこからともなくオオハシシギも2羽(左)登場。
薄暗い中、連写してもほとんどブレブレでしたが、タカブシギとの2ショット(右)もGET。
近くにエリマキシギ&タカブシギ(左)が出てくれたので、引き目で2ショットも撮影。
コアオアシシギ(右)も数羽いましたが、よく考えたらこれ1枚撮っただけでした。
アカアシシギ(左)は、な4〜5羽いて、愛想も良くてかなり楽しめました。
バシバシ撮ってると、ムクドリ(右)が俺も撮れと飛んできたのでパチリと1枚。
そのうち、グングン近づいてくるヤツもいて、デジスコだとワイド端でアカアシシギの顔(左)
が撮れてしまうくらい。FZ100テレコンなしでエリマキシギ(右)がこうですからね(^-^)
その後も粘って、闊歩しているタカブシギ(左)やら、なかなか近づいてくれない
ツルシギ(右)なんかをバシバシ撮りましたが、やはり肝心のコキアシシギは登場しません。
オオハシシギも愛想良く、羽繕い(左)を見せてくれたり、なんかキリリとした
ポーズ(右)を見せてくれたりもしました。もうちょっと明るければなぁ。
エリマキシギも愛想良く近くで何度もポーズとってくれました。せっせと餌採り
しているからか、判を押したように嘴が泥まみれなのはいただけませんけどね。
アカアシシギは本当に愛想良しで楽しませてくれました。こいつらは越冬は
九州以南というイメージでしたが、ここらへんでもこのまま越冬するのかな?
その後も場所を変えて、しつこくタカブシギ(左)やら、オオハシシギ(右)やらを
撮って回ります。普段ならどちらかをアップで撮れればそれだけで成果なんだけどねぇ。
お約束のコブハクチョウ(左)もご登場。タゲリ(右)も結構な数いましたが、
すぐに飛んじゃうので、こんなブレボケが数枚撮れただけ。
おおっと思ったのは、水辺に群生していたイヌドクサ(左)。久しぶりに見るナァ。
ミズヒマワリ(右)もあったので、アップでパチリと1枚。さすがに終わりかけやね。
ヤツデ(左)なんかはすごくいい感じに満開状態でした。ふいにすぐ近くに
ノスリ(右)が登場したりしましたが、曇天空抜けはまっくろけで…
元の場所に戻ると、オオハシシギの大きな群れ(左)がいつのまにかご登場。
タシギ(右)なんかもパラパラといて、ちょいとばかり淡い期待を抱いてみたりしましたが
先刻からパラついてたのがここらでかなりの本降りになりやがってもう(ToT)
それでも悔しいのでしばらくはタカブシギ(左)やらエリマキシギ(右)やらを
撮りつつ粘りましたが、探せども狙いのコキアシシギ君は見つからずGIVE UP。
その後は、ぐんと移動して久しぶりのシラコバト探しに挑戦すると、なぜか一気に大快晴に
なりましたが、ただひたすらカラスとドバトとキジバトをひたすら見るだけの結果となり、
そこそこ長時間粘ったのに、1枚もシャッター切らずに終了(笑
んで、せっかく晴れたから再度シギチ探しに戻ろうとしたら大渋滞にハマって
明らかに日没に間に合わなそうというものの見事な展開に・・・
それでは、ということでちょいと方向を変えてやってきたのはとある湖。
のんびり歩くと、沖の竹杭の上ではダイサギ(左)やコサギ(右)がポーズとってました。
どんぶらこっこと逃げていくオオバン(左)なんぞながめていると、不意に
すぐそばのボート上になんやら怪しい影。おお、噂のモモイロペリカン(右)じゃん。
これがひたすらボート上でじっとしているもので背景的には非常に面白みに
欠けましたが、とりあえず名物に逢えたということでバシバシと撮影。
ちなみにご存知かと思いますが、こいつは居付きの籠脱けモノで天然飛来じゃないんで。
近づくと「噛むぞこら」とばかり威嚇(左)してきました。多分大怪我するんだろうなぁ。
最後の締めとして正面顔(右)もパチリと1枚撮ってみましたが、その後周辺をうろうろしても
おもしろげな猛禽類等さっぱりでず、見事に尻切れトンボなオチでしたとさ。
ということで、まことに中途半端な展開でした。
やはり思いつきだけで動いて、ドつぼにはまるとどうにもならんという見本ですね。
本来はこちらに来るんだからお声がけしたい方面もアチコチありましたが
なんせ本格的に決意したのが前夜ですから情報収集もハンパだったし(笑
ちなみに、狙いの大珍品コキアシシギは、3週間前くらいから行方不明とのこと。
こいつもタイミング合わずに逢い損ねてばかりの鳥なんですよねぇ…
どこかで越冬している気はするので、再発見されるのを祈るばかりです♪
んで、本来は翌日は信州の冬鳥巡りを企画していたのですが、移動しようとすると
実にタイミングよく「な〜んもいなかったよ」との情報が(^▽^;
寸時悩んだ後、「明日は大快晴になりそう。この時期だと房総某所で・・・」との
無謀な思考がポワンと湧き上がり、そのまま近くで車中泊とシャレこんだのですが、
それがさらなるドつぼな展開へと繋がるとは夢想だにしなかったのでした(^-^)