但馬蝶遊びA〜ウスイロ観察会〜 12.7/15
  
<2>但馬地方各地 続き

  
さて、ぐんぐんと登っていくと、ふわりとウスイロヒョウモンモドキが登場!
ようやくの主役登場に、ホッとしつつ、とりあえずバシバシと撮影してみたりとか♪

  
途中で弁当食べていると、お客さんの水筒で休憩している個体(左)もいました。
その後、意気込んでいつものエリアに入りますが、なぜかここではひたすら
ウラギンヒョウモン(右)ばかりで、ウスイロは少ないご様子。むむ、なんでじゃい?

  
咲き始めのモミジガサ(左)やら、トチバニンジン(右)やらにも逢えましたが、
風が強いからかなかなか蝶影自体が少なくて、四苦八苦しているうちに、コース終了(^^;
どうやら今年は狭いエリアの中でも季節の差異が大きくあったようで、
いつものエリアだとまだ発生初期みたいなんですよね。
みんなにウスイロは見てもらえたけど、堪能いただけるまではいかなかったんじゃ
なかろうかと、ちょいと不安になる感じでした。いやはや、うまくいかんものです。

  
解散後ウロウロすると、アジサイの花にオオウラギンスジヒョウモン(左)を発見。
なんか斑紋が全くない真っ黒なニワハンミョウ(右)なんかにもお会いできました。

  
途中でウスイロのいたエリアまで戻ると、ヒメジョオンで吸蜜中の個体(左)やら、
オカトラノオに集結しているシーン(右)やらを見ることができましたが、
数も多くなく、また妙に敏感だったりして、あんまり撮れないままに終了(^^;

  
しょうがないので移動しようとすると、道端にウンモンテントウを発見!
小さいので四苦八苦しつつもバシバシ激写しまくりました。ここらにもいるんだなぁ。

  
さて、そのまま移動してきた草地の中にはミヤマアカネが舞い飛んでいて、
まだ若い個体(左)から、かなり色づいた個体(右)まで見つかります。

  
ここでもウスイロヒョウモンモドキ(左)にもお会いできましたし、
ピンク色のツマグロイナゴモドキ幼虫(右)も再発見して、大喜び☆
そうこうするうちにいい時間になったので、お次の場所へ移動することに♪

  
やってきたるは昨日と同じカシワ林。葉裏に隠れているハヤシミドリシジミ♀(左)
なんぞ見たりしつつ歩いていると、ふわりと登場した(右)のは…
うわぁ、徹底的にボロボロだけど、これはキマダラルリツバメですね。ここまでくるとすげぇな。

  
あたりをウロウロすると、他にもキマダラルリツバメは登場しましたが、ボロばかり。
それでも最初の個体に比べるとだいぶマシだとバシバシ撮ってみたりとか。

  
それでも粘ると、そこそこキレイな個体も見つかるんだから面白いものです。
というわけで、こんな感じの個体も見ることができて大喜び。
いやしかし、けっこう鮮度にも幅があるもんですねぇ。面白いモンです。

  
そうこうするうちに、高い場所でしたがハヤシミドリシジミが開翅(左)をはじめたので、
昨年見つけたいいポイントへ移動しようとすると、卍飛翔(右)にも数回遭遇。
なんとか2匹とも画面に入りましたが…こんなんじゃしょうがないよなぁ(^^;

  
んで。狙いをつけていた場所にはハヤシは全然いなかったのですが、
近くで、かなり低い位置でテリ張りするポイントを発見。
喜び勇みましたが、問題はこのころには嵐かよとツッコみたくなるほど強烈に
なっていた風でして…いい場所にとまってもすぐに吹っ飛ばされるし、
あまりに葉ごとブンブンと揺られるもので画面からはみ出しちゃうし、もうどうにもこうにも。

  
それでもほんとうに目の前という場所(左)でも開翅が数枚だけ撮れました。
えらく大柄なアカシジミ(右)もふわりと登場して、もしやカシワアカ、とかドキドキして
みましたが、やっぱり普通のアカシジミだったりとか。なんでここのはえらくデカイのかなぁ…

  
その後も日没ギリギリまで粘って数枚開翅を撮りましたが、イマイチのままタイムアップ。
まぁ、でも狙いどころはわかったから来年はバッチリを目指すぞ〜♪

とというわけで、なかなか楽しかった1日でした。
ちょっと強烈な風が難点でしたし、それ以上に予想外の展開で、
あんまりじっくりウスイロヒョウモンモドキを見てもらえなかったかも、というのが
なんとも心残りですが、それでも無事に終了できてなによりです(^-^)
しかし、今年ですでに9年目になる観察会、
それでも今年も40人以上の人に集まっていただけて、
地元の人たちにも恒例イベントとして浸透していっているのが嬉しい限り。
この場所が、いつまでも彼らの好適な生息地として残るよう、
改めてこの場で保護活動へのご理解とご協力をお願いいたしますm(_ _)m
今回は関東からも多数来訪いただいて、より場が賑やかになったのは嬉しい限り。
この時期だとちょいとゼフはスレ気味ではありますが、こんな風に
たくさんのオマケが期待できる場でもありますので、
遠方の蝶屋さんも、是非是非このイベントに参加していただいて、
ついでにハチ高原と但馬の魅力をアチコチに広げていただければ嬉しい限りです。
ポンと1通メールいただければ、いくらでも周辺をご案内させていただきますので、
来年もアチコチからのご参加を、期待しておりますぞ〜(^-^)♪


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