予定変調GWE〜与那国もう一杯〜 12.5/3

この日は予定変調なGW第6日目。与那国ついに5日目です(笑
予定を曲げて延長に延長を重ねた与那国トライアルもさすがに延長可能期限に到達し、
フルに使えるのはこの日が最終日ということに。
いやはやしかし、まさか5泊もするなんて思わなかったナァ(笑
しかし、どうやら残りの目標物の撃破は相当難関っぽいぞと薄々わかってはきたものの
それでもどれか1つくらいはなんとしてでも見たいぞ!ということで
この日も、早朝から夜中までホンキの全速力で走り回って、あとで写真を
整理してみると一日に何箇所転戦してるんじゃと自分でツッコム状態だったのですが
やはり相手は強敵ぞろい、ということで、涙ぐむ展開の1日となったのでした(^^;

<1>与那国島各所

  
この日はまだ薄暗いうちからよさげな水系がないか探ると、なぜか初手から沢に浮かんでる
リュウキュウカトリヤンマを発見。助けてあげましたが、もしかして羽化したてかな?

  
しかし、あまりいいポイントは見つからずにウロウロしていると、
ふいにリュウキュウミスジが登場。考えたらこの旅ではお初かも

  
水田地帯を歩くと、足元に今羽化しましたという感じのタイワンモンシロチョウ(左)を発見。
シマキツネノボタン(右)もパラパラとあちらこちらに咲いています。

  
水田地帯で鳥探しをしてみますが、時折シロハラクイナ(左)が横切るほかは、
あちこちにやたらめったらとコサギ(右)なんかが見つかるくらい。

  
あとは、アマサギ(左)に、オオダイサギ(右)って感じでなんともしまらん感じです。
シギチはほとんど抜けちゃったみたいだし、アカガシラサギとか出てもすぐ飛んで消えるし。

  
大満開のヤンバルアワブキ(左)のある林道沿いでは、側溝の中に大量
サキシマヌマガエル幼生(右)も隠れていました。いろんなものの餌になってるんだろうナァ

  
なぜか勇敢にも道路をのたのた横断しているヤエヤマキノボリトトカゲ(左)も発見。
あたりではあちこちでビンズイ(右)が飛び交っていましたが、珍品は全く一切混じらずで…


諦めて場所を変えようとウロウロしていると、ふいに目の前の電線に止まったのは…
うわ、こいつはオウチュウじゃないですか!


  
久しぶりの出会いにかなり感涙しましたが、彼は結構愛想は良かったものの、
そら抜けの真っ黒な鳥ってなかなか上手く撮れないナァとウデ不足を嘆く結果に(^^;

  
周辺の水田には、辛うじてセイタカシギ(左)が何羽か滞在していてくれました。
あたりにはなんか面白そうな雰囲気のナナフシ類(右)もいたけどこいつはなにもの?

  
さて、いい時間になったので山頂ポイントに向かいますが、道中で大全開のヤエヤマカラスアゲハ(左)
が見れたものの、山頂はリュウキュウヒメジャノメ(右)が飛ぶばかりで蝶影ごくまばら
天気が崩れそうな雰囲気の強い風が吹き荒れていたモンで、こりゃぁキツいなぁ…

  
諦めて別の場所を探していくと、山裾に面白そうなポイントを発見。
なぜかここでもきれいなヤエヤマカラスアゲハ(左)がぼ〜っと葉上で休憩していましたが、
あたりの水路では、まだ粉を吹いていないコフキヒメイトトンボ(右)も多くて、なんかいい感じ

  
ふと気づくと、なぜか全開に翅を開いているタイワンモンシロチョウ(左)を発見。慌てて撮ったら
頭とか翅先とかが葉影になっちゃったけど、模様はわかりますよね?
近くには、羽化直後に♂につかりました、という雰囲気の交尾個体(右)も見つかります。

  
ちょうどいい時間帯だったか、歩くほどに交尾中のタイワンモンシロチョウ(左)は多数登場。
白粉を吹き始めたところのコフキヒメイトトンボ(右)なんかも見つかったりします。

  
ふと気づくと、なんかおもしろげなトンボ類の羽化殻(左)もありました。ハラボソトンボかな?
タイワンモンシロチョウの羽化殻(右)なんてのも、あちこちにパラパラとついています。

  
んで、よく見るとそのあたりはあたり一面にべたべたとタイワンモンシロチョウの幼虫がいて二度びっくり。
そろそろいなくなるシーズンってコトでしたが、まだしばらくは多産しそうだぞ…

  
さらにバシバシとタイワンモンシロチョウ幼虫(左)を撮っていると、ちょいと尻尾が欠けていましたが
サキシマスベトカゲ(右)もニュッと登場してくれて、かなりびっくりしたのでした。

  
ふと気づくと、タイワンモンシロチョウの蛹まで発見。そろそろ羽化直前?って雰囲気が
ありましたが、こんなに色模様が違うなんて思っていなかったので、かなりびっくりしてみたり。

  
さらに大型のタイワンモンシロチョウ終齢幼虫もいたのでバシバシ撮影。いやぁ、区別できないと思って
いましたが、かなり地色が違いますよね。青緑に黄色の点線式ラインがなんともお見事で。

  
あたりにはハラボソトンボ(左)も多数いました。よく考えたら、与那国で一番多かった種類ですが
多すぎたので、これ1枚しか撮っていなかったことに後で気付いてチョイ反省。
そうこうするうちに、ふと見た目の前の葉上に怪しい影(右)がいることに気付きました。
え〜と、ハエじゃなくて…おわ、これ、ヤエヤエマクビナガハンミョウじゃん!

  
憧れの種類だったので、大興奮しながらバシバシと撮影しましたが、風にゆらゆら揺れる葉上を
チョロチョロうごく小さなハンミョウなんてなかなかピントが合わずに、こんなのが数枚だけ…
でも、これはきっとこのあたりはなんか面白そうだ!と意気込んで探索を続けたのでした。


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