関東リベンジ旅A〜道連れ型再挑戦〜 12.2/26

この日は、無謀な関東リベンジ旅その2日目。
いつもお世話になっているOさんを巻き込んでのふらふら旅です。
本来は天気がよければルーミス再挑戦、なんて言っていたんですが、
予報も悪くなった上に、昨日の悪天後では可能性皆無なのでキャンセルして、
某川のコウライアイサとも考えていましたが、出が悪いらしいので止め、
とりあえずは噂のあの鳥を見に行った後で、
転戦先は……ということで半ばムリヤリ銚子リベンジを提案(笑
強引に道連れにしての再挑戦は、極寒と強風に加え
まさかの機材トラブル+絵に描いたような裏目続きで笑えましたが、
最後に意外なハッピーエンドのあった、そんな1日でした♪

<1>千葉県各所

  
というわけで、まずは早朝合流してやってきたのはとある水田地帯。
さっそくウロウロすると、コハクチョウ(左)やらオオハクチョウ(右)やらがやたら多数。

  
久しぶりにゴチャッと大量のオナガガモ(左)というのにもお逢いしました。
ちょっと離れていましたが、黒っぽいオオハクチョウ幼鳥(右)も発見。

  
ちょっと面白かったのはこちらのオオハクチョウ。顔だけえらく茶色いけど
幼鳥にしては嘴の黄色がはっきりしていますが、まぁ幼鳥ではないけど若いということか
それとも顔回り汚れてらっしゃるのか、はてさて真相は?

  
しばらく見ていると、何度もコハクチョウが飛び立って周辺をグルグル飛ぶので、
とりあえずバシバシと連写。う〜ん、やっぱりなかなか狙い通りにはいきませんなぁ。

  
アメリカコハクチョウとの中間型かな?という黄色の小さい個体(左)もいました。
そうこうするうちにメシ時になったのか、次々と飛び立つ個体(右)が登場。

  
水面をバタバタ走っていく個体(左)を狙いますが、なかなかうまくいかないモンで…
やがて周辺をぶんぶん飛び回る個体(右)が増えたので、とりあえずひたすら連写♪

  
飛ぶ群れ(左)を狙っていると、グングン近づいてきた1羽が、ちょうどぎりぎりで
が各いっぱいに撮れる(右)という面白い展開も。これノートリなんです。
まぁ、よくよくみるとちょっとだけ嘴が欠けてるのが悔しいところなんですけどね(^^;

  
さて、そこで情報収集をしてやって来るはほど近い水田地帯。歩きはじめると、
ものすごい近距離にヒバリ(左)がいて驚いたりもしましたが、
そのままカメラマンの集まっている方に行くと…いました、ソデグロヅル(右)です!

  
久しぶりの出会いに感激しましたが、これがまたなんかえらく観客慣れしてるようで
悠然と水田地帯を歩き回っていて不思議な感じ。ほとんど他の鳥もいない空間で
のんびりと歩く巨大な白いツルってのは、なんか現実味のない光景ですね。
#珍鳥ではありますがあまりに有名なので公開版で掲示させてもらいますのでご了承を#

  
ちょうどお食事時らしく、せっせと嘴で水面をかき回していました。私は撮り損ねたけど
Oさんはドジョウを採った瞬間をばっちり撮られたようで…そんなの食ってるのね。

  
そして、やっぱりこいつは羽根を広げたところを撮りたいよな、ということで
引き気味にしてチャンスを待っていると、アオサギが近くを横切ったとたんに
バサバサッと優雅な姿を見せてくれたのでした。いやぁ、眼福じゃな。

  
そのアオサギとしばらくは並んでお食事タイムでしたが、こうやって比較すると
やっぱりでかいことがよくわかりますよねぇ。ちなみにこのアオサギは
ソデグロヅルがなぜか好きでつきまとってる個体らしくって、
地元の鳥屋さん達は「なんだ今日はえらく怒られてんじゃないか」とか
話してらっしゃるのがなんとも微笑ましくて実にいい感じ。

  
その後もせっせと餌をとるシーン(左)なんか狙っていると、何の前触れもなく、
ぴょんと飛んで羽を広げたシーン(右)なんてのもご披露いただきました♪

  
その後も彼はのしのしと水田地帯を歩いてはせっせと餌を探していたんですが
ほどなく遠方にえっちら歩いていかれたので、充分満足して転戦することに。
ここであれこれと選択肢を検討しつつ、「あれこれ見れそうですし」と
O氏を誘導して前日ずぶ濡れ惨敗した銚子に再挑戦することに(笑

  
さて、銚子について歩き始めるとすぐにシロカモメ(左)やら、ミツユビカモメ(右)やらが
見つかって幸先がいい感じでしたが、ここで不思議な問題点が発生。
ちょっとフィールドスコープの中が白っぽくなってきたんです。
おや?と思ってよくよく見ると、これが内部で結露していらっしゃる。
本来は窒素ガス封入でそういう事態は発生しないはずなんですが、長年の使用で
ガスが抜けた挙句に、昨日の豪雨で内部に水が入ったのかな?

  
それでもしばらく粘ると曇りが取れたので、そのまま堤防に並ぶカモメ(左)を狙ったり
港に浮かぶヒメウ(右)を狙ったりと遊んでみたり。海が荒れているから
近場で見れるんじゃないか、と期待したシノリガモなんかは空振りでしたが(^^;

  
昨日も行った干潟には、昨日同様にえらく色の濃いシロカモメ幼鳥(左)やら、
色の淡いオオセグロカモメ幼鳥(右)やらが終結していて賑やかな雰囲気。
そして、この日もプロ級カモメ屋さんが終結していて、あれこれ教えてもらうことに。

  
すると、よく似た雰囲気のセグロカモメの中に、カナダカモメが
混じっていることを教えていただけたり。
しかし、こんなと時に再びスコープが曇り始めて、なんとも
撮影にしくく中途半端なショットに終わったのが残念無念でしたけど(^^;


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