突発的九州再訪@〜悲劇の序幕〜 12.1/28

この日は、突発的な思い付きでの九州リベンジ旅。
Oさんの記録を突破してしまった例の鳥への再挑戦なのです。
しかし、考えてみれば初手からどうも幸先が悪かった。
前日が出張で大阪に直行直帰だったので、
それではついでにとウンと早起きして淀川に立ち寄り、
デジスコを出したらSDカードがない!
慌ててまわりのコンビニを何軒も回ってこんなときに限って
なぜかどこも扱ってなくてあっけなくタイムアップ。
んで、妙に長引いた出張の後でSDを無事購入してスタートという(^^;
しかも現地に着いたら超曇天だし、潮の時間は勘違いしているし、
というわけで、成果の方も想像が付こうというもので…
でも、これが「悲劇の序幕」となるとは予想もしなかった、そんな1日でした。

<1>熊本県各所

  
まずは薄暗いうちから来訪したのはとある池。これが超曇天で
どうにもならない明るさの中、うろうろするとカワセミ(左)なんかが登場しますが
SSが1/4秒とかなんでどうにもこうにも…
結構驚いたのは、あちこちで大繁茂していたボタンウキクサ(右)。
いわゆるウォーターレタスですが、野外でもこんなに増殖するんだねぇ。

  
うろうろしていると、アメリカヒドリ系雑種(左)を発見。暗くてこんなんしか撮れなんだけど。
近くを泳ぐアヒルの群れ(右)に妙に心癒されたりしますが、
超曇天なので少し離れた場所のカモは色がすごくわかりにくい状態で四苦八苦…

  
へぇ〜と思ったのは、それこそあちこちでまだ元気に咲いていたヒメツルソバ(左)。
あたりにはヒドリガモ(右)がわらわらと賑やかに泳いでいます。

  
ふと、その中に一回り大きな鳥を発見。おっしゃ、狙いのカリガネです。
なんだってこんな池に飛来したのかよくわかりませんが、
いつも出雲で見つける時はマガンの群れの中の一瞬のデキゴトなので、
久々にじっくり見れて、ちょっとばかり感激♪

  
見ているほどにぐんぐんと近くに寄ってきて(左)、デジスコだとワイド端でも
入りきらない状況に。しょうがないので一歩引いたりしつつ、
ちょうどレンズ前に撮れとばかり割り込んできたオカヨシガモ(右)を
ついでに撮ったりしていると、ふいにバサッと全てのカモが飛びたってすごい状況に。

  
原因は、池上を飛び回っていたミサゴ(左)。こいつが相当しつこく低空飛行で
飛び回るので、そのたびにカモの群れが飛び回って、もうさっぱりどこになにがいるやら
分からない状況に……しょうがないので諦めて移動するか、と引き返すと
なんかすっごい目の前の浅瀬にカリガネ(右)が鎮座しているのを発見!

  
もう到底デジスコの距離ではないので、FZ100で、しかもテレコンなしで、
かつズームも中程度という感じで狙うと、しばらくめちゃくちゃ愛想良く羽繕いを
繰り返してくれたので、影が薄くなんじゃないかというくらいひたすら連写☆

  
面白かったのは、こちらは撮らんのかとばかりパフォーマンスをしてくれた面々。
イキオイよい水浴びを披露してくれたアヒル(左)と、伸び(右)を見せて
くれたヒドリガモ。どちらもFZ100単品撮影。もうめっさ目の前です。

  
しばらくすると、カリガネ君は羽繕いを終えて、斜面でのんびり餌採り開始。
こんな場所に食うもんあるのかナァと不思議に思いつつ再度バシバシ撮影♪

  
しかしやっぱ食うモンはあまりないようで、彼はすぐに水中に戻って
せっせとカナダモかなんかを食い始めます。いやぁ、ホンマ愛想いいナァ♪

  
んで、すす〜っと泳いで、ホンキ目の前という場所に来て、そのまま
せっせと羽繕い再開。見下ろすがごとき場所で、ええんかいそれ、って状態。

  
突然羽ばたき(左)もしてくれましたが、この距離で羽ばたいたら
ケータイで撮っててもはみ出すんじゃないか、ということでさっぱりどうにもならず。
でもそのすぐ後は、すたすたと脚まで全部見れる場所(右)でポージング。

  
頭掻き(左)やら、油腺をいじってるんでしょうか、不思議なポーズ(右)を
見せてくれたり、やたら多芸なんで、ついついSDがフルになるくらい連写しちゃいます。

  
しばらくしたらまた池で餌採り(左)しはじめたので、一息つきつつ時計を見たら
予想以上に長時間遊んでいたことを発見。ヤバッと思ったら
帰るのか?とばかりにまたいい場所でポーズ(右)とってくれたりして…
いやぁ、サービス満点は嬉しすぎるんだけど、なんか
カリガネを撮ったというよりシナガチョウかなんか撮ってる感覚だぞ(笑

  
引き返そうとすると、バン(左)がのんびり泳いでいましたが、暗くてブレブレ。
こちらも驚くくらいの至近距離に出てきてくれたモズ(右)をパチリと撮って
本命のポイントまでぶっ飛ばすことになったのでした。


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