短時間挑戦〜遅すぎる春に泣く〜 11.4/21
  
<2>帝釈峡周辺 続き

  
さらに歩いていくと、かなり大満開のチョウジザクラを発見。昨年はこんなに
見事じゃなかった気がするので、それ以上に季節は遅いのかな?

  
んで、久しぶりのハグロヒナスミレの方もばっちり見れました。
まだ咲き始め風の株がほとんどでしたが、ご健在は嬉しい限り。

  
あたりでは、カタクリも咲き始めていました。まだ時間が早いから
花の開き方がどうにも中途半端でしたが、やはりコレを見ると春を実感しますね。

  
あたりには、ものすごい勢いのあるハグロヒナスミレ(左)も発見。こりゃぁお見事。
ユキザサ(右)も花芽をつけた株が見つかったりします。

  
けっこうびっくらこいたのは、ここらでもヤマトレンギョウ(左)があちこちで
咲いていたこと。ここらで咲いている株を見るのはお初じゃないかなぁ?
ということは。どんだけ季節が遅れとるねん、ってことですね(笑
大満開の、エドヒガン?(右)も見つかったりしました。

  
少しいい感じに開き始めたニリンソウ(左)なんぞ眺めていると、その中に混じって
かわいらしいヤマブキソウの花芽(右)を発見。こりゃまたいい雰囲気だねぇ。

  
面白かったのは、近くにあった咲きかけのイチリンソウ(左)。奇形なのかな、
葉っぱが変な形になっていて、一見何者かわからないカンジですよね。
バイカイカリソウ(右)なんかは辛うじて咲き始め、な雰囲気でした。

  
イブキスミレ(左)に続いて、ここでもき始めのヒトリシズカ(左)を発見。そういえば帝釈峡の
キビヒトリシズカはいまだ逢えていないけど、どこにあるのかなぁ。

  
おおっと意気を呑むくらい大満開でお見事なケスハマソウ(左)も発見。
でも、それ以上に息を呑んだのは近くにあった芽生え(右)。これはキュ〜ト♪

  
さらにうろつくと、まだウメ(左)がいい感じに咲き誇っていたり、キバナノアマナ(右)
が咲き残っていたりして、季節のズレをさらに実感してみたり。

  
残り時間を気にしながらさらにウロチョロしてみると、結構いい感じに咲いてる
バイカイカリソウ(左)や、これまたお見事に咲いたケスハマソウ(右)が見つかります。

  
ヒナスミレ(左)や、イブキスミレ(右)といったあたりもいい感じに咲いています。
うんうん、嬉しいんだけど、どっちも春一番のスミレなんだよね。

  
近くでは、イワシデも咲いていましたが、花付きはちょっとイマイチなカンジ。
まぁ、石灰岩系の大珍品ですから、見れるだけで喜ぶべきでしょうけど。

  
チョウセンヒメツゲ(左)もまだいい感じに咲いているのがありました。
逆に、期待していたタイシャククロウメモドキ(右)はまだ小さな花芽で残念。

  
最後に、何度見てもお見事な、チョウジガマズミのつぼみをみつけて感嘆
したあたりで完全にタイムアップ。高速をトばして仕事場へと走ったのでした(笑

というわけで、あれこれとかなり楽しめた1日でしたが、
期待していたあたりは総空振りというオチでした。
昨年の来訪が4/10でしたが、見れた花はほとんど変わらない感じで、
単純計算だと10日季節が遅いということになりますが、
昨年自体も春先は低温続きで季節が遅かったはずなので…
こういう、いまいち読めない年というのが、一番困りますよね(^^;
それでも、実質3時間程度でこの成果ですから、やはり底力は満点です。
まぁ、帝釈峡は必ずなにがしかのビックリがありますから
来年以降も季節を読みつつ、何度も再挑戦するしかなさそうです。
GW明けあたりで、空振り続きのニシキキンカメあたりとセットでリトライ、かな?


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