関東リベンジ〜解体のついでに〜 11.3/6
  
<2>千葉県各所 続き

  
さて、その後グンと移動してきた林の中では、高い枝上をチョロチョロと
メジロ(左)やらシジュウカラ(右)やらが動き回っていますが、狙いの某鳥は早朝に
出たっきりらしく、結構な数の鳥屋さんがヒマそうにボンヤリしててやな予感…

  
待つのは性に合わないので、周辺をうろちょろすると、メチャクチャ色鮮やかな
ルリビタキ♂が御登場。いい間jの距離でポーズを撮ってくれたのでした。

  
その後も粘れど、コゲラ(左)がいたり、久しぶりに見るユリノキの実(右)が
嬉しかったりという程度。難敵とは聞いていたけど、こりゃ厳しいなぁ。

  
こそこそと隠れているシロハラ(左)も発見。新デジスコは連写が強いので、暗い条件でも
数うちゃ当たる方式でそこそこ撮れるのが嬉しいですねぇ。
頭上にチョロチョロとマヒワ(右)の群れが登場したのでバシバシ撮ってると、
近くで狙いの鳥がでたとの声。慌ててそちらに向かうと、
その鳥屋さんがこちらをみて「あ、デジスコは絶ッ対に役に立ちませんよ」。
それではととりあえず、FZ100+テレコン抱えてウロウロすることに。

  
すると、木影に登場したのはクロジじゃないですか。大慌てでバシバシと撮ると
相当薄暗い中でしたが、なんとか数枚まともに撮れました♪

  
そうこうするうちに、狙いの鳥が御登場。噂のカラフトムシクイです。
しかし、「デジスコは役に立ちません」の言葉は本当で、頭上相当高い場所を
シュパシュパとすんごいスピードで上下左右に超高速で動きまくり、
FZ100で狙ってもさっぱり画面に入らない。10分近く追いかけてたのですが、
なんとか画面内に入っていたのはこの2枚くらい。チョ〜きびし〜(>_<)!

  
んで、挙句の果てにどこかに消えやがったので、呆然としつつうろついていると
目の前にエナガが御登場。こいつが驚いたことに、頭が真っ白で
まるでシマエナガな雰囲気なんですよ。おそらくは部分白化なのかな?

  
などと思っていると、目の前にチョロチョロした影。メジロ?と思いつつ
カメラを向けると、なんとそこにはいたのはカラフトムシクイ!
慌ててシャッターを切るとFZ100の高速連写の中、2枚だけ撮れてました。
ピンボケながらデジスコでもないのにこれでノートリですからラッキーな方でしょう。
その後、彼はまたどこか藪の中に消えてしまったので、ギブアップして引き上げたのですが、
結構驚いたのは、最初の場所を通ると、まだかなりの人数の鳥屋さんが
ヒマそうにボ〜ッと待ち続けていたこと。
いないなら周辺を探せばいい気がしますが、そうしない鳥屋さんって結構多いんですよね。

  
その後、ぐぐんと移動してやってきたのは久しぶりの銚子港。
うろつくと、ユリカモメの群れ(左)が浮かんでいるすぐ近くに、不思議なフグ類(右)が
浮かんでいたりしました。これはなんて種類に当たるんだろう?

  
などと思っていると、バタバタっと鳥屋さんが終結してきて仰天。
なんだなんだ、と思っていると、皆さんがレンズを向けている先にいたのは…
うぉ、純白のカモメ類じゃないですか!
ほんの一瞬だけゾウゲ?とかバカなことを考えましたが、
カモメ幼鳥の白化個体ですね。こりゃまた予想外にエエモン見れたなぁ♪

  
その後、周辺のカモメ成鳥(左)や、幼鳥(右)を順番にじっくり見て行きますが
狙いのクロワカモメは混じっておらず。むむ、もしかしてまた連敗かぁ?

  
と思っていると、目の前にカナダカモメがいると教えてもらって大慌てでバシバシ撮影。
たしかに初列の裏側は白いんですが、普通にイメージするかわいい雰囲気
とは違って大柄な個体ですねぇ。こりゃ教えてもらわなかったら気付かなかったかも。

  
足の黄色いホイグリン系カモメ(左)も混じっていました。
その後もしばらく粘っていると、カモメ白化個体の大あくび(右)が撮れたり。

  
よくよく見ると、ミツユビカモメ(左)も1羽だけ隠れていたりしましたが
成果が増えないので、飛び立つカモメ類(右)を撮って遊んでみたり

  
FZ100の高速連写を生かして飛びモノを撮ろうと頑張りますが、これがなかなか
思ったようには撮れずに難儀しまくり。前回のPowershotよりはAFスピードが
かなり早いのですが、しょせんデジイチのようなスピードにはなりませんなぁ。

  
少し離れたあたりをうろつくと、工事現場の水溜りにはカモメ成鳥(左)やら
幼鳥(右)やらがのんびりたたずんでいたりしました。

  
ウミネコはかなりの数がいて、羽ばたき(左)やら、水浴び(右)やらを
ご披露しただけました。楽しいのでバシバシ撮って遊びますが、
よくよく考えると、キミたちを撮りにわざわざ遠征してきたわけじゃないんだよなぁ。

  
港を飛び交うセグロカモメ幼鳥(左)などを見たりしていると、
一角に大型カモメ類の多い場所があることに気付きます。どうやらイワシを運んで
いる途中でバラバラと落ちている場所に集中している雰囲気。
というわけで、ささっとそこに近づいて、ワシカモメ幼鳥(右)など撮ってみたり。

  
頭がくっきりと白くて、こいつはモンゴルカモメかなぁという個体もいました。
しかし、テレコンなし(左)だときれいに取れますが、テレコン付き(右)で撮ると
周辺がものすごく流れてしまってどうにもこうにもな雰囲気。むむむ。

  
その後も、カモメ(左)なんか撮って遊びますが、周辺の流れはどうにも
解決できず、モヤモヤが残ります。設定なのか、テレコンとの相性なのか…
そんな中で気になったのは、右の個体。ぱっと見ではシロカモメ幼鳥ですが
風切がえらい黒っぽいんですよね。シロカモメ×セグロカモメの雑種なのかな?

  
やがて、ユリカモメが輪を描く(左)時間帯になったので、あわてて最初の埠頭に
戻ってみるとのんびり羽干し中のウミウ(右)を発見。

  
んで、じっくりとカモメ(左)を見て行きますが、今回もクロワカモメ君はご不在。
いや、結構そうそうたる鳥屋さんが集まってたので見落としというわけではないようで…
最後に薄暗くなる中、カナダカモメ(右)を撮って、涙の〆としたのでした。
オオセグロといいクロワといい、珍カモメは本当に縁がない(ToT)

〜おまけ〜


翌日はEさんと一緒に、本題である「カンガルー剥き」に挑戦。
カンガルーとはいってもオグロワラビーなので小ぶりでしたが、皮剥ぎから
除肉まで、相当楽しめはしましたが、予想よりはるかに体力が要って、帰路はホンキで
ふらふらでした。写真も大量に撮りましたが、結構グロくてクレームが来そうなので
掲載は自粛しまして、代わりに帰路の1コマをアップ。いい数字でしょ?
(ちなみに写真を見たいという方は個別にご連絡いただければお送りいたしますヨ)

というわけで、あれこれとかなり楽しめた1日でした。
最後の銚子はちょっとイマイチでしたが、それでも予想外の純白カモメに出逢えましたし、
それ以外の珍品の方もそこそこいい感じに出逢えたので嬉しい限り。
もっとも、メイン目的のクロワカモメは惨敗でしたが、これはまた来年挑戦ってことで(>_<)。
しかし、デジスコ用IXYも、FZ100も、なかなかいい働きをしてくれて楽しいぞ☆
そして、翌日の「カンガルー剥き」は目からウロコざらざらの衝撃体験で、
普段の生活では絶対に会得できない解体の各種コツを、
超絶凄腕のプロの見本付きで経験できたこと、
そしてそれ以上にその道にノメリこんでる人々の怪しい風情を見れたのが大成果(^-^)
このような場をセッティングしていただいたEさん本当にありがとうございました!
思わず、数年前から部屋に転がしてあったカムルチーの干物から
頭骨の骨取りを久しぶりに挑戦し始めたので、うまく出来上がればまたアップしますゾ☆


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