九州ぶらり旅A〜黒&白探し〜 11.2/6

この日は、九州ぶらり旅そのA。北部で噂の鳥探しです。
今回は勝手ながらテーマを「白&黒」と設定し、オマケも狙って
頑張りましたが、これがどちらも愛想悪くてえらく苦労。
特に黒の方は、一応珍鳥情報なのでしばらくは公開自粛版で出しますが、
公開したって誰も挑戦しに行かんだろう、ってな状態(^^;
オマケもあまりなかったのでそれではと大移動してみると、
最後の最後にささやかながらハッピーエンドがついてきてくれて、
愛想悪いながら狙いの鳥も出たし、なんかメデタシ、な1日でした。

<1>福岡県某所

  
てなわけで、気合を入れるためにとコンビニで朝飯きっちり仕入れて、
悠然と登る朝日(左)を撮ったりしつつ、まだ薄暗いうちに現地に到着したのですが、
すでに集まっている鳥屋さんたちに挨拶すると、
「今来たんですか〜。いつも朝6時半の暗〜いうちに登場して、その後はずっと
行方不明という行動パターンなんですよ。んで、さっき一度出ましたので…」
なんじゃそりゃぁ〜(T_T)
なんか初手からブルーになりつつ、周辺を探すとマヒワの群れ(右)を発見。

  
しばらく目の前でちょろちょろとお食事してくれたので、嬉しくなってバシバシ撮りますが
よく考えたらキミらで嬉しくなっている場合じゃないんだよなぁ(^^;

  
何度も藪の中に潜むシロハラ(左)にぬか喜びさせられつつ、
ぐるぐる回ると、なぜか地面にちょこんと鎮座しているヒヨドリ(右)発見。
よくよく見ると、どうやら樹から染み出している樹液をなめてんですね。

  
さらに歩くと、カササギがご登場。良く考えると、このあたりだと当たり前なんですが
久しぶりに見るのでバシバシと撮影。これもあんま愛想良くなかったけどね。

  
その後もかなり気合を入れて周辺を何週もしますが、ジョウビタキ(左)やら、
「俺じゃ役不足か」とばかり目の前に止まったヒヨドリ(右)やらがいた程度。

  
なんかいい風情のスズメの群れ(左)やら、松の木の上でカッコつけてる
ハシボソガラス(右)やらいましたが、なんせこいつらにカメラ向けるくらい鳥が少ないんです。

  
イカルの群れが登場して、おおっと思うも、数枚撮ったら犬の散歩が
真下を通ってそれっきり。人通りも多いしコリャ厳しそうだなぁ、もう諦めて移動しよう。
そう思いながら先ほどの場所に戻ってたら、3名だけ残っていた鳥屋さんが
バタバタっと殺気立った目つきに。うぉっと、これはもしかして〜?

  
出ました〜!今回の狙いのクロウタドリです!
ようやくの出会いに感動しましたが、これがまたえらく愛想が悪くて、地面に降りて
数歩歩いたと思うと、樹の中にあがることを3回ほど繰り返したあとで
そのままビュンとものすごい勢いで飛び去りやがって撮れたのは数枚だけ。
いや、でも諦めきっていた状態でしたから、ホンマ嬉しい限りです♪

  
その後、反対側をのぞいた鳥屋さんが「いたよ!」と一言。
大急ぎでそちらをのぞくと、はるか彼方の芝生の上で、なんか熱心に採餌中。
のんびりしてはくれているけど、遠い。近付いたら確実に飛ぶだろうしなぁ。

  
それでも、と物陰に隠れつつそこそこの距離まで行ってみましたが、
これがちょろちょろ歩くわ、すぐに物陰に入るわで撮れたのはこの程度。
さらに割りと短時間で、ヒヨドリに追われてビックリしたらしき彼は、
ビュンとものすごい距離を飛んではるか彼方に消えました。トホホのホ。
まぁ、現場でいろいろ状況を聞いていると、これだけ見れたのは相当に幸運な
ようですが、それにしてもな感じ濃厚。ツグミ類なんて縄張りがあって
狭い範囲をウロチョロしてるイメージですが、昼間はどこに隠れてんだ?

  
それでは、とお次に移動してきたのは、ほど近いとある溜池。
そっとのぞきこむと、キンクロ&ホシハジロの群れの中に、いました噂のメジロガモ!

  
久しぶりの出会いでかなり感激しましたが、これがまたイマイチ愛想が
よろしくなくて、デジスコでこれくらいの距離なんです。まぁ、前回大阪で見たときが
愛想良すぎましたから、それとのギャップがあるのかもしれませんが(笑

  
良く見ると、ミコアイサ(左)も混じっていて、羽ばたき(右)も見せてくれました。
♀っぽいけど、なんかハンパな色だから、♂の若いのだったりするかな?

  
その後も、しばらく悠然と泳ぐメジロガモ(左)を眺めていると、池の縁からバタバタと
オオバン(右)もご登場。結構あれこれといる場所なんですね。

  
さて、メジロガモ君はバサッと潜って(左)、なにかをくわえてきては
せっせと食べて(右)ました。こんな場所で池の中になにがあるんだろうかしらん?

  
ゆうゆうと泳いでいるオオバン(左)なんかを見ていると、カモ類が次々寝始めて、
メジロガモ(右)も爆睡モードに突入。うむ、これは厳しいなぁ。

  
面白かったのは、寝た後は風に揺られてかなり近距離に来たのですが、
起きた瞬間に沖に向かって猛然と泳いで、こんなのが数枚撮れただけ。
その後、彼は池の中央でぐっすりと熟睡された雰囲気なので諦めて移動することに。

  
んで、万が一の奇跡を期待して朝っぱらのポイントに戻ってみると、のんびりと
しているマヒワを数匹発見。でも、いい陽気になっていたので、先ほどの芝生周辺は
子供連れがみっちり集合して賑やかに走り回り、例の鳥どころかシロハラすら
さっぱり見れないくらいの状態に。こりゃホントにどうしようもないや。

  
それでは、ということで周辺の水田地帯をウロウロしますが、アオサギ(左)が悠然と構えて
いたり、トビの喧嘩(右)が見れたりした程度で、期待していた小鳥系は
さっぱりと空振り。なんか怪しいタヒバリ類いないかなぁというのが主眼でしたが、
ただタヒバリすらほとんど見れない状態で、1度だけ真っ赤なハチジョウツグミが
目の前に降りたものの、カメラを向けた瞬間にはるか彼方に飛び去って終了…

  
探索範囲を広げると、コマツナの花(左)が咲いていてビックリしたりもしました。
なにげなくのぞきこんだ水路の中では、なんとチョロチョロしているヒクイナ(右)を発見!

  
おおっと思いましたが、彼はなかなかいい場所に出てはくれず、辛うじて顔の見れる
ショット(左)が数枚だけでしたが、なにに驚いたのか、羽を上げた瞬間(右)が撮れたのは
嬉しい限り。この数秒後には藪の中に潜っちゃたので諦めて、
思い切ってグンと大きく移動して別の場所に挑戦しに行くことにしたのでした。


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