八重山ヤケ旅@〜予想外のご到着〜 10.10/23
  
<2>西表島各地 続き  

  
さて、お次にやってきた農耕地では、いきなりユウレイセセリ(左)が御登場。
ベニモンアゲハ(右)もふわふわと飛んでいたりします。

  
八重山ではどこでも多いスジグロカバマダラ(左)も元気に飛んでいました。
ちょっとビックリしたのが、えらく斑紋の薄いヤマトシジミ(右)。
翅表も白っぽく、飛んでるのを見たときには大珍品に違いないと思って
全力疾走で追いかけてしまいましたが…こっちの地域ならではですか?

  
なんだか独特の模様のツチバチ類(左)も登場しましたが、風が強くて…
愛を語らっているヒメシルビアシジミ(右)にも逢えましたが、
狙っていた某トンボはこちらも大惨敗。まぁ、こんな天気だしね(-_-;

  
少し移動した場所では、いきなり目の前で産卵中のタイワンキチョウ(左)を発見。
これがえらくしつこくまとわり着くように飛び回っているので、よくみると
葉上にはあちこちに卵(右)がベタベタついていました。これ、ちょっと多すぎない?
#ミナミキチョウだとのご指摘をいただきました。う〜ん難しいもんだ(^^;

  
さてさて、この場所は春先にタイワンキマダラを狙って惨敗した場所。
もしかして、と思いつつ歩くと、あちこちで少し高い場所をフワフワ飛んでいる姿は
見れれどもなかなか撮れず。む〜、どこかいい場所ないかなぁ。
そう思っていると、少し小高くなっている空間を発見。
もしかして?と重いながらよじ登ってみると、そこはタイワンキマダラが
5〜6匹乱れ飛ぶ素晴らしい空間になっていたのでした♪

  
相も変わらず敏感でアップ撮影は難儀しましたが、粘るほどにこんな
ショットも無事撮影成功。ってか、春と違って網屋さんがいないのが勝因か?
とりあえずのささやかなリベンジ成功に少し気をよくしてみたり。

  
あたりでは、ツマムラサキマダラ(左)も賑やかに飛んでいましたし、
テリハボクのご立派な実(右)もみつけたり、なんかよさげな展開だと思っていたら
さらに少し移動したあたりから傘が重くなるほどの大豪雨(ToT)

  
悔し紛れにあちこちずぶ濡れになりながら歩いてみると、シュクシャの花(左)は
いい感じに大満開。むむぅ、これじゃぁ晴れてさえいればあの蝶にも逢えたのかも〜。
などと肩を落としながらなにげなく横をみた私はその場で目がテン。
大豪雨の中で雨宿りをしていたのは、なんと憧れのシロウラナミシジミ(右)なのでした♪

  
これが妙に敏感で、えらく四苦八苦しましたが、なんとか追いかけて
全身ずぶ濡れになりつつ、かわいらしいあたりを数枚撮影成功♪
先ほどのタイワンキマダラに続いてのリベンジ成功に、喜びの舞を天に奉納♪

  
少し雨が収まってくると、センダングサに吸蜜に飛来する個体(左)も登場。
あたりにはリュウキュウアサギマダラ(右)もフワフワ飛んでいます。

  
なぜか、のんびりご休憩中のクロアゲハ(左)にも逢えました。
周辺の草地を歩き回ると、今回もテツイロビロードセセリ幼虫(右)を発見。

  
草地の中では、ヒメトンボ(左)も賑やかに飛んでいましたし、
リュウキュウヒメジャノメ(右)も登場したり、なかなかイイ出逢いが連続します。 

  
しかし、いい感じに咲いてるオオムラサキシキブ(左)なんぞ撮っているうちに
ふたたびバケツがひっくりかえったような大豪雨(ToT)
さすがにタマらず、近くの納屋の軒下に逃げ込んで、ずぶ濡れの全身を
タオルで拭いたりしていると、視線の端になんか怪しい影。
なんと、私と同じ軒先で雨宿りしていらっしゃったのは、
珍品テツイロビロードセセリ(右)だったのでした。いやはや、奇遇ですなぁ!
もっとも感激して1枚シャッターを切ったら、すんごいイキオイで遁走されましたが(^^; 

  
さて、小雨になったので再度歩き始めると、
なんともイカツい雰囲気の、シャチホコガ類の幼虫を何匹か発見。
分布域からみるとナントシャチホコって種類になるんですかね?

  
マサキウラナミジャノメ(左)もフワフワと飛んでいたりしました。
そしてほどなく、シロウラナミシジミ(右)も再びご登場♪

  
もっと驚いたのは、いきなり目の前のセンダングサで吸蜜をはじめた
テツイロビロードセセリ。うぉ、こんな堂々と目の前でなんて夢みたいじゃわい♪
春先に産卵に来る♀と勝負していたトキの歯がゆさが嘘みたいですゼ(^-^)

  
調子に乗ってさらに探索範囲を広げると、再びシロウラナミシジミ(左)が
何匹も御登場。この時期はかなり多くなるみたいですね。
おかげで、シュクシャの花芽での産卵(右)までご披露いただけちゃいました。

  
草むらの中では、オキナワアズチグモに捕らえられたツマムラサキマダラ(左)
なんてものを発見。いや、そのサイズのにつかまっていいのかキミ?
テツイロビロードセセリ(右)も再び御登場いただいたり、なかなか濃密な感じです♪


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