謎のGWオフ会F〜現実への帰還〜 10.5/5

この日は、長かったGW八重山旅も最終日。
さすがに体力の残高メーター、および睡眠不足の赤ランプは限界越えでしたが(笑)、
なんといっても今日がラストチャンス。
GWなんて今後あまり来ないでしょうし、これは気合を入れればならんなぁ!
ということで、朝も暗いうちからおきて朝駆け編からスタートしてみたり。
すると、予想外にもきっちりと成果をたたき出すことが出来たり、
その後の挑戦も、わりとギリギリまで攻めまくって
残りの課題もなんとかクリアできちまって、最後まで楽しめたまくったのですが
最後まで限界超して遊ぶとどうなるかを思い知った一日でもありました(笑

<1>石垣島各所

  
というわけで、気合を入れて夜明け前の真っ暗なうちから起きだして単独特攻。
さすがに睡眠不足でフラフラしつつ運転していると、道中では
大層ご立派なサイズのサキシママダラに遭遇しました。のんびりしてんなぁ。

  
まだ真っ暗な草地を歩くと、朝露をつけたまま睡眠中のアオタテハモドキ(左)を発見。
オキナワカラスウリ?(右)もまだ幽玄な感じの花をつけていました。
さて、実はやってきたのは昨日見つけたバナナ園。
まだ暗いけど、と思いつつちょっと歩くと、いきなり耳元で「ブンッ!」とものすごい羽音。
薄明かりの中、巨大な物体が目の前を横切るのが見えます。
これだ!間違いない!
しかし、夜もだんだん明けてくると、あちこちでブンブン飛んでいる姿は
見えども、高速飛翔するばかり。ちょっと私のデジカメでは勝負になりそうにないなぁ…

  
と思っていたら、1匹がふわっとバナナの枯れ葉にまとわりつくように飛び始めました。
じっくり見ると、やはり間違いありません。憧れのバナナセセリです。
ちょっと距離はあるけど、とりあえずバシバシと必死で連射して
なんとか数枚だけでしたが、証拠写真をGETすることにも成功♪
いやはや、寝不足をおして早起きしてきた甲斐があったというものです(>_<)!

  
そうこうするうちに、バナナセセリ(左)は巣のようになっている場所にとまったので
産卵でもするのか、と期待しましたが、次の瞬間プイとどこかに高速で消えやがりました。
驚いたのは、日が昇り始めると同時に、あちこちで飛んでいた個体が
すべて消えたんです。んで、探しても叩いても出てこない。難儀なやっちゃなぁ。
諦めての帰路、小さな沢沿いでは、ベニイカリモンガ(右)にも逢えました。

  
道中で、昨日もお会いしたカミキリ屋さんにお逢いして、
昨晩外灯で拾ったというタイワンカブトを撮影させていただいちゃいました。多謝♪

  
さて、一寸野虫さんと合流してうろつきはじめると、ウスキシロチョウ(左)がご登場。
朝っぱらから全開で鳴いているイワサキクサゼミ(右)にも逢えました。

  
うろうろすると、予想外にもアサヒナキマダラセセリも登場しました。
後で聞くと今年は当たり年だったらしんですが、出会いが多いですねぇ。

  
ヤエヤマウラナミジャノメにも逢えましたが、空模様がいい塩梅だったのか、
これがパカパカと開翅してくれるので喜び勇んでバシバシと撮影。

  
キミスジ(左)も姿を現しましたし、ここで会えるとは予想していなかった
オジロシジミ(右)も登場してくれて、さらに興奮度が増してきます。

  
オキナワツユムシ(左)もぼんやりとたたずんでいました。
草地の中をしつこくうろつくと、ユウレイセセリ(右)も姿を現します。

  
未熟でいい感じの色合いのベニトンボ(左)もあたりをブンブン飛んでました。
面白かったのは、草地の真ん中であったシジミチョウ(右)。現地では場所的に
アマミウラナミシジミと思って疑いませんでしたが、じっくり見るとラインが少ないんです。
すると、これはボロボロのルリウラナミシジミってことでいいんでしょうか?

  
いい感じに色づいたコフキショウジョウトンボ(左)もにぎやかに飛んでいました。
こちらもいい色合いのホソミシオカラトンボ(右)も何匹も飛び交っています。

  
歩いていくと、さらに別のオジロシジミ(左)も発見。これは♂かな?
アサヒナキマダラセセリも再度登場したので、まずは正面顔(右)を1枚パチリ。

  
んで、その個体をよくよくみると、どうも色合いが違う。これは♀じゃん!
ということで、嬉しいことに今回の旅で♂♀両方とも撮影することに成功したのでした☆

  
池に浮かぶホテイアオイの上では、ホソミシオカラトンボのカップルが
連結(左)→交尾(右)までご披露してくれました。こいつはサービスがいいですね。

  
同じく葉上で目立ったのは、オキナワイナゴモドキ(左)。
集団で花を食べている(右)シーンにも出会いましたが、ちょっと攻めすぎじゃないかそれは?

  
続いて一寸野虫さんが、ちょっとパターンの違うヒメイチモンジセセリを発見。
あ、たしかにこのパターンだと、イチモンジセセリの小型って名前は理解できる気がしますね。


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