謎のGWオフ会E〜最終徹底挑戦〜 10.5/4
  
<2> 続き  

  
さて、さらに草地を歩くと、モンシロチョウ(左)もご登場。
花粉で化粧したシロオビアゲハ(右)も姿を見せてくれたりします。

  
そして!驚いたことにリュウキュウムラサキも登場したのですが、
こいつがひたすらノンストップで飛びまくってまったく落ち着きがないんです。とほほ。
でも、しょうがないので置きピンで数十枚乱射してみたら、なんとか
見れんことないレベルの飛翔写真が2枚だけ撮れました♪

  
やがて粘ると、リュウキュウムラサキ君はようやく葉上に静止してくれたの
ですが、裏面だと地味だよなぁ。翅を開け〜、と念を送るも
この時はもうド真夏の光線だったのでそいつはかなわず、残念無念。

  
さて、さらに場所を変えて林道を歩くと、ネッタイアカセセリ(左)がご登場。
そのあたりにはイトバショウが何株もあったので、冗談でバナナセセリの巣でもないかと
見上げたときのことです。ふと、なんか不思議な物体(右)が目に飛び込んできました。
丸っこい体。紺色のキラメキ。こ、これはルリゴキブリじゃないか!

  
突然取り乱して叫び始めたので一寸野虫さんは大層驚かれたようですが(笑)、
私はそれどころではなく、とりあえずバシバシと無我夢中でシャッターを乱射。
しかも、そっと葉を引き寄せると、ドアップでの撮影にも成功したのでした。
しかし、ゴキブリのイメージを一新するかわいらしさときれいさだよねぇ。
前々から憧れのゴキブリだっただけに、この予想外の出会いはマジ感涙でした☆

  
ようやく一息ついて周辺を見渡すと、アサヒナキマダラセセリもご登場。
のんびりとセンダングサで吸蜜してくれて、こちらもバシバシ撮れたのでした♪

  
お次に一人で少し離れた沢沿いを歩くと、リュウキュウヒメジャノメ(左)がご登場。
たまにゃ撮ってやるかとカメラを向けると、サービス良く開翅(左)も披露してくれました。

  
沢沿いでは、交尾中のコナカハグロトンボ(左)もご登場。
少し薄暗い場所では、マサキルリモントンボ(右)も姿を現します。

  
さて、この場所の狙いはというと大珍品イシガキスミレ。
しかし、ようやくポイントにたどり着くと、あるのは葉(左)ばかりで花がないんです!
あわてて探すと散ったあとの花跡(右)はみつかったんですが…
てなわけで、八重山珍スミレを2種まとめてGET作戦はあえなく失敗に終わったのでした。

  
がっくりしつつ戻ろうとすると、ヤエヤマクチキコオロギ幼虫(左)が登場。
車まで戻ると、一寸野虫さんにクロホシセセリ(右)も見つけていただきました。

その後、一寸野虫さんの運転でさらに別の場所へ移動していく途中、
何箇所かバナナ畑があったので、その都度夢多き私はじっ〜〜と凝視しちゃったりして(笑
「いやいや、こんな走ってる車ん中からニラんだってわかるわきゃないんですから
バカなハナシですよねぇ、あはは。……って、あれ?ちょっと少し戻ってもらっていいですか?」
などと、コントのようなセリフを発しつつ、車をバックしていただくと…

  
あ、ホンマにあった!
バナナセセリの巣です。こいつは見つけた自分もビックリでした(笑
それも、中に入ってみると、ここは結構いい規模のバナナ畑で、
巣の数もそこそこ。これは期待できるんじゃないかい?

  
なんかすっごく大きな巣(左)があって、これはもしかしてと思ったので
そっとあけてみると、やっぱり蛹(右)が中で鎮座していらっしゃいました。
これは夜行性の本種のこと、夜来たらブンブン飛んでんジャン?などと夢想したり。

  
ほかの巣をそっとあけると、大きな終齢幼虫(左)がご登場。白粉がすごいんですねぇ。
先ほどの蛹とあわせて(右)もバシバシ撮影したみたりして、大満足。
きっとどこかに成虫が隠れているはずと粘りますが、そこまでのラッキーは到来せず。

  
お次に来た小さな沢では、期待通りトゲオトンボもご登場!
うれしくて小躍りしましたが、薄暗い場所で撮影の方はかなり難儀しました(^^;

  
案外愛想のいい個体もいたので、大量にバシバシと撮影。
こいつらも季節限定ものだけに、なかなか出会うチャンスがないんですよね。
いつかは日本中の8種全部見てみたいものです♪

  
さらに、クロイワカワトンボもご登場。
相も変わらず落ち着きのないトンボでしたが、こちらもバシバシと撮りまくりました♪

  
ここでもマサキルリモントンボ(左)を発見。近くでお会いした子供サン連れのカミキリ屋さん
には、今回の一番の成果というカタモンビロウドカミキリ(右)を撮影させてもらいました♪

  
その後、一度街中まで戻ると、必死で求愛中のヤマトシジミ(左)に遭遇。
近くにはオキナワコアオハナムグリ(右)も隠れていました。

  
一寸野虫さんが機材の整備でしばらく宿に戻るというので、厚かましく単身
車を借りて、挑戦し損ねていたヤゴ方面に突撃することに。
タモ網担いで狙いの沢沿いを歩くと、嬉しいことにチビカワトンボ♂が
ふわふわと何匹か登場してくれました。爆裂に暗くて難儀しましたが。

  
さて、気合を入れて網を振り回しますが、ヤゴはなかなか網に入らず、
ようやく捕れたのはヒメホソサナエが数匹だけ。
ちなみに、現地ではワタナベオジロサナエと思い込んでいましたが、
あとで気づいてビックリ仰天。思い込みって怖いですねぇ(笑

  
あとは、クロイワカワトンボ(左)やら、オニヤンマ(右)やらが捕れただけ。
一度だけ、サキシマヤンマらしき弱齢幼虫が登場しましたが、
網から容器に入れるときに落としちまってそれっきりでした(ToT)
その後も粘るも成果なく、すごすごと退散。八重山特産種のヤゴって難しいんですねぇ…


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