アカネ修行@〜丹後学習編〜 09.10/11
この日は、前夜の続きで但馬〜丹後あたりうろうろ編。
いまだに一度もヒットしたことのない飛来アカネに再挑戦というのを
主眼にしつつ、主な理由は前日のノラ作業で体力使って
ヘバッたまま寝ちゃったからなのはヒミツ(笑
朝っぱらからの予想外のトラブルに泣き笑いしつつ、
例年通りにいつものあたりをうろついて
やっぱ今年も期待薄だよなぁ、だったのですが、
最後になって、予想外の成果に狂喜乱舞。
なんとも修行のしがいのある一日となったのでした☆
<1>豊岡盆地周辺 |
というわけで、まずは朝っぱらから、ノビタキ(左)の舞うような草原で
目覚めたわけですが、少し周辺を散策してから、さてスタ〜ト!と思うと、
いきなりエンジンの反応ナシ。おいおい、ちょいと待て。
バッテリー上がりみたいですが特に思い当たる節もなく、しょうがなく
JAFを呼ぶと、バッテリーがいかれているとのこと。
その場でお高いバッテリーに交換していただき(ToT)、改めてスタート
ですが、初手からなんかケチついたなぁ…
そんなこと思いつつ、最初に狙っていた川辺に移動すると、
いきなりどうしようもないほどの濃霧がわきあがってきて、あたり一面真っ白け。
こりゃどうしようもねぇなぁ、と思いつつウロウロすると、遠くで餌とってる
コウノトリ(右)なんか見れましたが、この距離で霞むモンなぁ…
あたりの湿地をうろつくと、かわいらしいサクラタデ(左)に続いて、この日も
素晴らしく立派なミズマツバ(右)を発見。これ、一応花盛り状態かな?
まだまだ花盛りナ感じのミズアオイ(左)もありました。タコノアシ(右)は
すっかり未イなっている状態。今から色づいてユデダコになるのかな?
しかし、その後しばらく待てども状況は変わらず、諦めて丹後方面に移動することに。
移動中に立ち寄ったコンビにでは、窓にいきなりスカシカギバ(左)を発見。
久しぶりの出会いにチョイと感激しました。大破してたのが残念でしたが…
近くには、オビガ(右)もいたり、真昼間なのに結構楽しめそう☆
などと思っていると、続いてクロミスジシロエダシャク(左)やら、
アカウラカギバ(右)も登場して嬉しくなります。
この頃には、ようやく空も秋晴れになり、ルンルンしながら移動することに♪
<2>丹後地方周辺 |
さ〜てやってきたのは、毎年訪れる丹後地方の水田地帯。
大満開のアキノノゲシ(左)なんぞ見つつウロウロしますが、やはり今回も
無数のアキアカネ(右)が飛交うばかり。そうなんだよなぁ。
ズミでしょうか?面白い実のなっている樹(左)もありました。
ミドリヒョウモン(右)なんぞも登場しますが、こちらは全く近寄れず。
ものすごい数のアキアカネを見ていると、ふいにこんな個体が目につきました。
分かりにくくて恐縮ですが、翅端に少しだけ黒い斑紋があるんです!
多分、アキアカネとなにかの雑種なんでしょうね〜。
正体は捕獲してしかるべきところに送らなきゃわからんよなぁ、と
思いつつ、数枚だけ撮ったら天空高く逃げられてしまいました。
その後、なんかいきなり天気が崩れて分厚い雲が空を覆ってきたので、
アカトンボは一気に活動しなくなったので、気の向くままいつもの場所に…
というわけで、こちらも毎年立ち寄る海岸。でも、今年は季節の推移は
思った以上に早いようで、ハマベノギク(左)はほとんどが実になっています。
ウロウロ探すと、辛うじて咲き残っている株(右)もありましたが。
ウンラン(左)もご同様で、ほとんどがすっかり花の終わった状態。
花の残った株(右)は、小さなヒネモノばかりでした。
さてさて、ここに来たからにはこいつも探さなくてはいけません。
ということで、お約束のハマスズ(左)やら、ヤマトマダラバッタ(右)やらもバシバシ撮影。
アツバスミレは、実の残った株(左)がいくつか目について、あれ?っと
思っていたら、狂い咲きの株(右)も発見して、ちょっと嬉しくなってみたり☆
さらにうろつくと、ハマニガナ(左)やら、ネコノシタ(右)やらにもまだ咲き残って
いる株がありました。どちらも辛うじて風味でしたけど。
意外だったのはトウテイラン。ほとんどが実(左)になっていて、
咲き残っている株(右)は極々僅かでした。もっと息が長いと思ってたけどなぁ。
そうこうするうちに、天気が回復したので、また別の水田地帯に。
すると、まだ婚姻色っぽいのがのこっているトノサマガエル(左)に遭遇。
うろうろすると、あちこちにオオジシバリ(右)なんかも咲き戻しています。
お見事だったのは、かなり大満開だったミゾソバ(左)。
眺めていると、フワフワとナミアゲハ(右)が吸密に来たりしました。