地元学独自受講〜鯢探求+α〜 09.3/20

<2>たつの市周辺 続き

  
うろうろすると、テングチョウ(左)が何度も出現。撮り損ねたけどヒオドシチョウもいました。
オオイヌノフグリで吸蜜中のルリシジミ(右)なんてのも、なんともいい雰囲気。

  
山すそには、ヤマネコノメソウ(左)はやたらあれども、他にはなかなか面白いものは
見つからず。ただ、結構離れた場所でも、ミノコバイモ(右)を1株発見。

  
アチコチにイヌナズナ(左)が咲いていたり、小さな林の中では、
ピンク色も鮮やかなオドリコソウ(右)があったりもしますが、もう1つの狙いの
某花は全く姿を表さず。一体どこにあるというのだろうかしらん。

  
水田に早くもいい雰囲気で咲いていたレンゲソウ(左)なんぞ見ていると、ふいに
ムラサキシジミ(右)も登場。大満開で嬉しいネェ♪
そんなあたりで今回の挑戦は終了、ということでお次の場所へ移動することに。

<3>明石市周辺

  
んで、お次の目的地への移動最中に、ふと思いついたので某所に立ち寄ると、
すでに満開のコブシ(左)がなんともいい感じ。んで、うろうろしていると、ミズタネツケバナ(右)
も茂る、なんともいい雰囲気の湿地を発見。いそいそとのぞきこんでみると…

  
あった!
予想外に簡単に発見。カスミサンショウウオの卵塊です。それもものすごい数♪

  
10以上の卵塊(左)の集まっている場所もありました。驚いたのは、うまく撮れなかった
んですが、角度によっては青く幻想的に光る(右)んですねぇ。メチャきれい!

  
んで、卵塊のあるあたりをつつきまわしていたら、成体も出現!
これは♂なのかな?嬉しくて身震いしつつ、バシバシと撮影しまくりました。

  
水上にもちあげて撮影してみると、いやはやなんともかわいらしい雰囲気ですね♪
とりあえず、サブテーマの「鯢探求」第一陣が成功して嬉しい限り☆
とりあえず今回の学習の結果、こいつらは山すその一時的な水たまり風の場所が好きらしい
ということがわかったので、地元の町内でも探してみようと思います。

  
周辺には、大満開のトサミズキ(左)もあって、なかなかお見事でした。
こういう場所ではお約束な、オオバヤシャブシ(右)もあって、景色は黄色く彩られています。

  
林床には、ニオイタチツボスミレ(左)も確認。ムラサキサギゴケ(右)も
一面に咲いている場所があったり、やっぱり早春は出会いが多くて面白いナァ♪

  
お次に来たのは某河川。とある珍鳥狙いでしたが、こちらは完全に空振りで、
イカルチドリが何度も現れるばかり。後で聞くと今年は飛来してなかったそうで。

  
それでは、ということで近くの公園に転戦して、いつぞやのオジロビタキを、
などとたくらみましたが、こちらも現地に付いてみると声が全くせず抜けた様子。ありゃりゃ。
愛想のよいシロハラ(左)やら、セグロセキレイ(右)やらがいたのがせめてもの救いかな。

  
一番愛想がよかったのは、至近距離でのんびり動き回ってくれたメジロ君たち。
そうか、もう話題の鳥たちが飛び去っていく季節になったんだなぁ、
などとちょいと寂しい思いにかられたりもしましたが、そうこうするうちにタイムアップ。
とりあえず所用方面へ大急ぎでむかうことになったのでした。

<4>阪神間某所

  
しかし、意外に所用がさっくりと終わってしまったので夕刻に少し時間が空いた…
ということで思いついたのは阪神間の某山。ここなら「鯢探求」のリベンジができるかも。
というわけで、日も沈んで相当薄暗い中でしたが、うろうろすると見事なキブシ(左)に
思わず見惚れてしまったり。んで、沢に入ると、水たまりで越冬中?のウシガエル(右)を発見。
って、こんな場所で越冬するの?てか、どこから来たんだい、こんな場所まで。

さて、ここで面白そうな沢があったので、とりあえず下流側に網を置いて、
石をひっくり返していくという朝と同じ戦法で挑戦してみることに。
そうはいっても早々捕れるわきゃないんだけどね、などと一人笑っていると…


え"っ!?
初手から網の中にはいっていたのは……ヒダサンショウウオじゃないですか!
まさかここまでうまくいくとは思ってなかったので、心底仰天。心臓バクバク。

  
半ばパニックになりつつ、メチャ薄暗い中で四苦八苦しつつなんとか撮影にも成功♪
いやぁ、薄紫色の体に黄土色の斑がなんともセクシーじゃないですか!
というわけで、この後も調子にのって、真っ暗になるまで沢の中で奮闘しましたが、
結局その後は追加は1匹も捕れず、卵も見つかりませんでした。
いや、でもいいんです。1匹でも見れましたから!神様、ありがとうございました!

というわけで、地元学から始まって、成果多数の日でした。
サブテーマの「鯢探求」は、当然スッ空ぶりになるとしか思わなかったのに、
いきなり2種GETの素晴らしい〆括りとなったんですもの。
まぁ、ヒダの方は、若干粘り勝ちな気もしますが(笑
次は、2種類とも地元町内で見つけてやるぞ!などと早くも意気込みつつ、
こうなったら、近畿産のサンショウウオ類くらいは制覇したいよなぁと
早くもヨコシマな計画をたてつつある今日この頃。
となるとハコネ、アベ、ブチ、オオダイガハラ、ってとこですか(←遠い目)。
今年中ではムリでも数年以内に達成したい目標だなぁ。
それと、やはり今回一番痛感したのは、地元周辺の底力はスゴイ!
特に、ミノコバイモの大群落は本当に圧巻でした。
地元学はチャンスがある度に、追求しなきゃいけないテーマですね。頑張るぞ♪


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